鎮痛剤と便秘 | あきのブログ

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余命宣告はまだですが、進行ガンでそんなに長くは生きられない状況です。今のうちに、自分の人生観みたいなものを記しておこうと思いました。

鎮痛剤の副作用に便秘というのがあります。もともと便秘ぎみ(だからこそS状結腸ガンにもなる)なので、そこそこケアしていたつもりなのですが、今回のペインコントロールで鎮痛剤を増やしてから、かなり苦しんでます。

痛みが出るよりも以前は、鎮痛剤は服用していませんでしたが、抗ガン剤の副作用でもある便秘に対して、大建中湯と半夏瀉心湯とを処方してもらっていて、おおむね順調でした。

最初に痛みが出たこの夏のペインコントロールのときは、しっかり便秘になって、カマグ(酸化マグネシウム。マグミットやマグライト)も併用したのですが、上手くいかず、下剤まで使ってヘロヘロになってしまいました。たしか、ブログにその時のことを書いたような記憶が…。

今回は、下剤はもちろん、カマグも使いたくないと思っていて、大建中湯の量を増やしたりしてなんとか1日1回か2日に1回、かた〜いウンチをひねり出して(そうすると、直後から1時間くらいの間に、ダラダラと溜まっていた便が3、4回に分かれて出てきて)しのいでました。
ちなみに、カマグは副作用のない安心な便秘薬として最近TVコマーシャルがされてますね。確かに変な副作用はないのですが、排便の頻度や便の固さなんかを安定させるのに苦労するので、あまり好きではないのです。

しかし、退院して自宅療養に変わる時点で、便秘対策は不十分で、このところずっとふとんとトイレの行き来ばかりしてます。痛みの原因はガンであっても症状は腰痛と坐骨神経痛ですから、排便はひと仕事です。せっかく鎮痛剤で痛みが引いているのに、トイレで痛めて、また鎮痛剤を飲んで…という、悪いサイクルから抜け出せません。

仕方ないから、今日の朝ごはんどきからカマグを使ってみます(>_<)