火花のリーク | うらのうらはおもてです。

うらのうらはおもてです。

=秋葉モーターサイクル雑務係り兼代表のブログ=

最近古いバイクを沢山お預かりしていますが、古いバイクに良く有る電気系トラブルに点火の火花のリークがあります。

 
コイルから発生した高電圧の2次電圧(だいたい15000V以上で3万V位のもあります。)が、スパークプラグに行かずにリーク(漏電)してしまうのです。
 
すると上手く点火できずに失火してしまい、調子が悪くなります。
 
原因はプラグコードやキャップの劣化など色々ですが、電気の通りやすい物をプラグキャップに近付けるとテキメンで分かります!
(触れば当然感電しますよ雷キラキラ)
 
こんな感じ。
高電圧の2次電圧は、高温・高圧縮の時には余計リークしやすいので、そのタイミングで少し濡れてたりすると起きやすいですね。
特に水冷エンジンでプラグホールが深い車両で、さらにプラグホールに水抜きの無いエンジン(つまりニンジャ系とか)は洗車後にプラグホールに水が一杯入ってキャップが水没して起きるものもあります。
 
明らかに水没して起きた場合は別として、自然に起きるようになった場合はキャップやコードの劣化のことが多いので交換しちゃうのが無難ですね。