Vol.268-2/3に続けてご覧ください。
▼丸亀城へ向かう12
▼県道33号を直進、県道33号沿いの道標(丸亀城0.2km)
今なお美しい姿を見せる丸亀城。たどるルートからそのまま眺められる丸亀城城郭。歩いている道は、そのまま往時の人々が生活していた道である。ひょっとしたら殿様も、武士や町人たちの生活をお城の上から眺めていたかも…。歴史遺跡として見るだけでなく、歴史の中に入ってみるのも「四国のみち」の歩き方の一つであろう。
亀山公園の昔は城域、今は市民の憩いの場所である。
初夏の陽射しの中に競い咲くサルビアがひときわ鮮やか。
扇の勾配の石垣。裾は緩やか、上に行くほど急勾配になって全体のフォルムが曲線を描いている丸亀城の石垣。扇の勾配と呼ばれていて、その美しさは数々残るお城の中でも比類がないほどだ。
▼三の丸の高石垣1
<石垣の美>現地の説明板
一般に見返り坂と呼ばれるこの坂は、新緑の頃は楓の若葉が、秋は紅葉が楽しい。右手頭上に三の丸の高石垣が、美しさと堅固さを誇ってそそり立つ。石垣の上端で垂直に立ち、徐々に緩やかな曲線を描き、遂に土に埋れる優美な姿は、丸亀城壁の美しさである。この石垣の高さは約22メートルあって、本丸まで三段の高さは40メートルに近い。
この城壁に丸亀城の風格を偲ぶことができる。
▼三の丸の高石垣2、三の丸の高石垣と見返り坂
▼丸亀城天守閣(北側)、大手一の門・二の門・天守閣とakijii
--今報了--