50代のご夫婦の保険見直し事例 | 保険日記

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生命保険会社9社、損害保険会社1社の保険代理店経営者です。

先日、以下のようなご相談を受けました。


生命保険の見直しを考えている、50代の女性、新規のお客様です。


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主人が35歳のときに保険に加入した。


万が一の場合、毎月15万円が振り込まれる、収入保障タイプの保険。


その当時、子供が8歳と6歳だった。


それから18年が経ち、主人は53歳。


子供は26歳と24歳になり、就職した。


保険料は毎月約5,000円。保障は60歳まで。


この保険は解約してもよいと思うのですが、どうでしょうか?

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加入した当時は必要だった保障も、18年が経過したことで、ご家族の環境が変化し、保障の必要性が薄くなったということですね。


お子様2人はともに成長し、大学も卒業し、就職されたので、もし今後、ご主人に万が一があっても、生活費や教育費の保障は不要です。


私も、このケースでは、「解約」をお勧めします。


掛け捨てですし、必要性をほとんど見出すことができないからです。


この保険の役割は終わった、ということですね。


しかし、死亡保障の必要性は薄くなったものの、がんなどの病気への備えの必要性は高まったかもしれません。


35歳のときよりも53歳の現在の方が病気に罹患する可能性が高いからです。


だから、現在支払っている上記の保険の保険料約5,000円で、医療保険やがん保険を充実させるという考え方もありますね。


不要になった5,000円分の保険を解約して、新たに5,000円分の医療保障に加入すれば、毎月の出費は変わりません。


このように、環境の変化によって、保障を見直していく、という考え方が生命保険を賢く見直すポイントとなります。


ご参考にしてくださいね。



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