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星の砂漠から愛にかえる旅

潜在意識を探求しながら ルーツにもどる旅の途中
光のタロット・ヒプノセラピー・レイキティ―チャー そしてユダヤの秘教カバラの実践者
『こころの平安』をテーマに様々な心理学やセラピーを開拓中

なんとなく続いています。

その①『妻、小学生になる』

その②『ミステリと言う…』

その③『ムーンナイト』

その④『体験IFS その①』

さて、では今回のお題、人格の話に戻ります。

なぜその子(インナーチャイルド)は隠れていたんでしょうか。インナーチャイルドは、どうしてそのままの姿でそこにいたんでしょう。

私たちは生まれてくる前から、例えば胎児の時であっても魂はすべてが解っているとします。胎児の肉体は魂と一体で、母体の中でも赤ちゃんが傷つくような言葉や考えや親の行動があれば、それが起こった時点で子供の人格(インナーチャイルド)が生まれると考えてください。

そうやって、1つの人格(パート)が私たちの内的なシステムのなかで生まれます。その子はほとんど歳をとらず、そのままの姿で存在します。

私たちの心のシステムは、本当によくできていて、内的家族っていうぐらいですから、家族みたいなものなんです。

例えば私の泣き虫のインナーチャイルドを中心に周りに10人ぐらいの兄弟姉妹がいて、彼らが協力してその子を守っているとしましょう。

チャイルドのすぐ上の子はその子が傷つかないように身体で覆って、周りから見えないように隠してくれているかもしれない。また、別の兄弟はその子に注意が向かないように、おどけて周囲の目を自分に引きつけようとしているかもしれないです。

あるいは別の兄弟は、もう少し大人の考え方をしていて、傷ついた部分を刺激して泣かないように、感情を見せないように、頑張って生きていこうとする子かもしれないし。

あるいは社会で生きていくために、たくさんのマニュアルを読んで、それに従って人間関係を無難に過ごそうとしているかもしれません。

もしかしたら、その中にはその子を世の中に出したら大変なことになるから、絶対にその子を守らなければいけないとみんなに言い聞かせている子もいるかもしれませんし、そんな子に対して実は悪態をついたり、不満を漏らしたりする子もいることでしょう。

いずれにしろ、その子一人のためにたくさんの兄弟がチームになって、基本その子がもう傷つかないように、もう苦しまないように、誰の目にもさらされないように守っている。そんな状態が作られてしまっているのかもしれないのです。すごいですね、チーム戦です。

そして時にはそのインナーチャイルドがあまりにも傷ついて苦しんでいる場合、兄弟の1人が身を呈して別人格として表に出てすべてを受け止め、全く正反対の人物を演じることもあるでしょう。

その内容はとても複雑なので、なかなか上手に説明するのは難しいと思います。そのうえ、個人個人の成り立ちや策略が違うので、その仕組みや働きは千差万別です。

さて、私の場合の話に戻りましょう。
その泣き虫の私、5歳のインナーチャイルドを守るために、私の内的システムではいくつもの人格たちがチームを組んで動いていました。

一番メインで働いていた人格(パート)は、なるべく感情を感じないようにして、感情を感じていても表現しないようにしていました。きっちりと感情や行動の管理をしているような女性です。私の中のイメージでは、スーツを着てパソコンを持って、外資企業で働くビジネスパーソンのような冷たい印象を持っている人でした。

その人は、常日頃から私とほとんど同化していて、私そのもののような顔をして生活しています。ほぼニ人羽織状態です。

だから普段は全く気がつかないんですよ(-_-;)
でも、この人がいるからこそ、私はこの社会で何とか生活できるし、自分がダメダメなところを周りに思いっきり見せることもなく、すごい自己嫌悪に陥る前に何とかしてくれる、とても有能な秘書さんのような感じです。

