その症状が出たり、病気になったのには理由がある。
症状や病気によって得ているものがあるはずだ。
みたいな説がありますが、
私はこれは嫌いです。
確かに、症状や病気には理由、原因があります。
気温、湿度、騒音、光といった
自分以外の要因もあり得ますし、
未発達なところから老化が始まり、
そこから痛みなどの症状になることもあります。
そして、確かに症状が出たり、病気になることで得ているものもあります。
これはあることもあるんだけど、
治ってみて、全て振り返ってみて初めて分かる、というものが多い。
それに、全てに意味を持たせようとすることは
人生や世界そのものを信じられず、
”全てを把握したい”ということに繋がります。
それは無理なのに。
無理なことを、願望として持ち続けるということは
願いが破れるガッカリを体験し続けることになります。
それか、ガッカリが嫌すぎて、
起きていることを自分の都合がいいように捻じ曲げて認識し続けます。
なので、今症状や病気で苦しんでいる人に
”その病気になることで得ているものは?”と聞くのは
全くのナンセンスだと思っています。
病気になって理由や、隠されている願いを見つけて行くのは大切です。
でも、あんまりそれに囚われすぎても辛い。
その時々の困りごとに対処しつつ、
その人を全体で見たときに、その病気や症状ってどんな位置づけかな?と眺めてみる。
分かることもあるし、
分からないこともある。
分かろうとする、把握しようとするのを辞めた時に
スルッと治ることもあるしね。
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