「弔活」のススメ |     3代の絆が∞倍深まる

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「弔活」のススメ

 

不幸なことは考えないようにしたい。

でも
必ず起こる不幸はある。

父が亡くなったことで
私は準備が大事だと認識した。

海外に在住している私は
いざというときに
すぐに動けない事実を突きつけられた。



 

それは、土曜日の真夜中だった。
(日本時間では日曜日の早朝。)

家族からの電話には気づいていたが
はじめ、私は無視をした。
ちょうど眠るとこだったから。
翌日でも大丈夫だろう、と油断した。

しかし
何度も何度もしつこく電話が鳴るので
仕方なしに受け、
ようやく父の訃報を知った。

「すぐにでも
日本に行きたい。」

そう思う一方で
「それは可能なのだろうか。」
と不安になった。

前日にミュンヘン空港が
大雪のために閉鎖されたことを
知っていたからだ。

私が住むジュネーブはまだ
雪の兆しはなかた。
でも、今後の天候は分からない。

だから、少しでも早く
ヨーロッパを発ちたかった。

「さて、今から、どうしよう。」
自分のすべきことを迷った。
先に眠っていた夫を起こすべきか、

そんなことすらさえも
決断できなかった。

荷物を準備するにしろ
何を詰めればよいのか、分からない。
パッキングの音で

夫を起こしてしまうかもしれない。
それなら飛行機チケットを探そうか。
でも、空港の開閉状況を知るには

どうしたらよいのか。
 

気が動転していた…

ちなみに、なぜかチャットGPTに
「現在、ヨーロッパの空港は発着可能?」と

訊いてみた。


そしたら

「私の知識のカットオフは

2022年1月までのため
具体的な現在の情報を提供はできません。」
と返答されてガックリした。

夫については
今、起こして父のことを伝えても
翌朝にしても
あまり変わりはない。
眠りが浅い夫なので
なるべく寝かせてあげたい。
そう判断した。

そして、私は、

日本に戻る準備を始めたり
飛行機を探したりすることに

専念した。

すると、なぜか
夫が起き出した。
こんなことは初めてだった。
父が知らせに来たのだろうか。
「のどが渇いて」とキッチンにやってきた。

父の訃報を知らせ
日本に帰る旨を伝えた。

夫はすぐに飛行機を探してくれた。
翌朝にジュネーブ空港を飛ぶ経路は

いくつかあった。

格安もあったけど、
私は何かあったときに
言葉やサービス面などにおいて
自分にしっくりくる会社を選びたいと思った。
これは、最後に触れるけど、大正解だった!

結局、翌朝7時20分に発つ

飛行機チケットを購入した。
自宅を出るまで、残り3時間弱で

荷物を詰めたり

こちらでの用事を済ませたり

しなければならなかった。。

この時点で

「夫が来る/来ない」という考えは
全く浮かばなかった。

(夫も来るのであれば、愛犬はどうするか。
近くに住む義理兄家族を預けるにしろ
さすがにこの時間に連絡するのはどうか。
現実的には難しかった。)

まず、私だけが発つことを最優先して
動いていた。

そして、これは
母も妹も大変に悲しませることになった。

誰かの訃報は
ただでさえ、感情的になる。
表立ってではなかったが
妹が私に夫の来訪について

それとなく訊いてきたことで
母と妹の落胆に気づかされた。

そのことでひと悶着あったけど
結果的には
私1人だけの帰国でよかった。

最終的に母も妹も納得し、
ことは落ち着いた。

実は、このことを伝えようと思い
記録に残している。

まず
私1人だけの帰国だったからこそ
お葬式などの全工程を
私の家族と集中して取り組めた。
(実際、お葬式後も

相続やいろんな手続きなどで
話し合うことがたくさんあった。)

お葬式の内容や

「お通夜をする/しない」にしろ
とにかくいろいろな決断が必要になる。

その度に夫に説明する(しかも英語で)

