Vol.490-1/3 懐石料理と会席料理 。<JR沿線を歩く-38:木太町駅~栗林駅> | akijii(あきジイ)Walking & Potteringフォト日記

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「凡に中なる、これ非凡なり」(論語)、「何事も自分に始まり、自分に終わる。自分を救う道は自分以外ない」(夏目漱石の言葉)を座右の銘に、我流(感性だけ)の写真を添えて日記を綴る。

 

新居宮池の動静

秋が近いと想わせる宮池の雰囲気。

 

 

そうだったんだ…

懐石料理と会席料理

 

料理屋や旅館などで「懐石料理」「会席料理」の両方が使われている。

どちらも「かいせき」だが、どう違うのかご存じだろうか?

 

実は、料理屋や旅館などで出されているのは、ほとんどが「会席」。会席は、江戸時代の文化文政の頃、酒宴向きの料理を出す店が出現し、その献立の見本を懐石に求めたのが始まり。

献立は、①前菜、②吸い物、③お造り、④煮物、⑤焼物、⑥止め椀(精進仕立ての椀)、⑦止め肴(精進仕立ての肴)、⑧飯、⑨汁(味噌汁)、⑩香の物となる。考え方の土台に酒があって、どうしたら酒をおいしく飲むことができるかを考えて作られた料理なのだ。

そのため、飯と汁は最後となっている。

 

一方、懐石はもともと茶会を催す亭主の手作り料理。お茶事(さじ)目的は濃茶(こいちゃ)をおいしくいただくことで、その前に腹ごしらえをしておくために出される料理が懐石だ。

懐石の献立は①向付(むこうづけ)、飯、汁(味噌汁)、②煮物椀(椀盛)、③焼き物、④預け鉢、⑤箸洗い、⑥八寸、⑦強肴(しいざかな)、⑧湯桶(ゆとう)、香の物。

飯と汁が始めに出されるのが特徴といえる。

 

お茶席で出される料理「懐石」と、酒を楽しむための料理「会席」。

同じ読みでも意味の違うふたつの料理は、結局のところ飯と汁の出される順番に違いがあったのだ。

 

 

Walking & Potteringの風景

極楽寺-全景、大門(さぬき市長尾東)

 

長尾衝上断層、池内城跡(さぬき市長尾名)

 

和爾賀波神社-二の鳥居、随神門(三木町大字井戸)

 

 

 

Flower arrangement

 

 

頭上に広がる空間、空(そら)

 

 

A seasonal flower 

ウォキングコスにいていたヤナギバルイラソウ

開花期は410月、一日花で紫色の花弁が印象的である。

暖かい所を好み、雑草のように繁殖力も強く、道端や水際のあちらこちらに見られる。

 

 

ウォキングコスにいていた初雪草(はつゆきそう)

北アメリカ原産で花は目立たないが、葉っぱのふちの部分が白っぽくなってまるで雪がかぶったようになる。

それが名前の由来となったらしい。

 

ウォキングコスにいていた花虎(はなとらのお)

開花時期は8月上旬~9月末頃で、北アメリカのバージニア州が原産地である。

大正時代に渡来したピンクのちょっと変わった花で、開花直前のつぶつぶがいい。

 

 

 

akijiiの塗絵-(48)

今報和暦二十四節気の「湿気-白露 haku roです。

 

引き続き、Vol.490-2/3をご覧ください。