本人は相手を怒らせるつもりはないのに、
周りからイライラを向けられたり、
怒られたり、
執拗になじられたりする。
そんな人っています。
というか、私もかつてはそうでした。
詳細に見ると、それぞれパターンや構造は違うのですが
共通しているのは
”怒らせちゃう本人が、そもそも超絶怒っている”
多分、怒らせてる本人に、そんな自覚はないと思います。
私はどちらかというと、分かりやすく反抗的な感じだったのですが😅
どちらかというと、
反抗的というよりも従順そう(ぱっと見は)
丁寧で腰が低そう(初見では)
人に気を遣っていそう(そう見えるけど)
という人が、関係が少し近くなると
突然、相手の地雷を踏み抜いてきたりします。
それか、本人がちょっとしたことで人に怒ったりします。
子供の頃、親がとても
支配的でコントロールがきつかった、
ああしろ、こうしろ、と指図や干渉が強い、
生活を監視された(誰と付き合うかに口を出す、お金の使い方を異様に細かく追求する、などなど)
過剰に心配する、
子供が楽しそうにしていると不機嫌になる、
父、あるいは母の悪口、
諸々の愚痴を聞かされる、
親の機嫌を取らされる、
暴力、あるいはネグレクト などなど。
そういう環境で育った子供は
猛烈に怒っています。
大人になって、それをどのぐらい自覚していて、
どのぐらい日常的に怒りが表面化しているかは様々です。
怒っちゃいけない、と怒りを禁じ手にしていると
一見すると、良い人、人を怒らせるようには見えない人になります。
でも潜在的には猛烈に怒っている。
なので、周りの人を通して、怒りを具現化します。
図にすると、こんな感じ。
怒られている人の中に、
押さえ込んでいる怒りが
たくさんたくさんある。
自分でそれを自覚して、
適切に表現することができないと
それは地下にもぐって、目の前の人から噴出します。
自分としてはそんなつもりはなかった、
というところから怒られる人は
この構造が当てはまる可能性が高いです。
私も、怒りを抑圧しすぎて居た頃は
電車で全然知らないおじさんが車両の反対側からだーっと小走りに目の前に来て
「脚を!!組むんじゃねぇぇぇーーーー!!!!」って怒鳴ってきたり、
他にも駅ですれ違った途端に怒鳴られる、
車を運転してたら煽られる、
上司をものすごく怒らせる、
特に関わりはないけど嫌ってくる人がいる、
ひとりだけすごく不利な条件を突きつけられたり、と
しんどすぎた・・・😅
怒りを抑圧していた人が、
その蓋をゆるめて怒りを表現し、
癒していこうとする時。
一旦、周りに怒りが溢れまくることがあります。
人から突然怒られる、嫌われる。
自分も人に対してキレる、怒りが止まらなくなる。
ここの時期は、まぁまぁ辛いです。
とにかく、怒りに適切な表現の場を用意すること、が大切です。
私の場合はキックボクシングでした。
自分も、人も、傷つけない。
壊して後悔が残るものは、壊さない。
表現が終わったら、誰にもその痕跡が分からないようにできる。
それが怒りの適切な表現方法です。
発散ではなく、表現。
こういう段階の時こそ、
各種セラピー、トリートメント、統合ワークがとても助けになります。
モロー反射が活性化してると
怒りやすいし、
怒りと向き合う、癒す、が難しいです。
モロー反射を統合することで
"向き合う"感覚が分かります。
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