『ムーンナイト』 | 星の砂漠から愛にかえる旅

星の砂漠から愛にかえる旅

潜在意識を探求しながら ルーツにもどる旅の途中
光のタロット・ヒプノセラピー・レイキティ―チャー そしてユダヤの秘教カバラの実践者
『こころの平安』をテーマに様々な心理学やセラピーを開拓中

ドラマの感想で解離性人格障害の関係の記事を書いています。

その①『妻、小学生になる』

その②『ミステリと言う…』

 

そうしたら、ディズニーチャンネル+ で、マーベル(アべンチャーシリーズですね)の新作ドラマが始まりました。今度のヒーローはダークです(笑)。

 

ロンドンの国立博物館に努めているスティーブンは真面目で穏やかな男性だったが、頭の中に声がしていて、時たま意識をなくして別人格のマークに入れ替わっていた。ある時、それに気が付いたスティーブンだったが、マークが全面的に人格を乗っ取って、主人格のスティーブンを出てこられないように内側に閉じ込めてしまう。

 

…とまだ2話までなのですが、あら、また人格分裂のお話が飛び込んできました。こちらはニ重人格ヒーロー。もちろん、エンタメです、宇宙人とか神まで出てくるマーベルですから、荒唐無稽なアクションと設定が続くのでしょう。

お酒を飲むと豹変する人や、車に乗ると人が変わる人も結構いますよね。この人たちも二重人格などと言われますが、本人の意識は途切れることなく続いていることがほとんどです。時々、記憶をなくし飲んで騒いて暴れて、財布とか大切なものをあちこちに置きっぱなしにしたり、駅前の看板を持ち帰ってきて翌朝びっくりするおじさんたちは昔よくいました…が

 

じゃあ、車を運転するときに穏やかな人が急に乱暴になったり、遅い車をあおったり口汚くののしったり…(度を超すとあおり運転ですから気を付けましょうね)そういう人には何が起こっているのでしょう。日ごろのストレス発散? 万能感を感じられるから? 刺激を求めている?

 

普段から危険な行動をしたり攻撃的な性格の人ならなんとなくわかりますが、もし普段の行動や考えが穏やかで、車に乗ると急に人が変わる場合…もしかしたら、それは自分の中の隠れた人格が顔を出す瞬間なのかもしれません。

 

ミステリ…ドラマや『ムーンライト』のように、人格が全く入れ替わってしまう場合や、本人が肉体から離れてしまうようなことがなくても、私たちは実は多重な存在のようです。ドラマのようにわかりやすく人が変わることはまれですが、まるで二人羽織のように、別の人格が重なって主導権を握るなんてことは実は日常茶飯事なんです。見方をちょっと変えると、私たちは沢山の人格から構成されているととらえられるんですね。上手に二人バオられているのに気がつかないだけ(^_^;)

 

思いがけず、自分が意識していない別人格が出てしまうことって結構…いやいやかなりあるのではないかなと思います。今年の冬に起きた私のセラピー体験は、自覚がなかったのでちょっと驚きでした。

長くなりそうなので、続きます。