矛盾SPIRAL -10ページ目

わたしのうぬぼれと願い・・・・矛盾

最近旦那さんに守られていることをよく感じ、

これまた相対的に考えてしまうのはやっぱり彼のこと。

彼には、こうやって支えてくれる人がいるのだろうか・・・



彼と奥さんは、それほど仲が悪いわけではないと思う。

男と女としてはだめになっているとしても、子供の親として助け合っていると思うし、

彼の言葉の端々から察するに、ちゃんと会話もありそう。

昔付き合っていた頃、わたしが奥さんの話を嫌がっていたから、

多分未だにわたしに対してそういう話題を避けているんだと思う。

今ならぜんぜん普通に聞けるのにな。

でもわざわざ言うのも変だしな。

一方、子供のことはよく話題に上る。

4年も経てば大きくなるんだなぁと感じる。

子供との関係はきわめて良好のようだ。

4年前よりもずっとずっと仲良さそう。

大きくなるほどいい関係になれるなんて、やっぱり彼は子供に対する接し方も素敵だったんだろうなって思う。

こんなに子供との関係がいいんだもん。

奥さんとの関係も、少なくとも悪化してはいないはず。

以前付き合っていた頃は、わたしが聞いた範囲ではいくつかしこりがあったようだけれど、

それでも“ケンカが絶えない”というような状況ではなさそうだったし、

今はそのしこりもずいぶん癒えているのではないだろうか。

奥さんは、彼にとって、「支えてくれる人」なのだろうか・・・



なんかうまく書けそうにない。

ここからは支離滅裂になりそうだけどすみません。



彼とは、大もめにもめた末に別れた。

何度も何度も小刻みに離れたりくっついたりを繰り返した。

その間には、ひどい言い争いや、お互い泣きながらの話し合いもあった。

二人とも本当に精神的にやばくて、犯罪に引っかかるような出来事もあった。

最後は、大きな賭けに出た彼に、わたしが手のひらを返して終わった。



ちなみに、当時彼は単身赴任中だったので、

これらの一連のことは多分奥さんにはばれていないと思う。

彼からそういう話は聞いていない。

まぁ、万が一ばれてても絶対言わないと思うけど。



この短い期間に、わたしは彼のいろんな面を目の当たりにしたと思う。

うぬぼれかもしれないけれど、おそらくわたしだけが知っている彼の顔もあると思う。

そう、それはわたしのせいでズタボロになったせいで現れた顔だから、

決して自慢するようなことではないのだ。

と理性では思いながら、真のわたしはやっぱりそのことを誇りに思っているところがある。

“この人のことはわたしが一番よく知ってるのよ”と思いきりうぬぼれている。

たった半年しか付き合っていないくせに。

もう4年以上も逢ってないくせに。

何をそんなに過信できる理由があるのか知らないけど・・・



「ちょっと疲れてるみたい」

「最近鬱っぽいんだ」

時々しか来ないメールの中の、さらに時々届くそんなメール。

とてもうれしい。愛しい。

そして切ない。

何もしてあげられないから。



電話での会話の中で、ほんの数回こぼしてくれた弱音。

わたしは口下手だし、励ますとかいうことも苦手で、相手がほっとするような言葉などまったく見つからない。

だから本当にそのとき思ったままを言うことしかできない。

「あなたはがんばってると思うよ。すごい人だと思う」

バカみたいでしょ?こんなことしか言えないなんて…。

ほんと自分でも嫌になる・・・

彼は、思いきり照れて思い切り謙遜した後に言った。

「あきちゃんに逢いたい」

連絡を再開して2年・・・初めて声にしてくれた意思表示だった。



クダラナイ・・・

わたしを過信させているのはこんなこと。

“「彼が今でも弱い部分を見せられるのはわたしだけ”



でも、でも、そうじゃないなら・・・

奥さんでもいい。

はたまた別の人でもいい。

彼をちゃんと支えてくれる人に、彼の傍にいてほしい。

どんなにうぬぼれてみても、実際のわたしは何もできないから。

彼のために何もしてあげられないから。

“離れていても心が通じ合っていれば・・・”

