正直なところ、たまに
「猫だから可愛いけど、
人間だったら
絶対友人にならないと思う。」
という性格の猫、いませんか?
本日の主人公がまさに、
筆者にとってはそんな存在でして。
なにやらスイスイと
上手に猫界を渡っている様子に、
「猫の良さしか売りがないのに、
健気に生きてる
キャラを見てみろ!」
と言ってやりたくなったり。
(↑思わぬところでディスられた被害者キャラ)
(左:チャオ)
名前:テト
所属:りんどう部屋(エイズ)
性格:器用、世渡り上手
写真を見て、
皆さんも思ったことでしょう。
そう、かわいいんですよ。
筆者が非公式に収集した、
偏見満々データによりますと、
84%のりんどう部屋来訪者が
「あら、かわいいわねぇ。」
という言葉を、
テトに発しています。
(友情出演:柿太郎)
それを聞くたびに筆者は心の中で
「しかし腹黒いんですよ、こやつ」
と密かに思っています。
(たまに声に出ています。)
テトが人間に近づいてくるのは、
美味しいものが
期待できるときだけです。
美味しいものはないけど、
代わりにナデナデしてあげるわよぉ、
と手を出しても、
とっとと逃げていきます。
(これは絶対blepじゃなくて、あっかんべぇです!!)
そう、かわいいけど、
“可愛げ”はないんです、まったく。
ただこんなネムネムの時だと、
ナデナデもとっても喜ぶので、
「これも気持ち良くない?これは?」
なんて、せっせと
尽くしてしまうのが、
下僕(ボラ)の悲しい性です…。
現在ひとりだけ、尿ケア療法食を
与えているのですが、
これが嫌いらしく、
隙あらば…と、
他の猫たちのご飯を狙ううちに
こんな技まで身に付けた、
文字通り、器用なヤツなのです。
(被害者:チャオ)
それから、今回たまたまとは言え、
どの写真も誰かと一緒に
写っていることからもわかる通り、
上手いこと振舞って、
同居猫たちとも良好な間柄なんです。
みんな平等に仲良くやろうよ~
ってな具合に、のほほんと
やっていたりんどう部屋に、
弱肉強食の概念を持ち込み、
みんなから恐れられていた(る)
ボスとすら、いつの間にか
一人だけ仲良くなっていたし。
だからって、猫望が厚いかどうかは、
わかりませんけどね。
みんな、騙されてるのよぉ!
早く目を覚ますのよー!
とお分かりのように、
単に、健さんといい勝負に不器用な
筆者の妬みなんですが、
「人間だったら、きっと
上司に上手いこと取り入って、
やりたくない仕事は
巧みに同僚に押し付けて…」
なんて妄想してしまいます。
エイズキャリアなので、
保護前はきっとツラいことも
あったんだろうな、
と思うと、まぁ本性全開で、
日々元気に過ごしているのは
何よりなんですが。
腹黒くとも元気なテトへ
ご支援ありがとうございます。)