運転免許自主返納 記 念 警視庁交通部
令和3年9月10日、「申請による運転免許の取消通知書」が発給されました。
「あなたの申請に基づき、道路交通法第104条の4第2項の規定により、令和3年9月10日付けであなたの免許を取消したので通知します。」東京都公安委員会印が押されています。
ハァ~アッ、なんだかあっけない幕引きでしたよ。
免許を取得したのが昭和46年10月28日なので、2021年から1971年を引き算すると、50年という時間経過の計算になりますね。
前回の更新時期、平成28年9月20日付けSDカード「無事故無違反の証」は37年間と記されているから、令和3年までの5年間を足すと42年間になるんだけれど、取り消してしまったので、この5年間を足したSDカードは、申請できないんだとのこと。
自主返納手続き前に、SDカードの申請をしておけばよかったかもね。
ここで、運転免許証の所有期間と、無事故無違反の期間に差があることにお気づきでしょう。なんだい、あきぼうも事故や違反を起こしているんじゃないか、と。
羽田東急ホテルでの仕事を終えて東京に戻るときに、第一京浜道路の大森町を過ぎた大きな交差点に差し掛かるときに、大きなトレーラーの後ろについていて、そのまま通過しようとしたところ白バイがサイレンを鳴らして右側から現れて、左側に止まれと合図してきたんですよ。
警官は「信号無視」だというのですね。トレーラーの後ろについていたから信号は確認していなかったから、抗弁できなかったんです。あとで気が付いたんだけど、この交差点は大森警察署の真ん前だったんです。どうも狙っていたみたいなんだな。
唯一の交通違反行為でした。まあね、信号無視は大きな事故を引き起こすから、やっちゃいけないし、大きなトレーラーやトラックの後ろは車間距離を開けて、交差点侵入に際しては自ら信号を確認しなきゃね。
まあ、運転免許の自主返納だけど、今年に入ってからはずいぶんと逡巡しましたよ。いったん返上しちゃうとね、取消通知書の備考欄に書いてあるんだけど。
○免許の取消された方が新たに免許を取得する場合は、はじめから運転免許の試験を受けることになります。
ということになるからさ、今更もう一度自動車学校へ通うつもりもないし、じゃあ、いきなり試験場での免許試験で合格できるかというと、その自信はないしね。
でもね、老いては子に従えというから、息子や娘から「父ちゃんの運転は危ない」と指摘されたら、そうなんだろうなと思うしかありません。
3ツ折りカードの表紙には「運転免許自主返納記念」とあって、左上には赤いリボン、右下にはピーポくんが配されて、警視庁交通部とあります。
カードの1枚目を開くと内側には「長い間、運転お疲れさまでした。」と書いてあります。
これから、歩行者、自転車利用者として、交通ルールを守り、しっかり確認して交通事故に遭わないようにしましょう。
「他人任せではなく、自ら安全を守る」とあって、小さな反射材が封入されています。
そして、それまで使用していたゴールド免許証の真ん中に○い穴があけられていました。
新たに交付された「運転経歴証明書」は、運転免許証とほぼおんなじデザインになっていて、それまでゴールドラインが引いてあった箇所には、グレーのラインに変わっています。
「運転経歴証明書」とゴチック体で書かれたすぐ下には、朱色で(自動車等の運転はできません)と書いてあるのです。
東京都下三多摩地域に居住しているとはいえ、路線バス網はたくさんあるので、70歳を機に購入した東京都シルバーパスを利用すれば、相当の範囲はバス乗り継ぎ旅で行くことができます。
錦糸町駅前から多摩の最寄り駅前まで7回乗り継いで帰ることができるんです。まあ、急いでいるときは電車に乗ればいいし、大きな荷物を自分で運ぶことももうないしね。
しばらくは、もう運転できないんだなと思うだろうし、もう運転しないよという心持に至るには時間が必要かもしれません。
14日が来ると72歳になります。ガースーも72歳だったよね。生き方を考え直す時期なのかもしれませんぜ。
虫集く ふとん首まで 引き寄せる (秋望)