そんなのウソ。

抱きしめることもできずに、背中をさすってあげることもできずに、そんなの奇麗事。

通じ合ってもいないわたしが言うのは早とちりだけど、通じ合っても、通じ合ってるという自信は持てないかもしれない。

どうか、誰か、彼を支えてあげて。

彼は聡明で温厚で穏やかな人だけど、そんなばっかりじゃないんです。

恋の形

ぶっちゃけ、“この人とエッチしたい”と思っていた人がいる。

今も少し思っている。

年下で独身の男の子。

急激に仲良くなったのと、いつもその子のことばかり考えていたのとで、

“わたしはこの子のことが好きなんじゃないか”と思っていた。

今でもちょっと思っている。

でも、“「エッチしたい”という欲求がかなりのウエートを占めているのだ。

そればっかりでできていると言ってもいいほど。



二人だけで逢ったことはないのだけど、少し前、そういう約束をしていた。

その子とはエッチなしで逢うことは考えられなかった。

それは相手も同じようだった。

もしもその子と身体の関係ができてしまったら、

彼に逢うことは断念するつもりだった。

そんな汚れた自分?で彼に逢いたくはなかったし、

その子と関係が続く間は忘れていられると思った。

そのときの“エッチしたい”願望はそのぐらい強いものだった。

その子とのセックスに嵌って完全に溺れる気がしていた。

思いきり好きになれる気もした。

それ自体狂っていたのかもしれない。



ところが、この計画もまた、とある事情でだめになったのだ。

逢う直前に、その子が足を捻挫してしまったから。

骨折しなかったのが不思議なほど酷い捻挫だったらしい。

“これもやっぱり逢うなってことなのかな”とわたしは思った。



その子の足もほぼ治り、次の約束を提案してくるけれど、今わたしは前ほど乗り気じゃない。

クッションを置いたことで少し冷めた目で考えられるようになったみたい。

それに、前の約束の日のような絶好?のチャンスはそうそうない。

1ミリでも旦那さんに疑われるようなリスクを冒したくはない。

今はその子にそこまでの思い入れはない。

まぁ相変わらずしたいことはしたいけど・・・(サル)



心の浮気と身体の浮気、どっちが罪なんだろうね。

あのままあの約束が果たされて、年下の男の子とのセックスに溺れたら、

わたしは本当にその子のことを心底好きになっていただろうか。

性の悦びが本気の恋に発展するのだろうか。

そんなことがあるのだろうか。



でも、どこまでいっても結局彼のことを完全に忘れることはない気がしている。

それは、年下の男の子との約束を心待ちにしていたときでさえぼんやりと思っていた。

“今度こそ忘れられる”と、もう何度思ったかわからない。

その予想はこれまでとことん裏切られてきたから。

“今度こそ忘れられる”と思っても、もうどこかでそんな自分を信じてはいない。

このままずっと逢えないとしても、きっと彼を忘れることはないんだろう。



心の浮気と身体の浮気、どっちが罪なんだろうね。

坂道

疲れ果てた二人は過敏になって

一日の中でも何度となく浮き沈みする

狂おしい熱情に燃え上がったかと思うと

売り言葉に買い言葉の罵声を浴びせ合ってはじき合い

そしてまた土下座するように求め合い・・・



二人の間に散らばる些細なものに

かすっただけでも流血し

触れられただけで天にも昇る

毒と薬は同じ恰好をして

仲良く一つの瓶の中

抱きしめたいのか絞め殺したいのか

腕を回してみるまで自分でも分からない



未来のための歩み寄り?

近づきたいが故の衝突?

そんなこともあったっけ?



原因も目的もない

そうすることでしか過ごせなくなっただけ

そうすることでしか愛せなくなっただけ



ブレーキの効かない不揃いの歯車

もう戻ることなどできない

もっと悩めばいい



少し前まで、情けないことに、わたしは就職への不安からかなり凹んでいた。

情緒不安定で、何も手につかず、本当にだらしなく過ごしていた。

昨日と今日の研修を終えて、少しずつ見えてきたものもあって、仕事に対する不安はずいぶん軽減された。

引くに引けないところまできたから覚悟が決まったとも言えるし、

これから一緒に仕事をする人や場所に触れることで心構えみたいなものができてきたんだと思う。

この年にして、本当にフレッシャーズらしい心情だよなぁ(笑)

