シェルターでは、一旦ケージから出ると
戻らせるのに一苦労…という猫たちが多い中
（特に掃除）ボラさんたちに
「（掃除の邪魔だから）少しは外に出てらっしゃい！」
と叱咤されてばかりいた、
ケージ扉が全開でも
寝床に引きこもってばかりいた、ココ。
我が家でももちろん、寝床に引きこもり。
その様子を観察するのに忙しくなった
ぽんちゃんと我が愛猫こんぶは
新お気に入りの猫ベッドを見捨てることに。
（あまりにもあからさまな見張り）
よって「ココがケージから出てくるのは
何週間先になることやら…」
と油断していた筆者の隙をつき
我が家に来て１週間もしないうちに
ココ、ケージから脱走しました！
我が家での毎晩の恒例、おもちゃ遊びに
参加している…気分に少しでもさせるため、
ココが引きこもる寝床の目の前の扉を開け
おもちゃをチラつかせていたのです、筆者。
しかし、もちろんココはまーったくの無反応。
なので、ある日筆者、
扉を開けっぱなしのまま、１分くらい
部屋を不在にして戻ると
なんと！ケージも寝床ももぬけの殻！
えぇぇ、ココ、どこよ！？？？？
ケージの向いにある、コタツもどきに
移動していました…
まぁ、しばしの自由を味わいなさい、
と１～２時間ほどそのままにしたのち
ケージに戻ってもらった、翌日。
明らかに、ケージから出たそうなので
また、しばしの自由を楽しませたのち
筆者の就寝前にはケージに戻らせたものの
この日は、なんとも不服そう。
するとココと同室で眠る筆者、夜中に
ココの奇声で起こされ…たものの
もはや記憶が定かではないのですが、
とにかく翌朝起きると…
荒れ狂ったケージだけが残ってました…
ココだしぃ、と高をくくって
カッチリ閉めていなかった扉を
何やら開けることに成功し
ケージから脱走したのです、ココ。
（多分、散々いろいろな音を立てたんでしょうが
その間、筆者、まったく目を覚まさず…）
（”白いストーカー”による見張り返し！？）
これが、我が家に来て７日目の朝のこと。
そして、この日をもって、
寝床もケージも捨てたココ。
まるでシェルターでの引きこもりの日々を
取り戻すかの勢いで、あっちや…
（初体験！？夜の、お外観察）
こっちや…
（まだ警戒中で、筆者に気づいても逃げないのは
眠い時だけなため、猫相悪い写真が続きます…）
それから、こっちも…
（さっきの場所から、一段上がっただけ…）
…という具合に
ものの数日で、（筆者の目を盗んで）
狭い我が家をほぼ探索し終えた上に
新しい、お気に入りの寝床を見つけました。
（冬支度前の”かまくら”）
じつは猫らしい好奇心に満ちていたのに
今まで、猫を被っていた！？疑惑が
すでに濃厚になっている、ココ。
今後どんな話題を振りまいてくれるのか
楽しみになってきました。
■ 本猫は人目を盗んでいるつもりだけど
とにかく目立つおっきな白猫ココ、
ずっとの家族、探しています！
