「Part of Your World」 と 『Little Shop of Horrors』
※昨日のつづき
「Part of Your World」 は 『リトル・マーメイド』 のメインテーマソングだが、
この曲をハワード・アシュマンとアラン・メンケンが創るにあたり、
彼らが過去に送り出したある曲を参考にしたという。
ミュージカル 『Little Shop of Horrors』 の 「Somewhere That's Green」 だ。
『Little Shop of Horrors』 はアシュマン&メンケンの出世作で、映画化もされている。
(原作はR・コーマンのB級映画なのだが、それはさておき)
この中でヒロイン・オードリーが、豊かさと愛に包まれた夢の生活を夢見ながら
切なく歌う歌が、「Somewhere that's green」だ。
アリエルが陸の生活を夢見ながら歌う「Part of Your World」と、
シチュエーションも実に近い。
本当かどうか分からないが、「Part of Your World」 は当初
「Somewhere that's Dry」 というタイトルであったとメンケンが語っている。
「Part of Your World」 が気に入っている人は、
ぜひ 『Little Shop of Horrors』 のサントラも聴いてみてはいかがだろう。
- 映画版。 十分楽しめる傑作なので、お気軽に。
- ・・・と思ったらamazon.co.jp では売り切れだ。
- Used の中古はあるようなので、気になる方は。
- リトル・ショップ・オブ・ホラーズ
- これはオリジナルのミュージカル版。曲数はこちらが多い。
- 英語が分かる方なら、こちらをぜひ勧めたい。
こちらは映画版のサントラ。 サントラとしての完成度はこちらの方が上。
英語が苦手な方や、主要な曲を抑えたい方にはこちらを勧めたい。
映画版にしかない曲もあり、どちらを買うべきか実に悩ましい。
ちなみに私は悩んだ結果両方買い、さらにドイツ語版も買ってしまった。
「Part of Your World」 を今井美樹が歌う
10月4日の 『リトル・マーメイド プラチナ・エディション』 DVD 発売に併せて、
歌手の今井美樹が「Part of Your World」を歌う
との事だ。
各種プロモーションにも活用する模様で、
DVD に特典映像として入り、また同日発売のサントラにも入るとされている。
歌詞は英語なのか日本語なのか、
英語版サントラに含まれるのか日本語版サントラに含まれるのか、
気になるところだ。 続報が入ればお伝えしたい。
『リトル・マーメイド プラチナ・エディション』 の発表直後から
ブエナビスタDVD公式サイトでは
「アリエルのイメージにピッタリの有名人募集」 という
キャンペーンが張られている
。
もしかすると、この中で今井美樹の投票が多かったのかもしれない。
一般公募ならともかく、自社製品のイメージガールくらい
独自の視点で選定できないものか。
ブエナビスタの姿勢に疑問を感じないでもない。
次回、「Part of Your World」 の元となったある曲についてご紹介したい。
※初出時の情報に不確かな部分があったため、一部割愛しました。
確認後、後日再掲載します。
秀逸デモトラック入りの 『アラジン』 サウンドトラック
ディズニーミュージックが大好きで
日米のCDリリースを欠かさずチェックしている私だが、
それでも時折ギョッとするような珍品ディズニーCDに出くわす事がある。
折を見て、そんな珍品を少しづつご紹介したい。
今回ご紹介するのは、『アラジン』 のサウンドトラックだ。
『アラジン』 のサウンドトラックは特に珍品が多く、紹介しきれない。
後日また紹介する事があると思う。今回はマジメ系の珍品を紹介する。
- Aladdin (Special Edition Soundtrack) (amazon.co.jp リンク)
リンクは輸入版だが、かつて日本版も存在したと記憶している。
通常の 『アラジン』 英語版サウンドトラックだが、二つのボーナストラックがある。
「Proud of Your Boy」 と 「High Adventure」 だ。
どちらも正式に録音されていないデモトラックになっている。
「Proud of Your Boy」 は製作時の初期設定にあった、アラジンが母親を想って歌うシーン。
