Vol.124-1/2 体制を変えないと…。<香川のみどり百選シリーズ1-⑯:石清尾山> | akijii(あきジイ)Walking & Potteringフォト日記

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「凡に中なる、これ非凡なり」(論語)、「何事も自分に始まり、自分に終わる。自分を救う道は自分以外ない」(夏目漱石の言葉)を座右の銘に、我流(感性だけ)の写真を添えて日記を綴る。

Flower arrangement

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<どう捉え、どう考えるべきか>

体制を変えないと…。


企業は業績が悪化すると、まず販売担当者や支店長などを変える人事をいじくる。

しかし、それで業績が回復するのは上がり坂の時期である。

世間全般が不景気で且つ企業体質が古びていれば、人を入れ代えても良くはならない。


経営者はやがてそれに気付き、人員を減らして経費を削ったり、新商品を発売したり、広告宣伝に力を注いだりして、経営の仕方を変える

これで立ち直ったとすれば、その企業はまだ若々しい成長力を持っている企業だと言える。


しかし、市場の変化や技術の進歩が著しい時には、それだけでは良くはならないむしろ労働強化で不満が溜り、社内の士気が低下し、クレームや事故、不良品が出たりする。 


それを示している一例がかつての国鉄(現、JR)にある。
国鉄は、かつて日本の長距離輸送を一手に引き受ける他、短距離の通勤・通学にも大いに利用されていた。貨物も陸路はほとんど国鉄であった。しかし、1970年代には、貨物は自動車に、長距離は飛行機に喰われ、大きな赤字を出すようになって行った。


これに対して国鉄当局も様々な改革を実行し、総裁には大蔵事務次官や大手商社出身者を就けたりしたが経営改革は進まず、赤字は増え年間2兆円以上にも達した。

そこで、1985年、中曽根内閣は分割民営化するという大胆な体制変更を打ち出し、国鉄の経営陣や労働組合などから大反対を受けたが、国民の支持で分割民営化が実現した。

この結果、民営化して生まれた六つの会社(旅客・貨物)は黒字となり、何千億円もの法人税を支払ほどになった。
体制(システム)を変えれば、同じ事業でもガラリと変わるのである。


もっと新しい例には、NTTの分割民営化がある。

国鉄と同じ時に民営化された電電公社は、黒字であったので十年間はほとんど公社時代と同じ体制だった。しかし、これが日本の電気通信の進歩を阻むと共にNTT自身の経営も抑圧していた。

1999年、NTTはドコモ・データ・東西などに分割、さらに2000年に民間の通信会社にNTT通信線の利用促進が行われた。この結果、日本の通信は急増、料金も大幅に低下して世界的に見ても安くなった。



これらの事例のように、本当の改革とは、人事の交代や政策の変更ではなく、体制(システム)を変えることなのだ。
先報の「江戸時代に学ぶ」に続き、新たな国づくりと同じ視点で「事業展開」を考えてみました。

着想は大局(時代感)、着手は小局(自能力)…。

ハードランジングとソフトランジングのベストミックスな運営が実践での必要不可欠な条件となる。

特に実践リーダーの選任を間違えない事だが…。


<新居宮池とWalk風景から聞こえるのは>

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This flowerウォーキングコースに咲くトケイソウ(時計草)
花弁を時計の文字盤、雌雄シベを時針に例えて命名されたキントラノオ目トケイソウ科トケイソウ属の半耐寒性常緑蔓性低木です。

欧米では十字架にかかるキリストを連想してキリスト受難の花という意味でパッションフラワー(Passion flower)と呼ばれている。

原産地はブラジル、ペルーなど熱帯アメリカで1730年頃に渡来した。

樹高(蔓長)600cm~、花径は10cm、花色は白・青紫で、開花期は59頃。実は丸っこく、秋にオレンジ色になる。

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<香川のみどり百選シリーズ1-:石清尾山>
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山名<いわせおやま

・市街地に近いみどり03

・里山の番号<00

所在地<峰山町

・標高<232M

---山歩き出会い<5>人

・登山記帳<無>



再登山へ勝手な想い度<★★★☆☆



高松市の市街地にある峰山山塊があり、最高峰の石清尾山がある。

この山はハイキング向きであるが、それよりも、むしろ石清尾山古墳群としてのほうが有名である。
この山塊には、200基以上の古墳が見つかっており、そのなかには4世紀~5世紀中頃に造られた20基以上の積石塚があり、全国でも珍しい双方中円墳や前方後円墳、方墳、円墳がある。

古墳めぐりのハイキングが楽しめる山である。


自宅からJRで出発しJR昭和町駅で下車、市民病院より山の手にある社会福祉老人ホームの中を通って登山道へ入り、石清尾山の山頂を経由して猫塚から北大塚まで、ほぼ南北に伸びる山稜上に点々と続く古墳群を巡り下山し、JR昭和町駅へ帰るルートで、自宅から往復6時間を要した。


社会福祉法人さぬきの中に入り、駐車場横の登山口から登り始める。

▼登山口への導入路とコース入口

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▼登山道

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展望がいい~、赤い岩の塊のお出迎えだ。
▼登山道途中からの高松と赤い岩の塊

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急な角度だし、岩だらけなのでゆっくり上がるが転びそうである。
▼登山道

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▼中腹からの高松市の眺望
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▼山頂へ300m地点標識と、サヌカイトの積み石
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▼稜線を歩くakijiiの影と、コンクリートの展望台
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山頂に到着、4等三角点と、展望台からの屋島、サンポート、女木島…見晴らしがいい。
▼山頂と4等三角点のakijii

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▼展望台
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引き続き、vol.123-2/2をご覧ください。