私たちは、ゴミ箱のように扱われる自転車のカゴだと思った | とあるオタクの派遣社員

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これはとある派遣社員のブログである。
レトロゲームを愛し、アニメを愛し、コスプレを愛し、数社を転々とした処世術と叩き上げのオフィススキルだけが私の武器だ。

怒りと悲しみが溢れてきたのでここに書きます。

 

先日、派遣先の部長から契約更新できないというお詫びの談話タイムがありました。

更新できなかった理由は、社内に余剰人材がいて、それを活用しようということになったと。

その方に仕事を引き継いでほしいと。

 

その会話の中ででてきたのが、

「派遣さんは調整が利くから派遣さんなんだよねー」

とか

「社員は切れないんですよ。」

とか。

そういうの。

あげく

『あなた、ずっとそういう生活してたから慣れてるでしょ』というニュアンスの態度や言葉がちらほら。

 

それなりに大きい会社で実力が認められ、食うに困らない生活をしてきた人からすると、

派遣ってそういう風に見られているんだなと。

もしくは、社風がそうなのかも知れません。

 

最近それなりにロスジェネとか、非正規の貧困とかニュースで叫ばれるようになったと思っていたけど

こういう人には絶対届かないし、届いても幽霊を信じるかどうかの話くらい遠いものかもしれない。

 

確かに派遣社員は割りばしのように使い捨てですよ。

けどね

よく言われる自転車のカゴの法則。

誰か一人が最初に駐輪場のとある自転車のカゴにゴミを捨てる。

次にそれを見た人もその上にゴミを捨てる。

次に見た人はさらに「ここは捨てていいんだ」と誤認するくらいゴミを捨てる

しまいにはカゴの中はあふれんばかりのゴミになる。

不思議なもので、並んでいる自転車ABCDに均等に1個ずつゴミは入らない。

 

私はこの部長の言葉の端々からそれを感じた。

「派遣さんはみんなが捨てて今ここ居る。だから私(俺)も都合よく切っても良いのだ」

と。

あなたが切った派遣さん、明日自殺するかも知れないとか絶対に考えない。

 

いわゆる勝ち組で構成されている会社で生きていると、

知らずにそういう人間カースト制度みたいなもの、1歩間違えれば差別のような思考になるのかもしれない。

振り返ってみると、この派遣先は今までにないくらい

「派遣さんはここまで」ラインが強かった。

給与が安いからとか契約にないとかそういう線引きではなく、

「派遣さんには無理だろう(社員の実力には及ばないから)」という雰囲気が強かった。

すごく簡単に説明するなら、なんかバカにされてる。

 

なんか、書いていて

まとまらなくなったので、ここで。

 

 

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