友人たちが何歩も何10歩も前を歩いている気がして、

時としてそれはコンプレックスを引き起こすこともあるけれど、

今はただ頼もしく思えて、遠慮なく甘えている。

そして、情緒不安定だったわたしを救ってくれたもう一つの大きな存在・・・

それはやはり旦那様だった。

今までの旦那さんは、わたしが凹んでいるときや体調の悪いとき、

どっちかっていうと迷惑そうに見えた。

普段通りに事が運ばなくていらいらしている感じだった。

「なんで寝てんだよ・・・・・俺はどうすればいいんだ」

そんなふうに責められている気がして、心が休まらなかった。

それが今回は・・・本当によくフォローしてくれたと思う。

嫌な顔一つせずに家事を手伝ってくれたり、親身に話を聞いてくれたり・・・

本当にありがたかった。

「・・・してくれたからわたしも・・・してあげる」なんて気持ち、夫婦間であってはならないのかもしれないけれど、

やっぱり優しくしてもらうとうれしいし、感謝の気持ちも生まれるから、自分も何かしてあげたいと思う。

そんなお礼の気持ちだけでもないけれど、今日は旦那さんにマッサージをしてあげた。

昔はしょっちゅうしてあげてたのに、最近は本当にご無沙汰だったよね?ごめんね。

旦那さんは、眠る前にベッドの上で足のマッサージをされるのが大好きなのだ。

寝苦しい夜もこれをやるとすぐ眠れるみたい。

そして、今わたしの横でぐーぐーといびきをかいて寝ている。

確かに「ぐーぐー」なのだけれど、決してうるさくない、むしろかわいいいびき。

大きな犬が寝てるような(笑)



昨日、ここ数日間の感謝の気持ちをメールにして旦那さんに送った。

声にして言えたら一番いいのだろうけれど、恥ずかしくて言えないのでメールにした。

「あなたがいてくれてよかった。あなたのおかげで元気になれたよ。こんなあきだけどこれからもよろしくね」

そうしたらこんな返事が来た。

「いつでもどこでもあきを応援してるよ。あきの味方だよ。がんばれ」

うれしかった。

少し前の危機を乗り越えて、夫婦として1歩進めたような気がする。

進んだり後戻りしたり、時には大きく後退したりもして、決して簡単じゃないけれど、

戸惑いながらもこうして一緒に歩んでいくことに、無駄は一つもない気がする。

今までに味わったことのない幸福感を経験している気がする。



旦那さんを大切で愛しいと感じるとき、相対的に頭に浮かぶのは彼のこと。

皮肉というか、実に因果だと思う。



この人を裏切っていいの?

傷つけていいの?

この生活を手放す覚悟があるの?

それ以上の代償を払うほどの価値があるの?



沢山の疑問を投げかけるけど

今はまだ、わたしの心の中の彼をかくまっている場所をわずかに外して飛んで行く。

疑問が突き刺さって磨り減っていくのは、結局彼を想う気持ちとは無関係な部分だけ。

このままやせ続ければ、そのうち彼を想う部分も、無傷ではいられなくなるのだろうか。

それは不幸なことなのだろうか。

それとも、幸せになるための修正の前座になるのだろうか。

心と身体

コンスタントにセックスがあって、満たされているときは、性欲というものをほとんど感じたことがなかった。
満たされていないと、「自分はちょっとおかしいんじゃないか」と思うほど性欲を自覚する。
これって考えれば当たり前のことなのだけど、実体験として実感するとなんとも言えずクリアなのだ。

最近のわたしの欲求不満はひどい。
体調を崩している間はさすがに影を潜めていたけれど、今年に入ったぐらいから本当にひどい。
そして多分現実で満たされてない分なんだろう。
よくそういう夢を見る。
すごーく生々しくてエロいのを。
したこともないようなセックスしてるのを。
そしてそれをオカズに・・・(中略)なんてことも・・・。

もう一つ。
セックスしないとエネルギーが沸いてこないのは気のせいだろうか。
これも満たされなくなって初めて気づいたことなのだけれど、本当にそう感じる。
いいセックスをしていたときは、もっと力がみなぎるような感覚があった気がする。
今腑抜けになっているのはもちろんそのせいだけではないのだろうけれど、でも結構あると思う。
いや、「セックス」を「恋」に置き換えてもいいかもしれない。
足りないのは恋なのかな。
それとも「愛のあるセックス」ってことなのかな。
その辺混在することなのでよくわからない。
わたしにとって心と身体は直結だから。

・・・で・でも、そう言ってしまうと、旦那さんを受け入れられなくなったことが、「単に冷めただけじゃん」ってことになってしまう。
うーん!どうしよう!
どういうことなんだろう・・・。

「冷めた」の一言で語れるようなものじゃないけれど、確かに精神的な要因もあるのは間違いない。
性の不一致だけが原因ではない。
いずれ好転するだろうと思っていたにしろ、性の不一致は最初から感じていたこと。
それでも最初は受け入れられていたのが、徐々に、そしていつからか、受け入れられなくなったのだから。
その過程での精神的な変化はやはり大きかったのだと思う。

好きだから身体ごと愛されたいと思う。
気持ちが薄れれば身体も拒絶してしまう。
また身体が満たされないことで気持ちも冷めてしまう。
相降効果でどんどん両方ともだめになる。
じゃぁ、身体を満たしてほしいと思うところから始まる恋愛もありなのだろうか・・・。
この話はまた次に書きたいと思う。

理性と運命のⅡブロック(?)