他にはそんな有能な秘書さんほどではないけれど、起こったことをうやむやにしようとするような役割を持っている人格(パート)や、傷ついた子供を体を張って隠そうとするパート、批判をするパートや、何とか頭で考えて理論で解決しようとするパート。あるいはいつもびくびくして周りの顔色をうかがっていて、何事もなかったかのように取り繕うとするパート。

他にも何人もの人格(パート)が入れ替わり立ち代わり現れ、必要な時に出てくるようなのです。そして私自身はそれにはほぼ気が付いていないのです。

私の場合もみんなそのチャイルドを守るために、1つのチームとして協力しているようです。その中の一人は体を張って常に守っていたり、インナーチャイルドが傷つかないように気を配りながら、いつも一緒に遊んであげる役目の子もいました。

こんな感じでシステムができあがっていました。これは1つの例ですから、私の中には、ほかにも様々な痛みを持つ別のインナーチャイルド、あるいは傷ついている自分はたくさんいると思います。あなたの中にも、1つのトラウマや慢性のトラウマで誕生した、傷ついた人格(パート)は何人もいるのだと思います。

記憶の底に封印してしまったその子が出てきたことに私はとても驚き、癒されることで安心しました。その後、とてもすがすがしい気持ちになったことを覚えています。

記憶に蓋をしている傷ついた子以外にも、自覚しているチャイルドやトラウマを持った子供達は何人もいます。例えば学生時代に日中電車や街中で痴漢にあった時の傷ついた私とか、親や誰かに何か言われた時に傷ついた私の部分。

ただもっと苦しくて悲しくてトラウマになってしまうような、映画の主人公たちのような傷を持っている人は、実は今沢山いると感じています。その傷を癒す手立てがなかったならば、もしかしたらほかの子が場面場面で別人格として表に出てきて、主人格が知らない自分を演じているという可能性もあります。そこまでいかなくても、沢山の内的な家族たちがシステムを作って、傷ついた子をかばっているのでしょう。

ですから、程度の差はあるとしても、私たちはたくさんの人格を私たちの中に抱えていて、状況によってそれを出しながら対処している。そして彼らはみな傷ついた人格を守るために役割を持っている。簡単ですが、こんな風に内的家族システム療法では考えられているようです。

中にはいつも出てくるわけではないけれど、何か辛いことがあると自暴自棄になって、お酒や買い物や性的関係に逃げるとか。傷ついた部分が危険にさらされそうになると、怒りで自制が効かなくなったり、お酒を飲んで失敗したり、車をぶつけたり、恋愛関係でうまくいかなくなったり、相手を責め立ててしまったり、そんなことは多分日常茶飯時に起きているのでしょう。なんでそんなことをするのか、そこには理由があるはずです。

見方を変えて、内的な家族のシステムが働いているととらえたら…彼らが守っている傷ついた子を見つけて癒やすことが、人生を穏やかに生きるためのヒントになりそうではないですか?

私の場合は、そのインナーチャイルドを守るために頑張ってきた他の人格(パート)が緩んでくれて、あまり極端な役割をする必要が無くなれば、私自身もすごく楽になるという事実があります。もっと感情を感じて出すことにOKが出せれば、チャイルドもほかの人格も、私自身も、みんな楽になります。

そんなことを考えているとき、賞を取ってロングランを続けている映画、あれです…Dで始まるとっても長い映画。実はもう Amazon プライムで購入できたので、わざわざ映画館に行かずとも、家のリビングで観ることができました。

ネタバレにはならないと思うのですが、その中でも分裂した人格のことが出てくるんです。びっくりしました。それほど身近なテーマとして取り上げられるようになってきたということ。また、その仕組みが分かってきたということなのでしょう。

これは育てられた環境が子供に与える影響が大きく、いわゆる発達性トラウマに繋がるという話。日本でも、教育や家庭環境との関わりは大きくクローズアップされてきています。そしてアメリカなどから、それへの取り組みはどんどん進んでいます。

