Vol.559-4/5に続けてご覧ください。
<探訪史跡-3:岡の御堂古墳>
岡の御堂古墳は1976(昭和51)年、滝宮小学校の移転と運動場拡張にともなう発掘調査により、3基の古墳が発見され、1号墳は直径約13m・高さ2m余りの円墳で、5世紀後半~末頃に築造されたものとわかった。この古墳の特徴として、埋葬施設は河原石と板石を使った特異な箱式石棺で、大きさは長さ2.5m、幅0.5m、高さ0.4m。中からは鉄刀・鉄剣・刀子(とうす)が、周辺からは高さ約45㎝の横矧板鋲留(よこはぎいたびょうどめ)式短甲(たんこう)や25本以上の鉄鏃(てつぞく)も発掘された。とくに短甲は、畿内政権から配られたもので、被葬者は中央との深い関わりをもった人物と考えられている。
▼岡の御堂古墳に着いた、岡の御堂古墳-1
▼墳頂へ-1
▼墳頂へ-2
▼岡の御堂古墳-2:墳頂、石棺
▼墳頂から見る滝宮小学校
▼墳頂から見る南方向-大高見峰・猫山・城山、墳頂から見る西方向
▼墳頂から見る西南方向-堤山、墳頂から見る北方向-城山・府中湖・五色台
▼墳頂から見ることでん琴平線の電車、石棺と滝宮小学校
<歩きメモ>
▼滝宮小の西側の小道から下りる-1
▼滝宮小の西側の小道から下りる-2、新規住宅街を抜ける
▼滝宮天満宮へ向かう-1
▼右側の丘に滝宮小学校、滝宮天満宮へ向かう-2
▼滝宮天満宮へ向かう-3、県道282号線交点を左折
▼県道282号線を西進、滝宮天満宮に着いた
▼滝宮天満宮-1
天満宮の祭神である菅原道真は886年(仁和2年)から890年(寛平2年)の間、讃岐守として讃岐国に赴任している。当天満宮が鎮座している場所は、かつて讃岐国国司の官舎(有岡屋形)が存在した場所といわれている。毎年8月25日に行われる滝宮の念仏踊は、重要無形民俗文化財に指定されている。
また、香川県で最も有名な学問の神様として多くの参拝者を集める。
▼滝宮天満宮-2
▼滝宮天満宮-3
▼滝宮天満宮-4、ことでん滝宮駅へ向かう-1
▼ことでん滝宮駅へ向かう-2、県道282号線を東進-1
▼県道282号線を東進-2
▼県道282号線を左折、ことでん滝宮駅が見えてきた
▼ことでん滝宮駅に着いた、滝宮駅の改札口
当駅の駅舎は、1926年(大正15年)にことでんの前身・琴平電鉄が栗林公園-当駅間で開業した当時より使用され続けているもので、近代化産業遺産に認定されている。設計にあたっては関西の大手私鉄の駅が参考にされており、現在まで大きな改築はされていないが塗装は他の駅と同様のパステル調に塗られている。
▼滝宮駅の1番ホーム、ことでん滝宮駅から帰宅の途に就いた
▶▶▶▶▶▶ 今報了◀◀◀◀◀◀












