いつぞやは「最近は旦那さんとうまくいっている」と言い、

またいつぞやは「5月に彼に逢うかもしれない」と言い、

わたしの言うことはひどく矛盾だらけ。



理由はさておき、今は旦那さんに対して優しく素直な気持ちで接することができるし、感謝の気持ちも持てている。

一時は真剣に「離婚」の2文字を考えたけれど、今はそんな気もない。

にもかかわらず、なぜ彼に逢おうなどと思っているのか…。

結婚生活を続けるためには、彼に逢うなど絶対に止めるべきこと。

旦那さんに対して不平不満いっぱいで、「こうなったのはあなたのせいよ」と思えるならまだしも、

そうじゃないなら、罪悪感にさいなまれることも間違いなし。

現に今も罪悪感はある。

罪悪感がなければ、彼と逢うことを迷ったりしない。

逆に、罪悪感だけが彼と逢うことを迷わせている。



危機前のわたしは、彼と逢うことに対して罪悪感などほとんどなく、迷いはなかった。

正直「こうなったのはあなたのせいよ」と思っていたから。

実は居年の末にも彼と逢えるかもしれないというチャンスがあった。

でも、それは別の事情でだめになった。

今となれば、あのときの計画はだめになってよかったと思っている。

だめになるべくしてなったのだと思う。

旦那さんを恨み、粗末に扱い、罪悪感も持たず、

悩むことも迷うことも咎める気持ちもなく、彼に逢うなど、許されなかったのだろうと思う。

わたしは結構めぐり合わせというか、運命みたいなものを信じるところがある。

「だめになるべくしてなった」とか、「最初からこうなるようにできていたんだ」とかいうふうに。

わたしのように考えが浅はかで理性のない人間には、特にそういうものが強く関わってくれている気がするのだ。

年末の計画がだめになったことも、そう感じている。

わたしがいけないこと?しようとしていたから、運命の方でそれを食い止めてくれたのだと…。

じゃぁ、旦那さんを大切に思い、悩みに悩んで、迷いに迷って、

罪悪感にさいなまれながらなら、逢うことが許されるのか・・・

それは、わからない。

運命に任せるなんて他力本願で責任逃れだけれど、

多分わたしは彼に逢いたい気持ちを最後まで消すことができないと思う。

迷っていても、罪悪感があっても、わたしの答えは出ている気がする。

でも、もしもそれが本当に「いけないこと」なら、

法律や時代を越えて「罪」なら、

きっと去年のようにまただめになると思う。

だめにしてくれると思う。

運命が許してくれないと思う。

5月のことが許され、彼に逢えたとしても、後でとんでもないしっぺ返しがくるような気はしているけれど、

そう思っても、彼に逢いたい気持ちを消すことができない。

理性で自分をコントロールすることができないまま、わたしは結局そのときそのとき自分の思うように動いて、

そのわたしの行いは、然るべき許しと罰を受けていくことになるのだと思う。



*編集後記

なんか宗教臭い内容になってしまったけれど、わたし無宗教です。w

初仕事(?)

明日は第1回目の研修がある。
それは前から決まっていたのだけれど、今日急遽会議のような、説明会のような、ようわからんものに(笑)借り出されることになった。
なんでも、参加することになっていた人が行けなくなったので、その穴埋めらしい。
参加人数を提出しているので、数が足りないとやばいらしいのだ。
にしても、まだ正式な職員でもないのにわたしなんかでええんかい!!
っていうかね・・・・・いきなり愚痴吐きます。
今日のことはまだしょうがないさ。
でもさ、研修の資料をわたしに作らすなよ!
それは現職の事務員の仕事じゃないのかい。
お金のことを言うのは性に合わないが、ただでさえ研修中は何も出ない。
まして、この資料作りも当然のことながらお金にはならない。
だったらせめてもうちょっと丁重に頼んでくれませんかね。
普通~~に、勤務中の社員に「これ、やっといて」って言うのと同じ言い方で言うの、止めてくれませんかね。
ふぅ。すっきりした。w

実は風邪気味。
3月の頭に旦那さんが風邪をひき、わたしもそれをちょうだいしたらしい。
熱も下がり、一時は完治したかに見えたのに、日曜日ぐらいからまたグスグス・ゴホゴホと症状が…。
熱はないのだけど、いいかげん治ってほしい。

では、そろそろ準備して行ってまいります。
いざ出陣だ!!

