新居宮池の動静
夕陽を浴びる宮池。
沁みる言葉
宗園05話-自灯明、法灯明
お釈迦様が残された例え話に、次のようなものがあります。
洞窟の中が暗いので、箒(ほうき)を持ち込んで一生懸命に振り回し、暗闇を追い出そうとした人がいました。しかし、一向に消え失せることは無かったのですが、別の人がこの暗い洞窟に入って、灯明をひとつ掲げただけで、さっきまでの暗闇が嘘のように、何一つ不自由のない明るい生活に変わったといいます。
人生もまた同じで、人生の暗闇の中に入り込んでしまうと、次々と悩みや迷いが生じて、いくらもがいても暗い考えばかりが浮かんできて、そこから脱け出すことが出来なくなります。ところが、その暗闇にひとつの光を灯すことが出来れば、人生は明るく変わっていくのです。人間は、自らのうちにその光をもっているので、自らがその大灯明になれるのです。自分自身が明るい大灯明になれることに気づけば、意外と簡単に、この暗い世の中を明るく生きていくことが出来るから不思議です。
自らを光とし 自らをよりどころとせよ
法を光とし 法よりどころとせよ
「自灯明、法灯明」ともいわれるお釈迦様の言葉です。
本来人間は、こころのうちに光を持っています。その光るべき自分のこころが曇っているのは、さまざまな煩悩や迷いにとらわれているからです。自分を信じ、自分のこころのなかにある情熱を完全燃焼させること。それが、「自らを光とし 自らをよりどころとする」生き方につながります。
Walking & Potteringの風景
おおのはら萩の湯と平塚古墳、平塚古墳(観音寺市大野原町大野原)。
大野原中央公園、角塚古墳(観音寺市大野原町大野原)。
JA大野原支店、大野原八幡神社(観音寺市大野原町大野原)。
椀貸塚(観音寺市大野原町大野原)。
岩倉塚(観音寺市大野原町大野原)。
赤岡山古墳(観音寺市大野原町中姫)。
<Flower arrangement>
頭上に広がる空間、空(そら)
A seasonal flower
◇小生の庭に咲く紫陽花
世界で広く親しまれている日本産の落葉低木で、梅雨どきに咲く代表的な花木で、丈夫で育て易い。
乾燥しないように気をつければ鉢植えでも庭植えでも容易に栽培することができる。
◇ウォーキングコースに咲いていたヤマアジサイ
本州の福島県以南の太平洋側、四国、九州に自生。近似した種が中国にある。
◇史跡巡りの山中で出会った蛇苺(へびいちご)
イチゴの一種で湿気の多い、ヘビの出そうなところに生え、ヘビが食べるようなイチゴ、とたとえられたことから「蛇イチゴ」の名になった。毒はないが、甘みは無く表面はつぶつぶで茎は地面を這う。葉っぱはギザギザで、春から夏にかけて、黄色い花が咲く。
◇ウォーキングコースの新池の岸に咲いていた柳花笠(やなぎはながさ)
南アメリカが原産で、日本(北海道から九州)にも帰化している。日本には園芸植物として導入されたが、野生化して空き地や道端などに生える。強健な直立して開いた株立ちになり、茎には剛毛が多い。粗く分枝した枝には、長楕円形から皮針形の、最大で13cmの葉が数枚つく。
高盆状の青紫色の直径6mmの花が、円錐に似た幅5cmほどの集散花序についている。
◇史跡巡りの途中の公園で出会ったコンボルブルス・サバティウス
常緑の半耐寒性多年草で、4月から6月に花径2cmくらいの青い花を咲かせる。
茎は這うように横に長く伸び、マット状に茂る。別名はブルーカーペットである。
<akijiiの塗絵-(103)>
写仏-23.鑑真和上坐像(がんじんわじょうざぞう)
失明したのは 実は晩年? 仏教の戒律を 日本に伝えた導師
唐招堤寺(とうしょうだいじ)(奈良県)-1951年・国宝指定
引き続き、Vol.545-2/5をご覧ください。