Vol.189-4/5 働くこと…、「発見」が。<ぶらり気まぐれ1-⑦:宇多津町の寺社仏閣> | akijii(あきジイ)Walking & Potteringフォト日記

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「凡に中なる、これ非凡なり」(論語)、「何事も自分に始まり、自分に終わる。自分を救う道は自分以外ない」(夏目漱石の言葉)を座右の銘に、我流(感性だけ)の写真を添えて日記を綴る。

Vol.189-3/5に続けてご覧ください。

<聖徳院じょうとくいん

讃岐33観音霊場第29番札所で、日本三大薬師の1つ眼の神さんの分霊所となっている。

太師堂には、太子二立像(重要文化財、国宝)が祀られている。向かって立像の右には十六孝養像、左には政治を司った時の政像があり、聖子が三体備わっているのは類を見ない貴重なものである。聖院は、聖太子・菅公ゆかりの多くの奇跡を現わし成就せしめた現世利益を授く寺といわれている

▼山門、大師堂

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本尊である聖徳太子の二歳立像は日本三大太子の一つで鎌倉時代の最高の代表作といえる。
また太子夢つげ子安(町有形文化財)ある日、僧空上人が辻説法托修行り道、正直者で信仰心厚き、平・お住夫婦の家の前に村人達の人だかりがあった。何事かと尋ねれば、美しい女人が難で苦しんでいるとのこと。そこで祈念祈したところ、音の化身(太子)が現れ、苦しみがうそのように晴れたそうである。以、太子の夢つげ子安音としてお祀りしている。
▼聖徳太子二歳立像の文化財標示板、子安観音堂
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仁和年中(885888)には菅原道真公が岐の司として立ち寄り、記念に松をお手植えになり、地名をとって「鵜足ノ松」と名づけられ、火災でするまでは千有余年の風雪に耐え、明治25年にはの天然記念物に指定されていた。
▼鵜足ノ松跡、やくよけばし
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<南隆寺なんりゅうじ

室町時代創建の曹洞宗の寺である。当寺は、本山から認可された企業、公務員等各種団体、新人宿泊研修の参禅道場である。個人的には早朝坐禅会、年一回の合同摂心会と気軽に参加できる。

現在の山門は新しく、第二次世界大で供出し、無くなっていた梵鐘再に合わせ、昭和41年鐘門として建立、特ある宮門である。

▼山門、山門の梵鐘

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本堂は、1805(文化2)、五世中興諦應了和尚の代に建立と伝えられ、200年を越える方丈形式の建物である。
は、その名のとおり坐をする建物で、昭和51年建立、31(坐る場所)があり、正面には僧形文殊菩薩が祀られている。また羅漢堂を兼ねているため、坐をするときは、におられる大勢の羅漢さまに見守られているような分になる。
▼本堂、坐禅堂
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<多聞寺たもんじ>
室町時代創建の真言宗の寺で、隣接する円通寺と共に細川頼之公の居館跡と伝えられている。
境内には、頼之公お手植えと伝えられる槇柏(しんぱく)がある。
細川之公は、南北朝時代の武で足利尊氏にって武功があった。四はいうまでもなく、中地方も勢力下に置き、宇多津に居館を設け現在の香南町岡にも本を置いていた。風流文雅の人としても知られ、歌集にも名を連ねている。地には、細川之公お手植えとされる(別名ミヤマビャクシン)の木があり、町指定天然記念物(昭和51331日指定)に指定されている。
は約680年、幹周りは4.6m、高さは18mもある。
▼山門、山門右側の史跡・讃岐守護所跡表示板
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▼本堂、槇柏の木
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引き続き、Vol.189-5/5をご覧ください。