新居宮池の動静
宮池の水上展望台。
つつじが咲き始めた宮池の遊歩道。
沁みる言葉
私たちは危ない存在
依法不依人(えほうふえにん)--- 法に依(よ)りて人に依らず、と読むが、この場合の「法」は教えの意味で、全てはホトケの教えにもとづいて考え、そして行う。それが仏教の作法なのだという。
人にもとづいてはいけない、というのは端的に言って、人は間違いを犯し易いからである。
あの人が、という人が重大な法令違反を犯したりする。その意味で私たちは、はなはだ危ない存在なのだ、という他はない。
他人事ではないが、それは兎も角、そういう人を介して、ホトケの教えも伝えられてきた訳で、事はそう簡単ではないというか、依法不依人といっても、なかなか微妙なのだ。
無論、これは何も仏教だけの話ではなく、世の様々な人間関係の中に潜む、微妙な事柄でもある。
学問上の師弟関係も、ビジネスの世界も、間違い易い人と人を介して、大切なことが伝えられていく--- 。
人は間違いを犯し易いのだという一点を、導く者も導かれる者も肝に銘ずれば、その関係はさわやかで豊かなものになるだろう。
それが、依法不依人の真意なのであろう。
Walking & Potteringの風景
金倉川沿い(琴平町琴平)。
金倉川の可動堰(琴平町琴平)。
<Flower arrangement>
頭上に広がる空間、空(そら)
A seasonal flower
◇小生の庭に咲いているアジュガ
開花時期は4月上旬~5月初旬頃で、小さい青紫色の花が階層になって咲く。
別名は「西洋十二単(せいようじゅうにひとえ)」である。
◇小生の庭の隅に咲いている蔦葉海蘭(つたばうんらん)
地中海沿岸地方が原産で、春から夏にかけて、いろんなところでよく見かける。
花は小さく葉っぱは手のひらを広げたような形で特徴的である。
つるでどんどん伸び、別名は「海蘭葛(うんらんかずら)」「蔦唐草(つたからくさ)」である。
◇ウォーキングコースに咲いているカラー(海芋かいう)
南アフリカ原産で日本には江戸末期にオランダから渡来した。
メガホン状のところがワイシャツの襟(Collar)の部分に似ているので「カラー」となった。
また、その形が、修道女の襟(カラー)を連想させるところからつけられた、とも。
花言葉は「乙女のしとやかさ、すばらしい美、夢のように美しい」である。
<akijiiの塗絵-(23)>
今報から京都シリーズです。
今報の塗り絵は「神泉苑(京都)」です。
引き続き、Vol.465-2/3をご覧ください。