消費者への生活提案創造業してのコンビニエンスストア。
今後の新事業に目が離せないね。
我々も同様であ~る。
<知恵比べ ぼくは負けないコンビニさん>
国内では飽和の感の様相だが、どこが先陣を切って、どんな変貌を見せるのか。
秋の早朝 (撮影日10/7)
<寸言:行動が変われば意識が変わる>
意識革新からスタートするステップでは、最初のハードルが高過ぎて、現実にはなかなか成功しない。そもそも、そんなに簡単に意識を革新できるであれば、問題が深刻化する前に何らかの手を打てるはずであるが、意識革新ができなくて、にっちもさっちもいかなくなる。ではどうするか、意識革新の前に「行動革新」のステップを置き、行動を変えることからスタートする手法が成功のコツとなる。
つまり、行動革新→意識革新→能力革新→習慣革新、という流れで自己革新を促すのである。
<背景・補足>
▼そもそも結果は強制して出せるものではないが、行動は強制することは可能である。
野球チームの監督が選手に「3割バッターになれ」と言っても、誰もがなれる訳にはいかない。しかし「毎日100回素振りしろ」と言えば、当人のスキルや能力に関係なく、意志さえあれば誰でもができる。同様に「100Mを10秒で走れ」と言ってもそれができるトップアスリートはわずかだが「毎日100Mを10本走りなさい」と言われれば全員ができるはずである。
この場合の「3割打て」や「100Mを10秒で走れ」というのが営業で言えば販売目標、それに対して「毎日100回の素振りをする」や「毎日100Mを10本走る」と言うのが行動目標である。
全員が毎日100回素振りをし、100Mを10本走るという行動を愚直に続ければ、個人の能力もチーム力も必ず上がって行き、いずれは3割バッターや100Mを10秒で走る選手が生まれてくる。
「行動革新」のために、営業社員を週単位の行動、つまり商談の訪問先と訪問回数で管理する仕組みで、管理職の仕事は「売ってこい」ではなく「会ってこい」と言って部下を送り出すことに変わる。
▼行動管理に言い訳は通用しない。
数字には色々な言い訳が付いてくるが、行動には言い訳が通用しない。
3割バッターになれなかった言い訳は「ピッチャーが良かった」「相手チームの守備が素晴らしくてヒット性の当りを捕球された」などと、いくらでもできる。しかし、毎日100回の素振りが実行できなかったとなれば、それは当人の怠慢でしかないので、言い訳はできない。
このような考え方のもと、毎日100回素振りをして、結果として3割バッターになる営業の方法を、みんなでやり抜くことが重要となる。
毎週毎週の訪問となると、お得意様にしてもこちらにしても、いい加減、話題も用事も無くなってくるが、その苦しみのなかから「何が必要か」を発見し、数字を上げるための色々な新たな武器を自ら工夫して創造していくことになる。
▼行動の強制なら、誰しもが達成感を味わえる。
全員が正しい行動をするように、行動の規範をつくる。1日100回の素振りの行動の強制こそが組織の運動能力を向上させる最良の方法であり、メンバー一人ひとりが達成感を得る上でも効果的である。