なんと!もうすぐ五月になりますね。

その前にゴールデンウイークです。今年は10連休という方も多いのでは?コロナもまだまだ流行っているようですから、近場でちょっとという方も多いのでしょうか。

 

ここでお知らせです。

5月4日から5日に、阿佐ヶ谷の産業商工会館で占いのお祭りをやります。日本でも貴重なカバラを勉強する魂の学校『フィリング』主催で占いのお祭りを開催します。当日は入場料で二日間有効。カバラ関係の翻訳本、手作り製品などの出品や中古品の販売もあります。気が向いたらふらっと遊びに来てください。(ホロスコープと紫微斗数以外の占い以外は予約不要)

 

お茶とお菓子を用意しています。

秘密の学校やカバラの話などもできるかも♪

くわしい案内はこちらです。

『見てもらい放題』

なんとなく続いている(笑)人格シリーズです。

その①『妻、小学生になる』

その②『ミステリと言う…』

その③『ムーンナイト』

 

さてさて、前回までは隠れた人格のお話でした。今日はわたしの中にもそんな隠れた人格があったというお話です。いえいえ、皆さんの中にもたくさん在る、というよりは居るんですけどね。

内的家族システム療法の4回目のセッションを、今年の一月に受けました。心理カウンセリングの『家族療法』は文字通り、問題を抱えた個人とその家族に物理的に参加してもらう療法です。

では、内的家族システム療法とは?聞きなれないと思いますが、こちらも文字通り(笑)かもしれないですね。クライアントのなかの(内的)家族のように助け合っている組織(システ厶)のようなものを取り扱っていくというものです。

以前から興味があった内的家族システム療法(インナーファミリーシステム)のセラピーを、昨年から受けていたのですが、回を重ねるごとに自分の中のシステムに気づいていきました。細かい話はまた別の機会があったらしたいと思います。

精神世界という言葉がメジャーになる頃から、私自身がとても生きづらかった為、様々なセラピーを受け本を読み漁りました。退行催眠や様々なワークで、インナーチャイルドは結構癒やしてきたつもりだったのです。

ところが、すっかり忘れていた子が現れました!

もちろん姿を現してしまえば、彼女はとても馴染みのある子でした。その子は4、5歳の女の子で、いつも一人でチョークで地面に絵を描いたり、積み木で遊んでいました。まだ小学校に入る前の私です。

2歳上の姉は既に小学校に通っていて、学校の話を毎日楽しそうに私にしてくれていました。私は週に何回か、遠くの幼稚園まで母と歩いて通っていたような気がします。

とっくの昔に、その子の悲しみや痛みは私自身が深く深く心の底に封印していたものでした。聞いてしまえば、大したことのないよくある話なんですけれどもね(笑)

子供の頃は周りからいつも泣き虫と言われていました。なにかが起こる起こらないに関わらず、喋ろうとするといつも感情が高ぶってしまい、まず涙が出ていました。

すると、自分の意見や言葉を言おうとして頑張るのですが、涙の量が多すぎて喋れなくなってしまう。そうしている間に相手(ほぼ親ですね)は、たたみかけるように質問をし、答えられない私に呆れてその場を去るか怒る。このパターンがずいぶん続いていたような気がします。

母親は三人の子育てやパート仕事で忙しかったので、子供の話をゆっくり聞いてもらうことができなかったというのは事実ですが、家で理不尽な怒られ方をしたことは記憶になく、特に母との関係には問題を感じていませんでした。父とはちょっとあったかな。

言いたいことが言えずに、声がうわずって涙が出てしまう。そうするとそれが嫌でもっと悲しくなり涙で喋れなくなり、最後はしゃくりあげてしまうという状態。その頃はそんな風に悪循環が続いていました。

親もそんな私を相手にしている時間がなく、そのままほったらかしにされて、伝えたいことは何も伝わっていない状態になります。するとますます自己嫌悪に陥り、自分の意思を表現できないまま、それを押し殺してしまうという、これまた悪循環に陥っていました。

