【とっとりジビエ(14)】ガイナーレ鳥取の選手によるジビエの調理~その1~ | 野菜ソムリエAKIKOの旬果菜彩日記

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アスリートフードマイスターの長島明子です。

 

「とっとりジビエ」の美味しさの理由、ジビエの栄養など、「とっとりジビエ」の魅力をお伝えしています。

はじまりはこちら→★

 

前の記事では、ジビエが苦手な人や初心者にお勧めのジビエとの向き合い方として、最初のSTEPである「ジビエの加工品を食べてみる」について書きました。

ガイナーレ鳥取の3人の選手が試食してくれました。 →★

 

続いて、ガイナーレ鳥取の3選手が、ジビエ肉と市販の調味料を使い、実際に調理・試食した様子を紹介します。

 

1人目は、坂本選手です。

坂本選手は、イノシシのひき肉で麻婆豆腐を調理、試食されました。

 

 

 

坂本選手の感想です。

「ミンチに弾力があって美味しい!」

 

坂本選手の「イノシシ肉の麻婆豆腐」見た目もキレイで、おいしそうです。

効率よく、たんぱく質、鉄、カルシウムが摂れそうですね。

白いご飯(炭水化物)もすすみそうです。

 

私も、市販の麻婆豆腐の素を使って作ってみました。

 

私は、シカとイノシシのミンチ肉を6:4で合わせて作りました。

ふだんは豚ミンチだけで作ることが多い麻婆豆腐ですが、ジビエ肉でもおいしくできました。

 

イノシシと豚のミンチを混ぜてもいいと思います。

イノシシ肉と豚肉はエネルギー値、たんぱく質と脂質の含量は似ているのですが、鉄はイノシシの方が多く、ビタミンB1は豚の方が多いです。

どちらもアスリートには不足しがちな栄養素ですので、合い挽きミンチにしてみてもいいですね。

 

ミンチは使い勝手がいいので、冷凍で常備するのもお勧めです。

 

 

2人目は、田口選手です。

 

田口選手は、イノシシ肉で回鍋肉を調理、試食されました。

 

 

田口選手の感想です。

「クセがなくて食べやすい!」

 

田口選手の「イノシシ肉の回鍋肉」は、肉といろいろな野菜が一度にたくさん食べられて、ボリュームがありますね。

白いご飯(炭水化物)がすすみそうです。

サッカーのような持久系スポーツは、体の中のエネルギーを切らさないことが大切です。

炭水化物(糖質)は、体の中で最もエネルギーに変わりやすい栄養素です。

ご飯がもりもり食べられるおかずのレパートリーに、イノシシ肉の回鍋肉もいいですね。

 

 

私も市販の回鍋肉の素を使って作ってみました。

 

私は、シカ肉(モモスライス)とキャベツで簡単に作りました。

田口選手が作ったものは、野菜も4種類入っていて、それだけいろいろな栄養素も摂れますね。

シカ肉は脂身がほとんどないので、あっさりとして食べやすかったです。

イノシシ肉は豚肉に近いので、豚肉の好みの部位をイノシシ肉に置き換えるといいと思います。

 

 

3人目の糸原選手の調理と試食の様子は次の記事で紹介します。

 

 

「とっとりジビエ」の美味しさの理由、アスリート向けのレシピ、栄養と調理のポイント、ガイナーレ鳥取(プロサッカーリーグ)選手との取り組みなどをお伝えしています。

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アスリートフードマイスター2級

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