『妻、小学生になる』 | 星の砂漠から愛にかえる旅

星の砂漠から愛にかえる旅

潜在意識を探求しながら ルーツにもどる旅の途中
光のタロット・ヒプノセラピー・レイキティ―チャー そしてユダヤの秘教カバラの実践者
『こころの平安』をテーマに様々な心理学やセラピーを開拓中

新しい年度が始まりました。四月1日は会社などの入社式。小学校は今年も五日頃でしょうか。お子様の小中高など入学式が重なる方は特にお忙しいですね。今年は久しぶりに桜の下での入学式になるのかしら?何年目のマスクをつけた入学式でしょうか。それにしても寒い冬でした。

星の世界では宇宙元旦とか言われている太陽牡羊座入りも過ぎました。たくさんの星読みたちが今年のこれからの一年、特に最初の三か月はどうなるのかを伝えてくれています。

星はとりあえず置いておいても、前回予言(してないけど…笑)したように、2022年は激動になるでしょう。多分、今まで隠されてきたことが表にたくさん出てきて、自分たちが信じてきたものは(信じこまされてきたもの)は何だったのかに気が付くのではないかなと思います。

世界も大きく変化してきてますね。すべてにおいて、それを私たちがどう捉え、どう対処して生きていくか?何を基準に判断して生きていくのか、何が真実で何が真実じゃないか、自分自身の判断を問われる年だと思っています。いろいろと起こってくる出来事に揺さぶられそうです。

命の危険を感じることもあるでしょう。それから真実を知ることで、裏切られたと思う人、その怒りをだれかに転嫁してぶつける人もいるかもしれない。それをもっと大きな仕組みのせいにしたり、陰謀論を持ち出すかもしれない。残念ながら、毎回毎回選んでいるのは自分。どれだけ情報統制されているといえど、日本ではまだまだ調べれば様々なことがわかりますからね~。自己責任になってしまうのは仕方がない気がします(-_-;)

さて、2022年新春のドラマ群が終わりましたね。私自身は少ししか見ていなかったのですが、面白いことに取り上げられているテーマが、最近は自分の注目していることや興味があることにシンクロしていることが多いのです。

『妻、小学生になる』
その一つがこちら。石田ゆりこさんが美しいオーラを振りまきながら、亡くなった奥さま役をやっていてなかなか興味深く拝見しておりました。

視点はヒプノセラピストのもの(笑)
最近はドラマをタブレットやFireTVを介して、TVer(ご存じ無料のアプリです)で見ることがほとんどなのです。まだ見てない人はネタバレになりま~す。ごめんなさい。でもそのうち全話まとめてTVerでやると思いますので見てね。

『妻、小学生になる』は、途中まで生まれ変わりの話でした。本なんかもよく出ていますね~ブラジルやインドで過去生の記憶を持って生まれてくる子供の話。で、10歳の『まりかちゃん=役名』の演技が抜群に上手なんですな。10歳でもおばさん感満載♡ そうそう、心残りの人は割とすぐ生まれ変わってきちゃったりするんだよね~なんて思っていたんですね。


10歳のまりかちゃんは、ある日突然自分がアラフォーの死んだ女性であることを思い出し、昔の家に夫と娘を訪ねていくところから始まります。ところが!途中から様子が変わる…10歳の元妻本人も元夫も二十歳の娘も記憶や料理の腕で生まれ変わりを信じ切っていたんですけれどね。そのままいったら大人になって、元のさやにおさまるのか? そんな終わりになるのか…

この場合、亡くなってからすぐ、生まれたばかりのまりかちゃんの体に魂として入ってしまったという、いわゆる生まれ変わりの設定っぽいのです。まあ、ありかもしれません。日ごろ色々な方の前世や何かを見せていただいてるので、「生まれ変わりってあるよね」って思ってるんですね。今は第2次世界大戦で亡くなった方の生まれ変わりが結構この地球にいるみたいです。すごく急いでいる魂はあっという間に生まれ変わっちゃうなんていう例もあるみたいで、そういう場合結構過去世のことを覚えてたりするらしいんですよ。

ところが途中からなんか違う方向へ…結論から言うと、実は幽霊として体に入っちゃっていたんです、アラフォー元妻、石田ゆり子が。思い残しちゃっていて、しかも残していった家族の堕落した姿を見ていられなかったのですね。

アラフォー元妻石田ゆり子はさまよえる幽霊になっていたらしく…10年も…こわ!そしてふとしたことで10歳の女の子の中に入って、彼女自身がのっとってしまった!ということが分かってしまうんです。あら、これは…オカルト…?

