「これだけは絶対に無理！」「嫌だ」と思うことってどんなことですか？
私のそれに、かつては
”人前でバカバカしいことをする”がありました。
なので、お笑い芸人とか
マジ無理、なんであんなこと出来るんだ？！と思ってみてました。
２０１６年、当時参加していた感情についての講座の合宿があり
そこでのお題の一つに、”シャドウになり切った寸劇をする”というものがありました。
シャドウというのは、
自分は絶対、あんなんじゃない！
ああなったら人として終わりだ！
ぐらいに嫌っているパーソナリティです。
当時の私のシャドウは、女性のお笑い芸人。
というわけで、いちばんやりたくない
モエヤンという女性コンビのネタをやることにしました。
グループのメンバーそれぞれが”シャドウ”を出して
それとなんとか繋ぎ合わせて適当な寸劇を作る、という算段でした。
そのメンバーの一人が、「自分もモエヤンをやりたい」と挙手したので
一緒にやることに。
動画を見ながら練習するわけなんですが、
『あ〜〜〜〜なんでこんなのやるって言ったんだ〜〜〜〜〜』って後悔しまくりでした。
でも当日。
ロングコートを着てタイツを隠して、
セミナールームの入り口で次の自分たちグループの出番を待っていると
なんか中から笑い声が聞こえます。
『えー？まさか笑われてるの私？でもコートで隠してるし・・・』と思ったのですが
あとで友達に聞いたら、はみ出てる部分の全身タイツがすでに笑われていたそうです。
なもんで、登場しただけでみんながすっごい笑ってくれます。
とにかく精神を集中して、ネタをやり切りました。
何かやるたびに、みんながドッカンドッカン笑ってくれるのが
だんだんと楽しくなってきました。
その時の姿がコチラ ↓
２０１６年の写真だけど、
今より老けてるかもしれない😅
「今年でいちばん笑った」
「あれがシャドウって、なんで？」
（そう見えるぐらい、ハマってたらしい）
「あれはズルい」
「普段の様子と、振り幅がデカすぎた」
など、嬉しい感想をたくさんもらいました。
その後のパーティーでは、なぜかいろんな人が全身タイツを変わるがわる着ていました 笑
それから、日常の気分がすっごく楽になったのを覚えています。
人に笑われるのが嫌で、怖くて、
それをずっと避けてきたし、
そうならないように自分を見張っているようなところがありました。
でも、それがすっかり無くなりました。
かつては会社の花見で余興とかやらされようもんなら
死にそうになって、もんのすごい不機嫌な顔をして、
後から上司に小言を言われるほどだったのに。
面白いことをしてふざける、ということが出来るだけで
こんなに日常生活が楽になるものかー！とびっくりしました。
絶対に無理、これだけは嫌！ということは
ほぼ体験していないということ。
体験していないから、そこにある宝を手にしたことがないわけです。
今の自分から大きく飛躍したい、ノリを変えた時は
そういう未知の分野に飛び込むのも、大いにありです。
楽しいよ！
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