先日、40代女性のお客様から以下のようなご質問をいただきました。
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佐々木さん、がん保険についてなんですけど、
がんって罹る人、多いんですよね。
確か病気で一番多かったと思うのですけど。
ということは、保険会社としては支払う保険金の金額も
多いということですよね?
それで保険会社って儲かるのですか?
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割安な保険料で、支払う保険金の金額が多ければ、
保険会社は赤字になってしまうのでは?
という疑問ですね。
保険会社はがん保険でもキチンと利益を確保していますから、
ご安心ください。
診断給付金や入院給付金、手術給付金など、がん保険の保険金を支払う原資は、
言うまでもなく、お客様からお預かりした保険料となります。
一生のうちにがんに罹患する率は、
男性で2人に1人。
女性で2.5人に1人。
という統計があります。
ということは、
大ざっぱに言うと、
がん保険に加入しているお客様全員で、
将来がんに罹患する約半数のお客様へ保険金を支払うために、
保険料というかたちで支払う保険金原資を拠出し合っている、
ということになります。
ただし自分自身ががんに罹患するその約半数に入るかどうかは分かりません。
やはりお客様が相互に助け合っている、
という生命保険の基本的な考え方はがん保険にも踏襲されています。
しかし、約1/2の確率で保険金を受け取る可能性があり、
加えて、保険料の割に受け取る場合の保険金が多額となる可能性のある保険は、
生命保険、損害保険を通じて、
がん保険が最も費用対効果の高い保険と言えるかもしれません。
いずれにしても、
保険会社が儲かる、儲からないに関わらず、
一般のお客様としては、がん保険に加入しておいた方がよいと思います。
がん保険選びをご検討される場合にはコチラの記事をご参考にしてください。
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