追記。
Xで、
あのドラマは男に忖度しすぎている。
なんだかんだ、本当はいいやつ、に収束させすぎだ。
個人の中に善なる面があること、それでも女性を侵害する構造に加担していることをもっと描け。
というのを見て、
己の脇の甘さを痛感…。
たしかにそういう批判的な視点も大事だな。
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「私たち、すごく怒ってるんです」と
朝ドラのヒロインに言わせるの、
ほんとに大きなパターンブレイクの始まりだと思う。
ひとつの転換点。
前に友達が、
「会社でおじさんに「結婚したら？」「早くしないと子供が〜」とか言われるけど
相手の気分を害さないように受け流してる、
そういうので怒る人もいるけど、空気が悪くなるしやめて欲しい（怒らないで欲しい）」
「まぁ怒るのもわかるけど…」
みたいなことを言ってて、
何重にも苦しくなった。
普通に考えたら、めちゃくちゃ失礼なことを言われてるのに
なんで怒るのを諦めるんだろう。
なんで、諦めずに怒る人が
悪く言われるんだろう。
なんで怒ることを、見逃してあげなくもないけど…
なんて感じに言われなきゃいけないんだろう。
同じ女性からも。
立場も性格も色々だから
怒れない人がいるのは分かる。
でも、怒る人を疎まないでくれと思う。
今期の朝ドラを見てると。
女性が男性と同じ権利を勝ち取るために
こんな険しい道を潜り抜けてきたのかと、涙が出る。
女性が女性に"怒るな""怒るのは良くない"と言うのは
先人が屈辱を噛み潰して立ち上がり続けたことを
無かったことにすることだと思う。
搾取され続けよう、その方が楽だよ？って言ってるのと
構造的には同じことだ。
怒る女性を、愚かに醜く描かない。
茶化さない。
口を塞がない。
むしろ、知性と決意溢れるカッコ良さという
拡声器を与えて描いた名シーンでした。
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