ワインサロン 10月のNクラス | La Cucina やさい薬膳

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LONDON在住の野菜ソムリエAKIのブログです。
「食べたモノによって身体は作られる」という想いを秘めて。

 

またまた時間が空いてしまったブログ・・・・

夏のフランス&ロンドン記事も途中のままだし、どこから始めたらよいのかと。

でも、やっぱり私の永遠のテーマとなるワインから・・・今月のワインサロンのキロク。

 

テーマは、「次世代Piont Noir」のパート2でドイツ・・・・ドイツ語では、Spatburgunder

栽培面積は、フランス、アメリカについで第3位です。

甘口ワインの印象の強いドイツですが、冷涼気候のドイツでは、PNの栽培適地。

南のバーデンが有名なのですが、今の注目はアールだそう。

さらに、生産者が隣国のブルゴーニュで修行をしている人が多く、

グローバルな新世代の台頭で、高品質のPinot Noirができるのです。

 

 

 

①Spatburgunder 2014 (Dautel) ¥4,687

②Malterdinger SpatburgunderTrocken 2014 (Bernhard Huber) ¥5,400

③Neuenahrer Sonnenberg Spatburgunder GG 2014 (Meyer-Nakel) ¥9,720

④Recher Spatburgunder Herrenberg 2014 (Jean Stodden) ¥9,699

 

エチケットからも次世代生産者がどれか、よーくわかる4本の飲み比べ。

①は、Stuttgartのポルシェ本社のパーティで使われおり、フルーティでとても飲みやすい。

今がが飲み頃で、品質評価はgood

②今飲んでも良いけど、熟成の可能性ありで、品質評価はvery good

③時間と共に、香りの変化がものすごくあり、これも熟成の可能性あり。

銘醸地アールからで、品質評価はvery good

④私が一番好きだったこちらもアールから。

土やキノコやトーストの香りもして熟成可能なvery good

 

近年のブルゴーニュPNの値上がりは、消費者にとっては厳しいところですが、

ブルゴーニュ以外のPNをチャレンジしていくにはよい機会です。

PNは生産者の憧れ品種だそうで、まだまだ・・・いろいろありそうで面白い!