私が音楽といえばポピュラーミュージックのことばかり書いているので、「クラシックは知らないの?」と尋ねられるかもしれませんね。
私はもともと、美術に比べると音楽にはあまり詳しくない人間なので、音楽はそもそも多種類のものを聴き比べたことがなく、岡村孝子や岡本真夜などの曲が好きなのも、たまたま人生の途上でそういう種類の音楽に出会ったからであって、なぜそれを自分の応援する音楽として選んだかというと、あんまり理由はないのです。
ただ、クラシックは一曲あたりの演奏時間が長くて、コンサートで聴くときの作法としても、一曲終わって拍手をするまでは、じっと静かに聴いていなければならず、咳ひとつできないという縛りがありますよね。それが窮屈だから、自然と足が遠のくということはありますね。
クラシックを全然聴かないわけではないんですよ。特にこのごろは、You Tube で聴くのなら、作法を守ってじっと身じろぎもせずに聴いている必要もないので、たまたま検索していてヒットした掘り出し物があれば、聴きほれていますよ。
特に、クラシックでも演奏時間が10分ちょっとで済む『ウィーンの森の物語』や『美しく青きドナウ』なんぞはね。下にリンクを「張り」ますから、お好きな人は私といっしょに聴いてください。