この家族であることに
あらゆる経験が、願いにつながる叡智に変わる
今日もお越しくださり
ほんとうに、ありがとうございます
ざっくりと
こんなにしてあげてるのに！
気の利いたひとこと、かけてくれたっていいのに！
相手を思うからこそ
やってあげたくなるし
けど期待した反応が返ってこないと
不満が爆発する
ということがもしあるとしたら
無意識には、そうすることで
なにかしらの
恐れや不安がきっと
再現されることはない
そんな希望から、やっているのかもしれない
という視点に敢えて立つことで
見えてくるものがあるかもしれません
私にとっては
まさに料理がそうで
結婚して間もないころ
ひとり泊りで出かけるとき
おかずを大量に作り置き
たしか、麻婆豆腐
と、もう一品なにか
大きなタッパーに
溢れるギリギリの量
これだけあれば、足りるよね
食べてね
と伝えて返ってきた言葉は
「なんでこんなに作ったの？」
「どうみても多すぎるでしょ」
「こんなことしてくれなくていいのに」
その言葉に私は、キレた
キレちゃったのですー
はぁ？
せっかくつくったのに！
私の気持ちはどうなるの？
もういい！
好きにして！
食べなくていいから！
そう吐き捨てて
家を出たのでした。。。
なぜぶち切れるのか？
NVC（非暴力コミュニケーション）の考え方に
感情は、相手の言動が原因にはならない
というものがあります
刺激になっても
だれかの言動が直接の原因にはならない
というのです
ではなぜ
感情は生まれるのか？といえば
大切にしたいことが満たされているかいなか？
に気づかせるサイン💡
満たされればいわゆる、”ポジティブな感情”
満たされなければ、”ネガティブな感情”が生まれる
そして
どんな感情も
感じ切った先には
自分にとって大切なこと（願い）が、ある、と
“怒り”も感情のひとつ
私にとって大切なことはなんだろう？
改めて味わってみると
”ありがとうって言って欲しい”
”気持ちよく、送り出して欲しい”
という願い
で、どうしたいの？
さらに味わっていくと
ありがとうと、言う
いってらっしゃいと、温かく送り出す
なんともシンプルな答えが
やってきたのです
心の学びをしていると
相手を大切にしたかったら
自分をまず大切にすること
ということがよく言われます
その通りだなと
思わずにはいられないほど
自分を後回しにしてきた私ですが
感情をじっくりと感じてみると
その答えが湧いてくる感覚が
幾度となく、やってきます
（アタマの理解が先にあることもあるので
純粋に湧いてきているかは疑わしいですが！）
相手がしてくれたこと
（家計を支えてくれたこと、仕事に出かけ、帰って来てくれること）
ひとつひとつ受けとり直すことで
自分を満たすところから始めていきました
怒りはぶつけるものではない
と理解して
どんな願いがあるのだろう？
とふつふつとしたものを、味わってみる
ぶつけたくなったら
ちゃうちゃうちゃう！！！
と全力で自分を引き留めるのです（笑）
でないと
ムダに自分を責めちゃうから
みんながみんな
とは言わないけれど
多くの人が、小さなころから
いま、どんな感じ？と
聞いてもらい、受け取ってもらう
存在そのものを尊重される経験がないか、とても少なくて記憶にない
のではないかと思っています
その結果、
自分という存在が
不確かになる不安から
どうしたら受け入れられるか？
欲しいつながりを求め
周囲は私に何を望んでいるのだろう？
と外にばかり意識が向く
これを
大人になってもなお
当たり前のように続けてしまう
としたら
自分の行動を振りかえり
どこからそれを、しているのか？
どんな不安があるのか？
どんな恐れがあるのか？
動機を敢えて疑ってみることが
じぶんでは生み出せない
と信じ切っていた自他とのつながりを
取り戻すきっかけになる
結婚したら
夫を支えたい
献身的な妻となることを
当たり前と思い
口にも出していたので
料理することに不満はない
けど実際には
感謝されないなら、つくる意味ある？
不満いっぱいに
キッチンに立っていた
ほんとうは、
褒められなくたって
感謝されなくたって
楽しく料理して食べてもらうこと
できるはずなんだよね
けど
それができなかったのは
褒めてもらえないなら、意味がない
感謝されなければ、価値がない
幼いころ
親の期待にかなわなければ、居場所はない
と握った信念とともにおとなになり
自分の存在価値を
相手の評価に頼りきっていたから
私たちほんとうにはだれもが
生きているだけで価値がある
ひとり残らず、だ
けど
自分で自分の価値を認められないから
だれかに認めてもらうことで
価値を感じようとしてしまう
価値を認めるって
生れてから今日まで
ずっと変わらず価値はあったと
理解することだ
どうやって？
なんて考えないで
だれもが
存在することに価値がある
ということを感じてみて
どう感じるか？
が答えだ
だれに太鼓判を押されるまでもなく
一つ一つのイノチには価値がある
ひとりひとりの存在に価値がある
無条件に
信じていい案件だ
ほんとうは
親や身近なおとなに
言って欲しかったこと
たとえ言われなかったとしても
やっぱり価値は1ミクロンも変わらない
その存在でもって
この家族と出会ったことにも、価値がある
そう思えたなら
よいと評価した経験
悪いと評価した経験
あらゆる経験が
いまにつながるかけがえのないものに見えてくる
いつだって
モノゴトに意味をつけるのは、自分
どう評価するのか？
それは、だれがいつ
どのタイミングで持ち合わせた
ものさし（信念）に基づくなのか？
幼い自分？
大人の自分？
イノチの源につながる自分？
いつの自分も
今の自分が大切にしたい
願いを届けてくれるメッセンジャーだ
～今日、どんな問いを持ちましたか？～
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