DVD 『アラジン スペシャル・エディション 』 の特典映像に、イメージ映像つきで入っている。
製作スタッフが断腸の思いでカットしたというシーンとの事だが、本当に名曲だ。
「High Adventure」 は、これも設定から削られたアラジンと3人の仲間が
冒険に度立つシーンの曲。 勇ましくもコメディタッチで、いかにも、らしい。
どちらの曲も、 『リトル・マーメイド』 と 『美女と野獣』 を手がけた
作曲者アラン・メンケンと、作詞者ハワード・アシュマンが歌い上げている。
特にエイズで世を去った鬼才・アシュマンの肉声は必聴だ。
かつて 『リトル・マーメイド』 『美女と野獣』 『アラジン』 という
アシュマン&メンケン3部作の未使用曲とデモトラックを徹底的に集めた
『The Music Behind the Magic 』 というコンピレーションCD集があった。
「Proud of Your Boy」 も 「High Adventure」 も
このセットにだけ収録されていた曲だったのだが、
この2曲だけがボーナストラックとして特別に収録されている。
『The Music Behind the Magic
』 はもはや入手は困難だが、
上記三部作が大好きな人ならぜひ買って聴いて欲しい。
単なるボツ曲集ではない、新しい 『マーメイド』 『野獣』 『アラジン』の
世界を垣間見ることができるはずだ。
なおデモ曲や未使用曲もあとで日の目を見ることがあるようで、
「Arabian Nights, Reprise [Unleashed Master]」 は
『アラジン完結編・盗賊王の伝説』 のエンディングで使用された。
『美女と野獣』 の未使用曲 「Human Again」 はミュージカル版で採用され、
さらにアニメーション版にも追加シーンが作成された。
『リトルマーメイド』 の未使用曲 『Silence Is Golden』 や
『アラジン』 の未使用曲 『Count on Me』 、 『Call Me a Princess』 あたりも
間違いのない名曲だが、いつか日の目を見ることを祈りたい。
- アラジン オリジナル・サウンドトラック・リミテッド・エディション(CCCD) (amazon.co.jp リンク)
これも珍品。
同じ英語版 『アラジン』 のサントラだが、
クレイジーケンバンドの「A Whole New World」 が入っている。
しかも日本語版と英語版の2曲。
なお CD ではなく CCCD なので未聴。残念至極だ。
消費しつくされる 「くまのプーさん」
[新製品]ブラザー、ディズニーキャラ「ベビープー」モデルのラベルライター (yahoo.co.jp)
「ベビープーとその仲間たち」 のキャラクターが印刷できる、ラベルライターだ。
ブラザーのWEBサイト にも写真が載っている。
「ラベルライター」 と言ってもピンと来ないかもしれないが、要は 「テプラ」 だ。
「テプラ」 は KING JIM の商標だが、一般名詞として十分通用する。
「ホッチキス」 や 「キャタピラ」 が通用するのと同じ事だ。
話がそれた。
ブラザーはミッキーマウス柄のラベルを販売するなど、
過去にもディズニー関連グッズを販売した実績があるようだ。
- ブラザー工業
- ブラザー P-TOUCH用テープ [TZDP31]
ディズニーキャラクターを印刷できる機器はめずらしくない。
ただ、「ベビープー」 は気に入らない。 なぜ 「ベビープー」 なのか??
ミルンの原作はもちろん、どのディズニー作品に 「ベビープー」 が出てくるというのか。
子供にすれば何だってかわいらしくなる。 子供ならゴリラだってクジラだってかわいい。
元々かわいい 「くまのプーさん」 をわざわざ子供にして売り出すとはどういう了見か。
ディズニー関連グッズの 「くまのプーさん」 の弄り方は、異常だ。
トウモロコシやハチに化けさせたり、赤ん坊にしたり、節操がない。
もうオリジナルの 「くまのプーさん」 では売れないという事なのか。
尾張名古屋の雄・ブラザー工業が、「ベビープー」 の何に期待したのか。
ミッキーマウスやドナルドダックではなく、なぜベビープーなのか。
興味は尽きない。
製作本数の削減とリストラを検討
eiga.com によると 、米ディズニーが
年間製作本数の削減とリストラを検討している、との事だ。
現在、ディズニーは年間18作品を発表しているが、
今後は8作品程度に抑える予定との事。
確かに、ここしばらくはスマッシュヒットが出ていない気がする。
