今月のワインサロンは、Logical Tastingです。
3本の格違いのワインの品質評価です。
same grape from same region
外観も香りも風味も違うけど、同じ品種で同じ地域で生産された3本
でも、値段は違うのです。その理由を探っていくには・・・
バランス、余韻、凝縮度、複雑性の4つのポイントにフォーカスして品質評価です。
①Chardonnay Freestone Vinyards(Sonoma Coast AVA)2015 ¥8,640
②Chardonnay Napa Valley(Napa Valley AVA)2016 ¥3,024
③Chardonnay(California)2016 ¥983
答えは、シャルドネとカリフォルニア
シャルドネは、様々な土壌と気候の地域で栽培でき、
特徴と酸味は気候によって変化し、醸造技術が特徴に影響します。
①は、サンフラシスコ湾からの海流と霧で冷涼効果のあるソノマコースト産なので、
酸味が高く、風味も強く、樽や瓶熟成の風味からくる複雑性もあり、
positive4のoutstanding
②は、ナパバレー全域からのブドウを使って、樽とステンレスの半々ですが、
ものすごーーいっ樽香で、バランスが△で
positive3のvery good
③は、テクニカルがわからないのですが、セントラルバレーあたりのブドウかな?
余韻や複雑性や凝縮度に欠けるので、good~acceptable
バランスはよいので、supermarket wineとしては◎