私自身これがどのくらい続いたのか覚えていませんが、多分小学校の低学年ぐらいまではそういうことがあったのでしょう。

小学校4年生で田舎の学校に移ってからはその記憶はありません。だから一旦その時期までにこの状態は封印されてしまい、今まで出てこなかったのでしょう。忘れたことになっていたのでしょうね。

ですから、その子が癒されないまま、私の中にいたという事実には納得です。同時にその子を見つけてくれて本当に感謝しているという思いが溢れました。

さて、これが私が受けた内的、家族療法の4回目に出てきたインナーチャイルドでした。そのインナーチャイルドは出てきてさえくれれば、癒すことも簡単にできたのですぐにその子は元気になり、現在の私と共に一緒に1週間ほど過ごすことになりました。セッションで癒やされていたので、私と過ごす時にはすっかり元気になって家中を走り回ったり(イメージの中で)一緒に旅行をしたりしていました。

私自身は様々なセラピーで癒されていて、とても元気な状態でした。それは深い記憶の底、人生の最初の時期(月の時代)でしたので、セッション後はすっかりその子のことは忘れていたんです。けれども思いがけず瞑想で出てきたり、時々その子が旅行先でコロコロとでんぐり返しをし、走り回るイメージが湧いてきたので、やはり一緒にきているんだなと感じていました。

なぜその子(インナーチャイルド)は隠れていたんでしょうか。インナーチャイルドは、どうしてそのままの姿でそこにいたんでしょう。

 

次に続きます。

 

ドラマの感想で解離性人格障害の関係の記事を書いています。

その①『妻、小学生になる』

その②『ミステリと言う…』

 

そうしたら、ディズニーチャンネル+ で、マーベル(アべンチャーシリーズですね)の新作ドラマが始まりました。今度のヒーローはダークです(笑)。

 

ロンドンの国立博物館に努めているスティーブンは真面目で穏やかな男性だったが、頭の中に声がしていて、時たま意識をなくして別人格のマークに入れ替わっていた。ある時、それに気が付いたスティーブンだったが、マークが全面的に人格を乗っ取って、主人格のスティーブンを出てこられないように内側に閉じ込めてしまう。

 

…とまだ2話までなのですが、あら、また人格分裂のお話が飛び込んできました。こちらはニ重人格ヒーロー。もちろん、エンタメです、宇宙人とか神まで出てくるマーベルですから、荒唐無稽なアクションと設定が続くのでしょう。

お酒を飲むと豹変する人や、車に乗ると人が変わる人も結構いますよね。この人たちも二重人格などと言われますが、本人の意識は途切れることなく続いていることがほとんどです。時々、記憶をなくし飲んで騒いて暴れて、財布とか大切なものをあちこちに置きっぱなしにしたり、駅前の看板を持ち帰ってきて翌朝びっくりするおじさんたちは昔よくいました…が

 

じゃあ、車を運転するときに穏やかな人が急に乱暴になったり、遅い車をあおったり口汚くののしったり…(度を超すとあおり運転ですから気を付けましょうね)そういう人には何が起こっているのでしょう。日ごろのストレス発散? 万能感を感じられるから? 刺激を求めている?

 

普段から危険な行動をしたり攻撃的な性格の人ならなんとなくわかりますが、もし普段の行動や考えが穏やかで、車に乗ると急に人が変わる場合…もしかしたら、それは自分の中の隠れた人格が顔を出す瞬間なのかもしれません。

 

ミステリ…ドラマや『ムーンライト』のように、人格が全く入れ替わってしまう場合や、本人が肉体から離れてしまうようなことがなくても、私たちは実は多重な存在のようです。ドラマのようにわかりやすく人が変わることはまれですが、まるで二人羽織のように、別の人格が重なって主導権を握るなんてことは実は日常茶飯事なんです。見方をちょっと変えると、私たちは沢山の人格から構成されているととらえられるんですね。上手に二人バオられているのに気がつかないだけ(^_^;)

 

