個人的には、猫に和名、
とても好きです。
5匹の子猫を保護した際、
4匹で和名案が尽きて、
5匹目は仕方なく“レモン”と
名付けたくらい好きです。
友人の愛猫ジョニーを
勝手に「ジョニ夫」と
改名したくらい好きです。
今日の主人公を、
我が“もそっと近づき隊”の
(現時点での)センターに
任命したのは、
彼のステキな和名のせいも
あるかもしれません。
会員番号 43番
柿太郎
(チャームポイント:ほど良い感)
愛らしい顔や健康的な体形、
他ネコとの関係、と全てにおいて、
とても“ほど良い”柿太郎。
しかし、この“ほど良い感”が、
筆者(多分ほかのボラさんも)との
関係には適用されないことを
儚み、ひとり何度枕を濡らしたことか。
グスグス(↑0回です、ゴメンナサイ。)
(この視線…)
まず断っておきますが、
今回の記事は(いつも以上に…)
画質の悪い写真がそろっております。
これは筆者の腕云々の前に、
(それもちょーーっとあります、ハイ)
柿太郎がいかに常日頃
日陰の男となることを
好んでいるかの現れです。
りんどう部屋に入って、
「柿ちゃんはどこかなぁ?」
と思ったボラが見るべき場所が
いくつかあります。
まずはこたつの中。
お、いますね。
真っ暗なこたつの中で
少しでもまともな写真を撮るべく、
窓側のこたつ毛布を
そっとまくりあげ、
どうにかこうにかパシャリ。
これに失敗したら、
逃げ出した柿ちゃんが向かうは、
キャットタワーの滑り台の裏。
(友情出演:ボス)
窓からの明かりが
全面的に非友好的に働く上に、
柿ちゃん、どこよ…
と少しだけ見える柿ちゃん相手に、
パシャパシャ、パシャパシャ
写真を撮り続けていると
才能のないパパラッチの気分が
味わえます…。
この2か所に見当たらない時は、
「木の葉を隠すなら森の中、
茶白を隠すなら茶白餅の中」
のことわざ通り、
猫ベッドで添い寝する茶白猫たちを
見てみます。
(友情出演:チャオ、テト)
りんどう部屋の他の茶白猫2匹と
なかよく、きな粉餅化していますね。
(さて、どれが柿ちゃんでしょう?)
しかし、ここでも
うまく振舞わないと、
すごろくの「××へ戻る」がごとく、
また滑り台裏に逃げられます…。
(枕を濡らす前に、この場で泣きたくなる。グス)
また午前の掃除時間中は、
空っぽになっている
ジジの寝床に入って、
昼寝していることもよくあります。
(不信げな目…。なにもしませんよ。)
そんなこんなで、
未だに至近距離50㎝程度までしか
近づけたためしがありませんが、
じつは抜け毛玉サッカーが
好きなことがわかったため、
抜け毛が採取できると、
滑り台の裏に毛玉を放って、
「抜け毛玉をくれる
優しいおばちゃん」アピールに
いそいそと励んでいます。
(映画『ある日抜け毛玉が降ってきた』より
抜け毛提供:ルイ)
つい先日のことですが、
立ち入り禁止区域ぎりぎりでの
遭遇がありました。
下手な動きをすると、
また滑り台裏に逃げられる…
と、(やっと)学んだ筆者は、
隣りベッドのまっちゃんとテトを
ナデナデしつつ、
この不信感満載の目に向かって、
50回くらい
猫キス(ゆっくり瞬き)を
繰り返したところ、
かすーーーかに猫キスを
返してもらうことに成功!
その2日後に会った時は、
バシバシ猫キスをしてくれたような、
単に眠い時に遭遇しただけのような。
と、何度となく滑り台裏に逃げられ
今までで一番苦労を強いられた
取材だったため、ついつい熱く
長々と書き綴りましたが、
要は(文字通り)手の届かない存在の
柿ちゃんに、もそっと、
もそーーっと近づきたいのです…