『ナルニア国物語』 は期待はずれだったし、さほどヒットしていない。
個人的には 『フライト・プラン』 と 『Eight Below (南極物語)』 は
かなり気になっているが、まだ観ていない。
言い換えれば私のようなディズニーオタクですら
「どうしても観たい映画ではない」 ということだ。
ディズニーの実写映画が 「ディズニー色」 を捨てて久しいが、
ドリームワークスやワーナーがディズニー色のある映画で
ヒットを飛ばしているのを観ると、ウームと考えてしまう。
本家ディズニーも、『メリーポピンズ』 の頃のように
もうちょっとディズニー寄りの実写作品を作れないものだろうか。
夢のある、できればミュージカル映画。
素材は NY で増えつつある。
- チャーリーとチョコレート工場 特別版 (amazon.co.jp リンク)
昨年のスマッシュ・ヒット。
30年前なら、ディズニーレーベルだったのでは。
(まあ原作の 『チョコレート工場の秘密』もディズニーではなかったが)
こういう作品が他社(ワーナー)からガンガンでるようでは、
ディズニー危うし!と思ってしまう・・・
- マウス・ハント (amazon.co.jp リンク)
ちょっとマイナーだが、ドリームワークスの傑作ファンタジー。
これもディズニー色プンプンだ。
機会があればぜひ観て欲しい。
『キングダム ハーツ』に思う事
※7/10 の続き
ディズニーとゲームの関係を書くときに必ず話題になるのが
『キングダム ハーツ』だ。
- アルティメット ヒッツ キングダム ハーツ (amazon.co.jp リンク)
『ファイナルファンタジー』などで有名なスクウェア(現スクウェアエニックス) の
ゲームで、オリジナルのキャラクターとディズニーのキャラクターが
一緒に冒険する、という内容。
ゲームファンには非常に評価の高いゲームだが、
正直なところ、個人的にはあまり好きなゲームではない。
スクウェアのキャラクターがディズニーのキャラクターと
共演する事に、魅力を感じないのだ。
あくまで「私からみれば」だが、
ディズニーのキャラクターの魅力・知名度から見れば
スクウェアのナンジャモンジャキャラクターは見劣りするのだ。
スクウェアキャラクターが 「虎の威を借るキツネ」 に見えてしまう。
ディズニーのキャラクターを使ったゲームを作るのであれば、
ディズニーキャラクター「だけ」を使ったゲームを作ればよい。
オリジナルキャラクターを一緒に冒険させる理由は全く無い。
「ピッコロ大魔王 vs ウルヴァリン」 のような、クロスオーバーの魅力すらもない。
私がディズニーファンだからこそそういった評価になるのだろう。
スクウェアのファンから観れば、全く正反対の感想が出るだろう。
それはそれでよい。
問題は、
「スクウェアのキャラクターとディズニーのキャラクターを共演させる」
という点に関するメリットが全く見られない事だ。
「ディズニーキャラクターが出てればもう幸せ」という層が対象なのだろうか。
ゲームファンも舐められたものである。
「パイレーツ・オブ・カリビアン デッドマンズ・チェスト」が爆発的スタート
「パイレーツ・オブ・カリビアン デッドマンズ・チェスト」が全米公開された。
公開初日に5550万ドル、週末3日間では約1億3200万ドルと
まさに爆発的なヒットをかっ飛ばしている模様。
初日の最高記録であった 『スター・ウォーズ エピソード3/シスの復讐』 (5000万ドル) や、
週末3日間の最高記録であった 『スパイダーマン』 (1億1480万ドル) といった大記録を
塗り替える大ヒットだそうだ。 (※参照参考:walkerplus.com )
正直、そんなにヒットすると思っていなかったので驚いている。
映画公開に間に合わせるために:ゲーム版 『カーズ』
『カーズ』 の劇場公開はなかなか好調・好評の模様だが、
映画公開に併せて 『カーズ』 のゲームが5本も発売されている。
私は以前TVゲーム関連の仕事をしたりもしており、
TVゲームについては今でもオタッキーなほどの興味を持っている。
「ディズニーファン」 & 「ゲームヲタク」 の両方の視点から、
5本の 『カーズ』 を紹介したい。
ゲーム版 『カーズ』 は、
なんと現行の主要ゲーム機5機種を完全制覇している。
しかもすべて 7/6 同時発売だ。
これはゲーム業界では歴史的珍事とも言うべき事態だ。
・・・が、映画の公開に合わせて発売するために、相当なムリをしたようだ。