思いがけず、自分が意識していない別人格が出てしまうことって結構…いやいやかなりあるのではないかなと思います。今年の冬に起きた私のセラピー体験は、自覚がなかったのでちょっと驚きでした。

長くなりそうなので、続きます。

すっかり春です。

遅霜の恐れがなくなるのが、八重桜が咲く時期といわれていますのでもう少しでしょうか。お庭ではクリスマスローズにパンジー、デイジー真っ盛り、ネモフィラは一株ですが、わさわさしております。もっと買い足して・憧れの・ネモフィラ花壇にするのもよいかも…(^^♪

 

前回の『妻、小学生になる』というドラマのお話のちょっと続きで、また心理学的に説明可能な症状がドラマに組み込まれている、そんなお話。今回は変な題名ですみません。噂の『ミステリーと言う勿れ』はご覧になりましたか?

 

変幻自在な俳優さん、AuのCMでおなじみの鬼ちゃんこと、菅田将暉さんが主演の2022冬季不思議なドラマでしたね。こっちも一部ネタバレかなm(__)m 最終回にもかかわらず、こりゃワンクール終わりで次はいつかな?という感触でした。

 

その中のエピソードで『ライカ』という入院中の女の子と主人公が仲良くなるのですが、ライカさんは実は違う名前で入院している人の分裂した人格だったのです。ライカさんは主人格の意識のないところで一人で動き回り、主人公と会話したり外出したりしていますが、入院中の主人格の人は車いすです。入院中の彼女はライカさんの存在を知らないのです。

 

これは、昔は精神分裂病と言われていて、一人のはずの人間の中で、成長途中に別の人格が生まれてしまう症状です。特に最近よく言われるのが、虐待(性的、物理的、精神的)や、ネグレクトなどで子供の精神が耐えられなくなった時、別人格が苦しくてつらい部分を背負い、表に現れて主人格をかばうような状態です。その場合、主人格は記憶をなくしていることも多いそうで、Eテレで特集が組まれたこともあります。

 

細かいメカニズムはここではお話しませんが、ライカさんも小さいとき、親からの肉体的虐待を受けていて、主人格の精神が耐えられなくなり、苦しみを肩代わりをするために現れたようです。

 

『妻、小学生になる』では、ある意味精神的にとてもつらい状況に耐えられなくて、まりかちゃんの主人格は体にとどまっていることができなくなってしまい、アラフォー元妻幽霊に身体を乗っ取られてしまったわけですね。そんなとき、別人格として、まりかちゃんの記憶に残らない、強いリリカちゃん(仮名)とか出てくる可能性もあるわけです。

 

そして最終的には、まりかちゃんのお母さん(言葉による虐待をしている毒母ですね)が、自分を振り返って毒母であることを認め、娘に向かい合おうとすると、まりかちゃんの生きる力が戻ってきて、元妻幽霊は本人に身体を返すことになりました。

 

ライカさんの場合も、入院している本体が生きる希望を持ち始めた時に、ライカさんは彼女のために、自分がもう苦しみを背負って生きる必要がないことを悟って消えていくのです。ライカさんは主人格の人を守るために生まれ、その役が終わったら消えて(統合されて)いく。

 

『Mother マザー』を始め、『万引き家族』など、毒母や虐待、ネグレクトに関する問題点は様々なドラマや映画でも取り上げられてきました。外国映画では『ジョーカー』やエルトンジョンの自伝的映画『ロケットマン』など、子供の頃の家庭の状況は、やがて様々な精神的、肉体的問題の引き金になります。

 
専門家から見たら、細かいところはいろいろと辻褄が合わないことはあると思います。ドラマですし…エンタメですからね。
この解説も適当ですm(__)mが、でもこれだけドラマに頻繁にでて社会問題になるくらい、現代社会に巣くっている大きな問題だと思っています。
極端だと、その人の人生に大きな影響を与える事も有ります。それほどでなくても、私たちが成長し、人格を形成していく中で様々な感情を押し込めたり蓋をしたりすることは起きてきます。
なんとなく、続きます〜♬

