vol.123-1/2に続けてご覧ください。
南北に伸びる山稜を進んでいく。
▼古墳への稜線と保護網
猫塚まで1.4km地点から左側に峰山公園のキャンプ場や芝生広場を見ながら古墳群へ向かう。
▼猫塚へ、峰山公園
猫塚から北大塚西までほぼ南北に伸びる山稜上に点々と続く古墳群を巡ります。
石清尾山は地質学的には、花崗岩の上に凝灰岩、そして最も上に安山岩がのっている地層らしく、山頂一帯に多い安山岩で古墳の墳丘を築いている。この山塊は、峰山と呼ばれる地域を中心に、東側の紫雲山、南側の浄願寺山の三地域にわけられ、これらの山は、約1千万年前の火山活動によってできたとされ、その後の長期にわたる隆起や浸食作用等により造山された。
▼猫塚古墳----古墳時代前期(4世紀前半)
全国でも非常に珍しい双方中円墳の積石塚で全長約96m、高さは約5mを測る。
▼姫塚古墳----古墳時代前期(4世紀前半)
首長の娘の墓であるという近在の伝承から「姫塚」と呼ばれ、積石塚の前方後円墳で全長約43m、高さは約3.6mを測る。
▼小塚古墳----古墳時代前期(4世紀初~5世紀初)
小規模だが前方後円墳の積石塚古墳で全長は約17m、高さ約1mを測る。
峰山公園の桜並木と峰山山塊が一望できる。
▼桜並木と峰山の周囲全景
▼石船塚古墳----古墳時代前期(4世紀後半)
積石塚の前方後円墳で全長約57m、高さは約5.5m。
後円部は3段、前方部は2段に築かれている。
後円部に刳抜式石棺1基と小竪穴式石室1基、前方部に竪穴式石室1基がある。石棺は後円部の中心にあり、現在身と蓋が地表に露出している。
▼鏡塚古墳と、北大塚古墳
鏡塚は双方中円墳で全長70m高さ3.6である。
北大塚に立つakijiiと北大塚から北方面の眺望も素晴らしい。
北大塚から南と西方面もまた良いなぁ~。
<この一枚>今報の中にある画像から、一枚を選出しました。拡大してご覧ください。
--今報了--