余裕は全くない。
こんな言い方は良くないけど
夫を気にする余裕なんて一切なかった。

それだったら
夫には現住地で愛犬の面倒を見てもらう方が
(お子さんがいるご家庭は

子どもと留守番する方が)
断然良い。

また、お葬式の文化も全くちがう。
これは、夫に日本の弔いについて
もっと前から話すべきだったと猛省した。

こういう冠婚葬祭こそ異文化が顕著になり、
しきたりやその意味など丁寧に説明する

必要がある。


日本人には当たり前でも、疑問をもたれたら
丁寧に説明して理解してもらうことで
実際に葬儀の場合に

みんなが気持ちよく過ごせると思うから。
 

(例えば、帰国の日程が長くなる。
お葬式だけでなく、初七日、四十九日など
弔いの時間が長い場合もある。)

だから、いざというときに備え、
日本式を伝えておいた方が
夫や義理家族などにも親切だ。

幸い、私が飛行機で移動している間に
妹が映画「おくりびと」を例にして
日本の弔い方を説明してくれた。

夫も
自分で調べてくれ、
それを夫側の家族に知らせてくれていた。

今回、分かったのは
オンラインによるお葬式参加も

可能だということ。

私たちがお願いした葬儀社は
どんなことにも親身に向き合ってくださった。

私の事情をよく理解してくださり
オンラインの対応も迅速にしてくださった。

幸運にもこのようなサービスをされる
会社にお願いできて
父の葬儀に家族みんなで専念できて
本当に良かった。

同時に
もし会社に対して違和感があったり、
お願いしたことを対応してもらえずに

不満を感じたりしていたら
どんなだっただろう。。。

そういう意味では、
あらかじめ調べておくとよいと思う。

たまたま見つけた記事によると
多くの方が葬儀やそれに関して
不満を持っていることが多いと知った。

また、葬儀会社によっては
喪服やお数珠のレンタルをする

サービスもあるらしい。
(実際、私は、喪服は持参したが
お数珠やカバンを忘れてしまった。)

特に海外在住組は
荷物に制限がある。
レンタルを利用することで
荷物にゆとりをもち、
形見分けなどを気持ちよく持ち帰る方が
後悔が少なくて良いように思う。

話を戻すが、
夫は日本に同行しなかったけど
お葬式にはオンラインで参加してくれた。
また、義理家族との連絡係もしてくれた。
私たち(日本家族側)からすると、
夫の役目はそれで充分だった。

義理家族との連絡についてだが
お花に関してはあらかじめ
話し合っておいた方が良いと思った。

お葬式のお花を用意する場合
名前書きは縦書きになる。
日本語文字とアルファベットと
表記がちがうことも伝えておいた方が
互いに無難だろう。

具体的には、
綴りを全部大文字にするか、否か。
小文字であれば、どこから小文字にするか。
また、日本語だと「~家」と書くところを

どうするか。

うちは日本式で「~家」としたが
「~family」と書くところもあるらしい。
私たちの場合は
フランス語名なので
それを尊重したかったのと、
文字数を減らすことを優先した。



 

実は、これも
葬儀社に相談した。
ありがたいことにいろんな例を

教えていただけたので
即決につながった。

これらを含め
義理家族に説明しておくと
当日は悩まずに済む。
なぜなら弔花をお願いするにも期限がある。
日本との時差を考えると
現地に連絡できる時間も制限される。

あと、
家族間でのやり取りで
ご遺体の写真を送る/送らないなども
決めておくとよいかもしれない。

飛行機にいる間
家族(日本側のみ)が父の写真を

何度か送ってくれた。

ただ、私は、正直なところ、それが嫌だった。

同じ家族であっても
受け取り方はそれぞれ。

そのときにならないと分からない

または、気持ちの変化もあるかもしれないけど
一応、互いの希望を知っておくとよいと思う。

それと、ちょっとスピリチャルっぽい、
不思議な話を紹介したい。

葬儀について何も用意をしてなかった
私たちだが、
悔いなく父を送り出すことができた。

家族葬を徹底し
家族の時間がとれたというのも
1つ理由だと思う。

でも
父がどうしてほしいのかは
全く分からなかった。

だから
私は父に念じ続けた。

もし、何かしてほしいことがあったら
「私たちが分かるように伝えて。」と。

すると
父が大切にしていたものをすぐに見つけたり、
(お棺に入れた)
父が大好きだった歌手のCDを発見したり、
(お葬式のBGMにした)
決断に困ったことがすぐに解決した。

だから
準備不足でも故人に願ったら
大丈夫!