新しい年度が始まりました。四月1日は会社などの入社式。小学校は今年も五日頃でしょうか。お子様の小中高など入学式が重なる方は特にお忙しいですね。今年は久しぶりに桜の下での入学式になるのかしら?何年目のマスクをつけた入学式でしょうか。それにしても寒い冬でした。

星の世界では宇宙元旦とか言われている太陽牡羊座入りも過ぎました。たくさんの星読みたちが今年のこれからの一年、特に最初の三か月はどうなるのかを伝えてくれています。

星はとりあえず置いておいても、前回予言(してないけど…笑)したように、2022年は激動になるでしょう。多分、今まで隠されてきたことが表にたくさん出てきて、自分たちが信じてきたものは(信じこまされてきたもの)は何だったのかに気が付くのではないかなと思います。

世界も大きく変化してきてますね。すべてにおいて、それを私たちがどう捉え、どう対処して生きていくか?何を基準に判断して生きていくのか、何が真実で何が真実じゃないか、自分自身の判断を問われる年だと思っています。いろいろと起こってくる出来事に揺さぶられそうです。

命の危険を感じることもあるでしょう。それから真実を知ることで、裏切られたと思う人、その怒りをだれかに転嫁してぶつける人もいるかもしれない。それをもっと大きな仕組みのせいにしたり、陰謀論を持ち出すかもしれない。残念ながら、毎回毎回選んでいるのは自分。どれだけ情報統制されているといえど、日本ではまだまだ調べれば様々なことがわかりますからね~。自己責任になってしまうのは仕方がない気がします(-_-;)

さて、2022年新春のドラマ群が終わりましたね。私自身は少ししか見ていなかったのですが、面白いことに取り上げられているテーマが、最近は自分の注目していることや興味があることにシンクロしていることが多いのです。

『妻、小学生になる』
その一つがこちら。石田ゆりこさんが美しいオーラを振りまきながら、亡くなった奥さま役をやっていてなかなか興味深く拝見しておりました。

視点はヒプノセラピストのもの(笑)
最近はドラマをタブレットやFireTVを介して、TVer(ご存じ無料のアプリです)で見ることがほとんどなのです。まだ見てない人はネタバレになりま~す。ごめんなさい。でもそのうち全話まとめてTVerでやると思いますので見てね。

『妻、小学生になる』は、途中まで生まれ変わりの話でした。本なんかもよく出ていますね~ブラジルやインドで過去生の記憶を持って生まれてくる子供の話。で、10歳の『まりかちゃん=役名』の演技が抜群に上手なんですな。10歳でもおばさん感満載♡ そうそう、心残りの人は割とすぐ生まれ変わってきちゃったりするんだよね~なんて思っていたんですね。


10歳のまりかちゃんは、ある日突然自分がアラフォーの死んだ女性であることを思い出し、昔の家に夫と娘を訪ねていくところから始まります。ところが!途中から様子が変わる…10歳の元妻本人も元夫も二十歳の娘も記憶や料理の腕で生まれ変わりを信じ切っていたんですけれどね。そのままいったら大人になって、元のさやにおさまるのか? そんな終わりになるのか…

この場合、亡くなってからすぐ、生まれたばかりのまりかちゃんの体に魂として入ってしまったという、いわゆる生まれ変わりの設定っぽいのです。まあ、ありかもしれません。日ごろ色々な方の前世や何かを見せていただいてるので、「生まれ変わりってあるよね」って思ってるんですね。今は第2次世界大戦で亡くなった方の生まれ変わりが結構この地球にいるみたいです。すごく急いでいる魂はあっという間に生まれ変わっちゃうなんていう例もあるみたいで、そういう場合結構過去世のことを覚えてたりするらしいんですよ。

ところが途中からなんか違う方向へ…結論から言うと、実は幽霊として体に入っちゃっていたんです、アラフォー元妻、石田ゆり子が。思い残しちゃっていて、しかも残していった家族の堕落した姿を見ていられなかったのですね。

アラフォー元妻石田ゆり子はさまよえる幽霊になっていたらしく…10年も…こわ!そしてふとしたことで10歳の女の子の中に入って、彼女自身がのっとってしまった!ということが分かってしまうんです。あら、これは…オカルト…?

