vol.135-1/2に続けてご覧ください。
鞍部には古い百度石や手水石が残り、広場の奥には廃壊した神社の残骸が残っている。
▼昔から信仰の山であったことが窺われた。
すぐ左手の岩峰を登り詰めると、大きな弁財天の祠の建つ南峰山頂である。遮るものが無いのですこぶる眺望がよい。
▼南峰の岩場と山頂のakijii
▼東と西の眺望
見飽き足らない眺望を後に北峰に向かう。
鞍部から林の中を登ると北峰に着いた。
山頂には四等三角点と78番石地蔵が有って南東に眺望が開けている。
▼北峰山頂の四等三角点とakijii
今登って来た南峰が正面に見えていて、岩盤のピークに建つ弁財天の祠が印象的である。
▼北峰山頂から南峰と引田港の方向
北には先ほど登って来た城山、手前には引田の街並みと引田港、湾の先に鳴門北灘方面の海岸線が伸び、その右手に天円山と大麻山が半島のように浮かぶ。そこから更に高度を上げて大山辺りの阿讃山脈が南西へと波打つ。西から北へ目を移せば白鳥、三本松の街並み、その向こうに水主三山、北山の奥に五剣山が尖峰を覗かせていた。
<この一枚>今報の活動で収めた画像から、一枚を選出して掲載しました。
--今報了--