はい、ここまででネタバレしちゃいましたけれども(笑) 私は顕在意識では、昔のことなんかほとんど覚えてはいませんが、ヒプノセラピーで相当過去生も見ていますから、今生持っている癖とか生き方の傾向はかなり引きずっていると自覚しています。

どうして、どうやって10歳の女の子、まりかちゃんの身体にアラフォー元妻が入ったのか?それがだんだん明らかになる。その女の子はお母さんにある意味虐待を受けていて、ある日パジャマで外に出されてしまい、その時にもう自分は消えてしまいたいと思っていると、自分の魂が体から離れちゃったんですね。で、その隙に心残りで10年もさまよっていたアラフォー元妻が、10歳のまりかちゃんをかわいそうだなって触れた途端に彼女の中に入っていれ変わってしまった!

その部分のところは、そのまりかちゃんもアラフォー元奥さんの幽霊さんもはっきりと覚えていないから、幽霊さんは自分は生まれ変わっていたんだ!なんて信じちゃった。つまり10歳のまりかちゃんの魂は外に出て、体乗っ取られちゃったからさまよってしまったわけですよ。こわ!

様々な所で記憶がなかったので、本当の事実を知らず、思い込んでいたという設定です。ドラマなので細かいことは突っ込まないことですよ~。はい、ここからは実は心の勉強をしている心理セラピストの目で見てみてみましょう。

私たちって辛いことがあると、体から魂が出ちゃうことがあるようなのです。意識がなくなってフリーズして体の上に浮かび上がったりしていることもあるようです。ゲリーボーネルさんは子供の時、虐待を受けているときは天井から見ていたといっていました。(本『ビューイックドライバー』)

あるいは別の人格がのっとったりします。今回は別の人格ではなくて、幽霊さんだったので、憑かれちゃったということになるのでしょうが、その辺はファンタジー風に描かれていますね。本人は外に出てしまい、ほかの人に乗っ取られた場合…う~ん、ウオークインならありそうですが…同居というのはあるかもです。あるいは、自分の中で主人挌とは違う人格が出てくる可能性もあるのです。そうなると、解離性人格障害と呼ばれます。

さて、そういうわけで様々なことが起こって(笑)、最終的にはそのアラフォー幽霊の奥さまはある意味成仏することができるんですけれど、人間は心残りのことや感情的なものがずっと残っている限り、やっぱりここに彷徨ってしまったり、うまく成仏できなかったりするんだよね。


常々思うのは、感情は上手に処理しましょう、ということです。特に恨みや怒りの感情、罪悪感、被害者意識などは自分のことも傷つけます。年を取っていつまでもネガティブな感情を持ち続けてしまうと、幸せな老後ではなさそうですね。身体がなくなっても、あるいは年齢がいっていろんなことが解らなくなっても、そういう感情だけを握りしめていると、ご自身も周りもとても苦しいことになってしまうのでは~と思います。


過去生も含めて、過去に様々な事件や問題があって、とても影響を受けているということはありますが、それらはもちろんある意味?全部ストーリーなんです。終わったことだからそのストーリーを全部回収して、ストーリーなんだ、もう私には必要ないなって手放した時、新しいページが始まるんです。

 

楽しいことも執着になりますし、苦しかったこと悲しかったことも、手放してしまうのをお勧めします。そうしたら、もうそれを客観的に一つのストーリーとして持っていることは苦しくはないと思います。ですからそのまま持ち続けて、人に話すネタにしてしまおうと思うのもよいかな~と最近は思います。