はい、ここまででネタバレしちゃいましたけれども(笑) 私は顕在意識では、昔のことなんかほとんど覚えてはいませんが、ヒプノセラピーで相当過去生も見ていますから、今生持っている癖とか生き方の傾向はかなり引きずっていると自覚しています。

どうして、どうやって10歳の女の子、まりかちゃんの身体にアラフォー元妻が入ったのか?それがだんだん明らかになる。その女の子はお母さんにある意味虐待を受けていて、ある日パジャマで外に出されてしまい、その時にもう自分は消えてしまいたいと思っていると、自分の魂が体から離れちゃったんですね。で、その隙に心残りで10年もさまよっていたアラフォー元妻が、10歳のまりかちゃんをかわいそうだなって触れた途端に彼女の中に入っていれ変わってしまった!

その部分のところは、そのまりかちゃんもアラフォー元奥さんの幽霊さんもはっきりと覚えていないから、幽霊さんは自分は生まれ変わっていたんだ!なんて信じちゃった。つまり10歳のまりかちゃんの魂は外に出て、体乗っ取られちゃったからさまよってしまったわけですよ。こわ!

様々な所で記憶がなかったので、本当の事実を知らず、思い込んでいたという設定です。ドラマなので細かいことは突っ込まないことですよ~。はい、ここからは実は心の勉強をしている心理セラピストの目で見てみてみましょう。

私たちって辛いことがあると、体から魂が出ちゃうことがあるようなのです。意識がなくなってフリーズして体の上に浮かび上がったりしていることもあるようです。ゲリーボーネルさんは子供の時、虐待を受けているときは天井から見ていたといっていました。(本『ビューイックドライバー』)

あるいは別の人格がのっとったりします。今回は別の人格ではなくて、幽霊さんだったので、憑かれちゃったということになるのでしょうが、その辺はファンタジー風に描かれていますね。本人は外に出てしまい、ほかの人に乗っ取られた場合…う~ん、ウオークインならありそうですが…同居というのはあるかもです。あるいは、自分の中で主人挌とは違う人格が出てくる可能性もあるのです。そうなると、解離性人格障害と呼ばれます。

さて、そういうわけで様々なことが起こって(笑)、最終的にはそのアラフォー幽霊の奥さまはある意味成仏することができるんですけれど、人間は心残りのことや感情的なものがずっと残っている限り、やっぱりここに彷徨ってしまったり、うまく成仏できなかったりするんだよね。


常々思うのは、感情は上手に処理しましょう、ということです。特に恨みや怒りの感情、罪悪感、被害者意識などは自分のことも傷つけます。年を取っていつまでもネガティブな感情を持ち続けてしまうと、幸せな老後ではなさそうですね。身体がなくなっても、あるいは年齢がいっていろんなことが解らなくなっても、そういう感情だけを握りしめていると、ご自身も周りもとても苦しいことになってしまうのでは~と思います。


過去生も含めて、過去に様々な事件や問題があって、とても影響を受けているということはありますが、それらはもちろんある意味?全部ストーリーなんです。終わったことだからそのストーリーを全部回収して、ストーリーなんだ、もう私には必要ないなって手放した時、新しいページが始まるんです。

 

楽しいことも執着になりますし、苦しかったこと悲しかったことも、手放してしまうのをお勧めします。そうしたら、もうそれを客観的に一つのストーリーとして持っていることは苦しくはないと思います。ですからそのまま持ち続けて、人に話すネタにしてしまおうと思うのもよいかな~と最近は思います。