以下のAkemiの投稿、載せていただきました。
すぐに「当確」 出口調査反対
東京都知事選の開票速報は、あっけなく当確が出た。マスコミは一刻も早く情報を伝えるのが使命だと思っているのだろう。だが、この報道姿勢こそ有権者の選挙離れを加速させている元凶だと思う。
昔は、開票作業がほぼ終わった段階で当落が判明した。一方、今は出口調査の結果と統計学を組み合わせ、開票率がわずかでも当落を判定できる。
しかし、出口調査で投票先を問われる側とすれば、秘密投票制度の根幹にかかわる質問を向けられるのは不愉快だ。「当確」と報道されると、その後に開票される票の意義をないがしろにされた気持ちになる。
統計学という科学の成果と言いたいだろうが、有権者の自尊心を傷つける出口調査をやめるべきだ。