Vol.206-1/2に続けてご覧ください。
<ぶらり気まぐれsketchシリーズ>
1-⑭:《鹿浦越ランプロファイヤー岩脈》
鹿浦越岬は瀬戸内海に突き出た岬で、モノトーンの美しいストライプ模様の岸壁、ランプロファイヤー岩脈が有名である。地質学上たいへん珍しく、国の天然記念物にも指定されている。
ランプロファイヤー(lamprophyre)は、全自形粒状の組織を呈する塩基性の火成岩で、煌斑岩(こうはんがん)ともいう。斑岩やひん岩と異なり、斑晶が角閃石や輝石などの有色鉱物である。
アルカリ岩質のものが多いが、非アルカリ岩質のものもある。岩脈として産する。
磯浜の潮位時刻を見計り(干潮の時しか近くまでは行けない)、JR讃岐白鳥駅からマイチャリンコで、県道122号線(津田引田線)を東へ向い、湊川の橋を渡ってスグ左折し、川沿いに海へ向い道なりにしばらく進んで行くと、岬手前の三叉路に指導標示板を左折し、案内板(登山口)まで到着した。
▼鹿浦越岬と指導標示板
▼岬の方向と周辺案内板と登山口
山頂の展望広場は瀬戸内海が一望できる位置であるので、まず登ってみることとする。
▼登山道
▼指導標示板と登山道
▼狼煙場跡への標示板
▼登山道と狼煙場跡&説明板
▼展望所への登山道と展望所
私が訪れた季節は樹木が多く、少しの隙間からの展望となった。
▼丸亀島と女島の方向と三本松町の方向
隣接する潮越海岸は、美しい浜で丸い小石を一面に敷き詰めた磯浜である。
▼遠見展望台の東屋と潮越海岸
展望所から下り、目的のランプロファイヤー岩脈へ向かうこととした。
▼岩脈への下がり道とakijiiの影と岩脈への道
舗装された道を数分歩くと、説明看板がありました。
▼休憩所と岩脈の説明板
岩脈まで海岸線を進みました。
潮位時刻は高松港を観ていたので、少し心配していたが、上手く行ったようである。
▼海岸線1
▼海岸線2
白と黒の斜め縞模様のゴツゴツした岩で、黒い方がランプロファイヤーLamprophyre-煌斑岩(こうはんがん)だそうだ。
▼岩脈1
▼岩脈2
▼岩脈3
▼岩脈4
--今報了--