国際結婚し
スイスに住み慣れ
日本の家族との距離にも
互いに慣れていたときの
この訃報。

ただでさえ、気持ちが敏感になる出来事だ。

だからこそ、いざというときのために
日本の葬儀について伝えたり、
誰が日本に行くのかを決めておいたり、
(無論、みんなで日本に行けたらよいけれど
そうできない場合も決めておく)
義理家族とどんなことを決断するかを
知らせておいたりすることは、
大事である。

また
日本側の家族とも同様だ。
海外在住だからこその事情を
知ってもらうことで
相手に落胆されることを防げる。
例えば、現地での暮らしの事情
(パートナーの勤務先に忌引きがある/ない
 あったとして何日?書類は必要?

大使館などに翻訳してもらう必要はある?)
時期によっては飛行機の値段が高すぎることだってありえる。

そして、海外在住の家族がいるからこそ
決められることは先に決めておくことで
(葬儀社や葬儀内容、

写真や動画の送付についてなど)
亡くなったメンバーも含め
みんなが平安に葬儀を迎えられるようになる。


最後に
私はエアフランスで帰国した。
理由は前述したとおり、
言葉やサービス面などにおいて
自分に合う会社を選びたいと思ったからだ。

今回、エアフランスで

本当に良かったと感じることがあった。
別にエアフランスの回し者ではないし
お住まいによってエアフランスではない

航空会社があるだろう。

ただ、1人での移動で心細かったり
気を張らずにはいられなかったりした際に
ありがたかったサービスを
感謝しながらしたためたい。

当日は
とにかく気が動転していた。

空港内でキャリーバッグの中身をばらまいたり
パリ経由だからユーロが必要なのに

それを忘れたり
入国管理手続きの列を間違えたり
空の旅に慣れているはずなのに
とにかく凡ミスをしまくった。

そんななか最大の失敗を

機内でやってしまった。


ほとんどすべての乗客が座席に落ち着いた後に
また、やらかしたことに

気づく。


用意したイヤフォンのケーブルを
キャリーバッグに入れてしまったのだ。

CAさんに相談したら
「そんなことは大丈夫。」って
スーツケースを快く下ろしてくれた。

ちなみに私は3列シート窓側の席だった。
でも、お隣の方や周りの方は
「そういうこともあるよね~」って
CAさんと同じようにフランクに

私を見守ってくれた。

ホットドリンクサービスのときも
食欲がなかったので断ったら
「ミソスープがあるよ❣」って
私に有無を言わせずに手渡してくれた。
具なしで紙コップにサービスされた
ミソスープ(お味噌汁ではない‼笑)に
心の奥から癒された。

私は、終始ずっと泣いていた。
泣きたくて泣いているというより
涙がずっと止まらなかった。

その様子を見て
感じることがあったのだと思う。

CAさんたちは
きっと私のように
不幸があって飛行機を利用する乗客を
たくさん見てきているのだろう。

とにかく
臨機応変に私に合わせてサービスをしたり
荷物の出し入れなどを何も言わずに

手伝ってくれたり
文句を言わずに我慢して

相手のニーズに合わしてくれる
愛情を感じられた。

日本線はCAさんたちにも
人気だと聞いた。
どこか、少しだけ、浮足立っているような
CAさんの印象にも私は救われた。

行きは成田着だった。
快晴だったので富士山が見えたようだ。
(私の座席は反対側だった)

後で、日本人客が話していたが
CAさんが窓側席の方に
「(富士山の)写真を撮らせて」と
お願いしていたようだ。

こういう感じが私は「大好き」と
聞きながら思った。

業務を全うすることも大事だけど、
自分を楽しむことを忘れない

文化というか慣習というか、
そういう姿勢に私はホッとした。

飛行機移動は長時間。
気持ちがずっと高ぶっているなか
ちょっと心が揺さぶられる、
心がほぐれるような感覚。

こういうときこそ
自分の感覚にあうサービスを受けられる
航空会社が良いと思った。

長文になってしまった。
このような繊細なテーマは
なかなか目にする機会もないと思う。

あなたの
「いざ」というときの参考になったら
父も喜ぶだろう。

最後まで読んでいただき
ありがとうございました。
 

 

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