- ニンテンドーDS用 カーズ (amazon.co.jp リンク)
- 今話題のニンテンドーDS用 『カーズ』 。
タッチパネルを使ったミニゲーム集になっている。
残念ながらとりたてて目新しい部分もなく、
『カーズ』 のキャラクターを借りた、「子供だましの●●ゲー」 だ。
今回ご紹介する5本 『カーズ』 の中で一番悲しい出来栄え。 - 『ニュー・スーパーマリオブラザーズ
』 のおまけゲームの方が
なんぼか出来栄えが良いというのは・・・
ゲームボーイアドバンス用の 『カーズ』 。
今となってはめずらしい、
斜め上から見たクオータービューのレースゲームになっている。
今回紹介した5本の 『カーズ』 では、一番出来が良いと思う。
アメリカ製キャラクターゲーム特有の 「おおざっぱ感」 が抜けないが、
キャラクターに思い入れと愛があれば乗り越えられる壁かもしれない。
ゲームボーイアドバンスのソフトはニンテンドーDSでも遊べるので、
ニンテンドーDSで遊ぶ人もこちらを購入するといいだろう。
プレイステーション2用とゲームキューブ用、
どちらも据え置き型ゲーム機用の 『カーズ』 だ。 ほぼ同内容。
背後から見た視点のノーマルなレースゲームで、
2人同時にも遊べる。
サーキットやラリーコースを様々な登場キャラクターでレース
できるのだが、コースの作りこみが甘い。
画面はきれいだが、ゲームとしてはどうなのか・・・
いろいろと悪しき話題も聞く、プレイステーションポータブル用の 『カーズ』 。
(※これだけは実プレイしていない)
プレイステーション2用やゲームキューブ用と同様の
背後から見た視点のレースゲームだ。
だが 『リッジレーサーズ PSP the Best
』 とどちらが良いか、と聞かれると
答えに困ってしまう、そんな出来栄えに見える。
いずれもゲームとしては、前向きな評価は与えがたい。
キャラクターにどれだけ魅力を感じられるか。
そこに頼らざるを得ないのが、実に悲しい。
メーカーの公式ページ
も映画の画面が載っているだけで、
各ゲーム機版ごとの特徴を解説したページが全くない。
映像で数秒ほど流れるだけで、ゲーム機版ごとの商品情報が全く無い。
このWEBページのつくりからも、ゲーム本体の急造ぐあいが
うかがい知れるというものだ。
※次回は、あるディズニーのゲームについてコメントする。
TDL・TDS チケット料金値上げ
9月1日から、東京ディズニーランド(TDL)と東京ディズニーシー(TDS)の
チケット料金が値上げされる、とオリエンタルランド社から発表があった。
●1デーパスポート
\5500 -> \5800 (大人)
\4700 -> \5000 (中・高校生)
\3700 -> \3900 (幼児(4歳以上)・小学生)
一方、3デー / 4デーマジックパスポートは値下げされる。
●3デーマジックパスポート
\13700 -> \12900 (大人)
●3デーマジックパスポート
\17200 -> \15000 (大人)
新規施設などの設置費用を回収するため、との事だが、
いちいち言い訳なんかしなくても良い。
値上げは構わないから、ディズニーから離れたところで集客しようとする
最近の傾向をなんとかしてほしい。
古き良き TDL が帰ってくるなら、入園料が3倍でも結構だ。
ディズニーとマクドナルドが提携解消
5月、米ディズニーがマクドナルドとの提携関係を解消した。
10年以上続いた契約を、ディズニー側からの申し出で解消した模様。
追ってすぐに、日本マクドナルドでも提携を解消している。
ハッピーセットでのディズニーキャラクターの景品や、
年末にマクドナルドで行われていたディズニーカレンダー販売などは
もう見られそうもない。
※2006/07/16 追記
日本マクドナルドでは、『カーズ』のキャンペーンを開くそうだ。
日本マクドナルドでは契約が続いているのか、期限切れ前なのか、
スポット契約なのかはよく分からない。上記も誤報である可能性がある。
理由はハッキリしないが、ロサンゼルス・タイムスは
ハンバーガーを子供の肥満の原因とする声が出ており、
ディズニー側がイメージダウンを恐れたため、としていた。
提携によってディズニー側が得ていた利益は、年間約1億ドル(約110億円)。
それだけの収入をフイにしたとしても、子供の敵というイメージは避けたい、
という事だろう。
日本マクドナルドは、任天堂と提携してポケモンの景品も提供している。
あちらはどうなるのだろう。


