まだアップしていない9月のSクラスのサロンです。
前記事と同じPinot Noirですが、本家本元から「ブルゴーニュの今」がテーマです。
何が「今」なのかと言うと、注目の若手‘マイクロ・ネゴシアン‘達の活躍が
ブルゴーニュを変えてきているのです。
マイクロネゴシアンとは・・・・
非常に小規模ながら高品質ワインを扱う
その多くは畑を所有せず、選りすぐりの区画からブドウを購入して少量生産
彼らの登場の背景には、畑の高騰があります。
ネゴシアンの形態も変わってきており、ドメーヌのように自社畑を持っていたりと・・・
ただでさえ難しいブルゴーニュがますます難しい!
今回は、白2本赤3本です。
③と④は、同じネゴシアンのもの。
①Bourgogne Chardonnay 2015 (Chantereves) ¥2,646
果汁から買い付け、醸造、熟成のネゴシアン。日本人女性醸造家です。
ミネラルをたっぷり感じ、今が飲み頃・・・good
②Bourgogne Rouge 2014 (Lucien Le Moine) ¥4,568
最上の畑から樽で買い付け、熟成からのネゴシアン。
③Meursault Poruzots 1er Cru 2013 (Benjamin Leroux) ¥14,220
イギリスBBRからの資本提携を受け立ち上げたネゴシアン。
畑も所有。ブルゴーニュの次世代ホープです。
洋ナシ、はちみつ、ナッツの風味にミネラルも感じられるムルソーは美味・・・・very good
④Gevrey-Chambertin Etelois 2013 (Benjamin Leroux) ¥10,440
赤系果実に鉄っぽい風味で後味長く、熟成可能・・・・very good
⑤Le Chambertin Grand Cru 2011 (Roche de Bellene) ¥48,420
ロワールに生まれてビジネスマンからワインネゴシアンに転身。
畑も一部所有。瓶詰前から予約で売り切れる人気。
しっかりとターシャリーが出ていて、後味も長く、バランスもよく・・・・
私が言うまでもない品質。もう飲む機会はないだろうなぁ~。
今見て改めて感じる、凄いラインナップの9月のサロンでした。