こんにちは。英会話講師パンサー戸川です。
先日、仲間と一緒に滝行に行ってきました。
「こんなクソ寒い中、何故滝行に行くの?」
と思われた方もいるかもしれません。確かにそうです。「戸川さん、ひょっとしてMだったの?」と思われても仕方ありません。そこはご想像にお任せします。
しかし、何故わざわざ真冬の時期に滝行へ行ったのか?
何故なら、一度体験したかったからです。もし夏の時期や気候が穏やかな時期に行っていれば、プールで水浴びしているのと何ら変わりありません。
ですが、この「寒い時期」だからこそ、何か得られるものがあるのではないかと言う想いもありました。
そして、「滝行している人の気持ちってどんな気持ちなの?」と言う事も知りたかったからです。全て知る事は出来ません。たった半日だったし、しかも、「1回」と言う回数だからです。
でも、「こんな気持ちになるのか」と言うのをちょっとでも良いから知りたかったのです。
そして滝行の結果、どんな事が得られたのか。
「滝に打たれている背中より、足首の方がよっぽど冷たかった」
と言うのが、正直な感想です。
「何かを悟った」と言うブッダ的な事はなく、どちらかと言うと滝の勢いが頭に直撃し、軽く頭が揺さぶられた状態になりました。ちょっと痛かったです。
しかし、いかに自分の生活している環境が「恵まれた場」にいると言うことを身を持って経験出来ました。今の時代、寒けりゃコタツ、暖房、ヒーター、ストーブ、毛布を羽織る、等が出来ます。
ですが、滝行中はそんな事は一切できません。むしろ上半身裸ですし、水温もその日は6℃しかありませんでした。
当たり前のようにある暖房器具。しかし当たり前過ぎて、その有難さを忘れるときがあります。常に思い続ける事は出来ませんが、「あー、コタツって本当にあったけー」と言うのを、身を持って感じたかったのかもしれません。
それでは仲間の一人に何枚か写真を撮ってもらいましたので、ご覧下さい。
まずこちらは、滝行の場所です。右側が滝行用に用意された滝です。奥がもっと水圧がキツかったです。
この日の気温は4~5℃。かなり寒かったのは言うまでもありません。
この写真は、滝行を受ける前の写真です。しっかりと不動明王さんにお願いをして、滝行に挑みます。
そして、いよいよ滝行を開始。その前に声を大きく出して、「やるぞー!」と気合を入れます。ここで気合を入れないと寒さに耐える事は出来ません。
次に塩で身体を清め、右手、右足、左手、左足と、水の冷たさを感じつつ、確認し、いざ滝行を開始。
「ぐわぁぁぁぁ」
この間、和尚さんにお経を唱えてもらってます。その時間約1分。短いと思うかもしれませんが、この間の時間はとても長く感じました。
「まだなのか!いつ終わるのか?頭に滝が直撃して、脳が激しく揺さぶられている。やばい、息が出来ない。いつまで耐えれば良いのだ?」
と感じていました。
実際は、身体全身の方が冷たいかと思うかもしれませんが、「足首」の方が断然冷たかったのです。
そしてようやく、「オッケー!出て良いですよ」と言われたので、滝から出て、その後滝に一礼をし滝から離れました。
この冷たさから早く逃れたいと思い足を速く動かそうとするのですが、「まひ」していて、思うように足が動きません。
「このままでは暖を取れない」
と思っていると、近くに草履がおいてあり、「これを履きなさい」と和尚さんの弟子の方に言われ草履を履かせてもらいました。
履くやいなや、すぐにたき火の場所へ身体を震わせながら行きました。
「あったかいー」
表情を緩める余裕はなく、早く暖を取らせてくれと言わんばかりに、手を火の近くによせました。
そしてお気づきの方はいるかもしれませんが、実は「2回」滝行を経験させてもらいました。上の写真は、「奥の滝」で勢いも激しいのです。
本当は、「1回」だけで手前の「優しい滝」で終わる予定だったのです。しかし、まさかの「写真が取れていなかった」という事を仲間から聞いたので、再度トライしました。
「また、やるのか…」
しかし、決断までそう時間はかかりませんでした。
「もう一回行くから、撮ってくれ」
とお願いしました。そして上記の写真が撮れました。
いやぁー、寒かった。
個人的に思ったのですが、もし「滝行」をこの時期にする予定の方(たぶんゼロに等しいと思いますが念のため)、「気合」と「気持ちを滝に向かわせる」「覚悟」をしないと、冷たさと滝の勢いに負けてしまいます。
なので、この3つを十分に高めてから、行くようにした方が良いです。
その「1回」は非常に寒かったけど、「経験」として本当に良かったと感じています。もう2度としないとは思いますが。
身を持って貴重な経験を出来た1日の出来事でした。
以上、滝行日記でした。
今日の記事はここまでです。
ありがとうございました。
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