最近の二人

最近の二人はなかなかいい感じ。
危機を乗り越えたからなのか、何かをあきらめたからなのか、どっちだろう。

危機から10日ほど後のことだっただろうか。
別居のことについて、わたしから少し触れたことがあった。
そうしたら旦那さん、「あのことはもういいんだ」と言った。
「もうその必要なくなったから」と。
「あ・あっそう」
男って単純よね?
うちの旦那さんが単純なのか。
心がけ一つってことなのかな。
わたしってそんなに変わったのかな。
だとしたら、危機前のわたしがよほどひどかったってことなんだろうな(汗)
とはいえ、10日で答えを出すのはいかがなものかと・・・(笑)
まぁいっか!

ところで、もしかして旦那さん、外でエッチしてるのかな。
危機以来求められることが減ったもの。
外でエッチしてるから、わたしの身体が必要じゃなくなったのかな。
それとも、あのときわたしが傷つけてしまったから?
「するならわたしもイカせてほしい」って、プレッシャーをかけてしまったから?
傷ついて、わたしとのエッチをあきらめて、外に求めて・・・
だからわたしを求めなくなったのかな。
そして、求められるストレスから開放されたから、わたしは旦那さんに優しくできているのだろうか。
前のように求められたら、また同じようにケンケンしてしまうのだろうか・・・

もしも旦那さんが外でエッチしてるとしても、わたしは責める気はない。
性欲がある以上、しょうがないと思う。
ただ、わからないようにするだけのデリカシーは持っていてほしいけれど。
もし今そういうことがないにしても、レスが続く限り、いつかは誰かを求めるだろう。
それはお互いに・・・

最近のいい関係が、うれしくもあり、ちょっと複雑な気分でもある。
わたしたちはどこに向かっているのだろう。

ずれ

痛みを知らないということはすばらしい味方です
何を恐れることもなく新しい世界に飛び込める
痛みを知らないということは恐ろしい武器です
何を悪びれることもなく知らずに誰かの心をえぐる

守ってくれる人のある温かさの中から
「こっちへおいで」と呼びかける
もう帰るところのないわたしはためらう
優柔不断となじられる
誤解される
そこに決定的な違いを感じてしまったとしたら・・・

あなたが痛みを知り汚れていくのを待つの?
そんなバカな・・・
もっと優しい関係でいたかった

危機(7)

「結局譲歩したのはわたしかよ」
と思わなくもなかったが(笑)わたしは満足していた。
どっちが先に折れるかなんてことは問題じゃない。
あのとき変なプライドに閉ざされることなく、「わたしが悪かった」と言えたことにとても満足している。
そう言えた勇気?が今の穏やかな日々をくれた。

「夫婦は鏡」と聞いたことがある。
夫婦に限らず人間関係全般について同じことが言えるのかもしれない。
わたしが優しい気持ちになれたことで旦那さんも変わった。
あのとき「ごめんね」と言ったのはわたしだけだったけれど、旦那さんも歩み寄りの気持ちを持ってくれていたはず。
少なくとも「おまえが変わってくれるなら俺も考える」ぐらいのことは思ってくれていたはず。
男は女以上に強情なところがあるし、プライドも高いから、言えなかっただけだと希望的観測をしている。
「おまえが変わってくれるなら・・・」の方なら、思われていても聞かない方がよかっただろうし(笑&謎)

たった2ヶ月前のあのギスギスした雰囲気が、今のわたしたちにはない。
「夫婦は一日にして成らず」とも聞いたことがある。
絶対に越えられそうにないと思う壁も、お互いにほんの少しの歩み寄る気持ちがあれば越えられるのだと知った。
なんだか今はとてもすがすがしい気分だ。

相変わらずセックスレス気味であることに違いはないのだけど、スキンシップは明らかに多くなった。
わたしも素直に甘えられるようになった。
折に触れて猫のようにすりすりしている。
旦那さんに身体を触られても、反射的に嫌悪感を持つことはなくなったし、拒絶することはなくなった。
旦那さんもそれである程度は満足してくれているように見える。
当然一人エッチはしているのだろうけれど。
ただ、セックスそのものについては、やっぱりかなり根が深いので、ほかのことのようにすぐに好転する問題ではなさそうだ。

とりあえずこれで完結かな。
いや、もしかしたらまだ続くかも!!