またまた時間が空いてしまったブログ・・・・
夏のフランス&ロンドン記事も途中のままだし、どこから始めたらよいのかと。
でも、やっぱり私の永遠のテーマとなるワインから・・・今月のワインサロンのキロク。
テーマは、「次世代Piont Noir」のパート2でドイツ・・・・ドイツ語では、Spatburgunder
栽培面積は、フランス、アメリカについで第3位です。
甘口ワインの印象の強いドイツですが、冷涼気候のドイツでは、PNの栽培適地。
南のバーデンが有名なのですが、今の注目はアールだそう。
さらに、生産者が隣国のブルゴーニュで修行をしている人が多く、
グローバルな新世代の台頭で、高品質のPinot Noirができるのです。
①Spatburgunder 2014 (Dautel) ¥4,687
②Malterdinger SpatburgunderTrocken 2014 (Bernhard Huber) ¥5,400
③Neuenahrer Sonnenberg Spatburgunder GG 2014 (Meyer-Nakel) ¥9,720
④Recher Spatburgunder Herrenberg 2014 (Jean Stodden) ¥9,699
エチケットからも次世代生産者がどれか、よーくわかる4本の飲み比べ。
①は、Stuttgartのポルシェ本社のパーティで使われおり、フルーティでとても飲みやすい。
今がが飲み頃で、品質評価はgood
②今飲んでも良いけど、熟成の可能性ありで、品質評価はvery good
③時間と共に、香りの変化がものすごくあり、これも熟成の可能性あり。
銘醸地アールからで、品質評価はvery good
④私が一番好きだったこちらもアールから。
土やキノコやトーストの香りもして熟成可能なvery good
近年のブルゴーニュPNの値上がりは、消費者にとっては厳しいところですが、
ブルゴーニュ以外のPNをチャレンジしていくにはよい機会です。
PNは生産者の憧れ品種だそうで、まだまだ・・・いろいろありそうで面白い!