学ラン・連絡した通り、来たぜ、ネズミ。

ネズミ・約束って訳じゃないですがね。

小歌舞伎・何をする気だ。

ネズミ・あれ、違反してますよ、4人って言ったじゃないですか?。

学ラン・ちゃんと4人…あ!、お前ら!。

オタ・げっ。

ウナギ・はは、バレた…。

バンジー・見つかるの早くね?。

ムクチは頷いた。


ネズミ・兵は多いに越した事はないか…。

ネズミは不穏な一言を呟いた。


その夜、トリゴヤは何者かに追われていた、逃げ隠れしゴミ処理場に逃げ込んだ。

トリゴヤ・ハァハァハァ、サド…。

トリゴヤはサドに連絡を取ろうとするが、そこに矢場久根の制服を来た5人が現れた。

トリゴヤ・あっ…。

アカネ・フフン、おとなしくしててくださいよ。

マサナ・その方がキレイな顔に傷が付かないで済みますよ。

マナツ・さて、回収と…。

突然、どこからともなく生ゴミが飛んできた。

ユウカ・どわっ!。

マナツ・臭っ!

アキ・…どなた様?。

サド・そいつのボディーガードだ。

アキ・ボディーガードか…頼もしいな。

アカネ・5対1だよ、勝てると思ってる?。

サドは着ていた上着を脱いでアカネ達に放り投げる。

アカネ・バフッ!。

アカネの顔にサドの上着が覆い被さる。

マサナ・しまった!。

サド・油断、軽率は命取りだぜ。

アカネのみぞおちに
サドの拳が捻りこむ。

アカネ・ガハッ。

ユウカ・チッ、あの馬鹿。

ユウカ・かかって来いよ!。

サド・オオッッ!。

サドの拳をユウカがかわす、すかさずサドは蹴りを入れる。

ユウカ・チッ。

サド・かわしたか、小回り利くんだな。

ユウカ・うるせえ。

アカネ・もう許さない…ぶっ壊す!!。

アカネの顔の左半分を灰色の仮面が覆う。

サド・何だアレ…。

アカネ・覚悟しろよ…ボディーガードさん。

サド・ヤバい…。

アカネ・おりゃ!。

仮面を付けたアカネの拳がサドのみぞおちに入る。

サド・ぐっ。

サドは一撃で意識が朦朧とし始めた。

アカネ・フラフラじゃないですか~。

サド・ハァハァ、何だ、あの仮面を付けた途端力が…。

アカネ・あ、すいませーん、今ので50%でした。

サド・何…!。

アカネ・これが100%…!。

アカネの蹴りを何者かが阻んだ。

前田・間に合った。

サド・ま…前田。
トリゴヤ・サド…。

トリゴヤはバイトの帰り道にサドと出くわした。

サド・トリゴヤ、3人の話、聞いていない訳じゃないだろう?。

トリゴヤ・うん…。

サド・しばらく私がお前を守る。

トリゴヤ・だ…大丈夫だよ。

サド・本当か?。

トリゴヤ・うっ。

サド・お願いだ…お前までいなくなったら私は…優子さんに顔向けできない。

トリゴヤは珍しく人に何か頼み込んだサドを見た。

トリゴヤ・わかった、嫌な訳じゃないし、それにサドなら心配ないね。

サド・あぁ。

トリゴヤは自分のアパートの部屋の扉を開け、サドを招き入れた。

前田・眠い…いや…体が動かない…もう寝てるのか?、私。

朝、前田は練習に疲れ倉庫で眠りに落ちていた。

珠理奈・アスランさん、前田さんの最高タイムは?。

アスラン・53秒やな、まだまだ時間かかるで。

グルジアはニヤニヤしながらアスランに提案した。

グルジア・アスラン、そろそろどうかネ?、仮面の能力の説明をしてヮ?。

アスラン・しても、問題ないやろな、別に。

珠理奈・前田さんの事、気にかけてくれてるんですね、グルジアさん。

グルジアは珠理奈を睨んだ。

グルジア・…勘違いしないでくれョ、珠理奈、私はモルモット君の仮面の能力が気になるだけだョ。


珠理奈・ふーん、なんだつまらない。

レレン・ははは、グルジアさんにそういうのを求めたらダメだって。

ムルカ・あくまでもグルジアさんが興味を持ってるのは仮面、でしょ。

アスラン・まっ、んなことどうでもええやん。

前田・ん…。

ネイキッド・起きた。

アスラン・おはようさん…前田。

前田・アス…ラン。

前田の目は半開きでいかにも寝起きだった。

アスラン・さっそくやけど仮面には一人一個の仮面1つ1つ能力があるんやで。

寝転がったままの前田に真上から話す。

前田・能力?。

アスラン・タイプが3つあってな、自身強化タイプ、自然タイプ、特殊タイプやな。

前田・私は…?。

アスラン・んー…まだまだそれは先の話やな、今は5分間仮面の状態をキープ、それを目標にな、しばらく家帰ってへんやろ、一旦帰り。

前田・…わかった。

珠理奈・前田さん、一緒に帰りましょう!。

珠理奈は無邪気にほほえみながら前田の腕を掴んだ。
謎の声・生物は皆 何かのまがいもの、神は皆 人のまがいもの、僕や君は何のまがいものだろうか?。



サド・…ブラックも消えた、バイト先にもいない。

サドは少しずつ追い詰められる感覚がした、そしてサドが最も気になったのは。

サド・トリゴヤ…あいつは。

そして前田はアウトレイジ達と仮面の制御の練習をしていた。

前田・はぁぁぁ!。

ネイキッド・はっ!。

前田の仮面が割れて消えてしまう。

前田・取れたっ!。

アスラン・何秒やった?。

グルジア・26秒フラット。

アスラン・先は長いな~、少なくとも5分は欲しいし。

前田・はぁはぁ。

珠理奈・どうですか?。

アスラン・何がやねん、見ての通り時間かかっとる。

珠理奈・前田さんの仮面の力って…。

アスラン・あぁ、そっちな…ムルカの話から察するに自身強化タイプよりの自然タイプのハーフやろな。

珠理奈・へー。

アスラン・続き!、いくで。

前田・わかった。

そしていつの間にか空気のだるまは。


だるま・あつ姐…今日も来てへん。

だるまはうなだれる。

オタ・捨てられたか?。

ウナギ・可哀想に…、てかなんでお前今まで捨てられなかったんだろうな。

だるま・言ってること滅茶苦茶やぞ。

その時、聞き覚えのある声が聞こえた。

学ラン・だるま!、来い。

だるま・なんや学ランかいな。

大歌舞伎・前田の事気になるだろ?。

だるま・お前ら、何か知ってるんか?。

学ラン・だからっ付いて来いって。


だるま・お…おう。

アキチャ・なんだ、あいつら。

ウナギ・尾けようぜ。

オタ・水臭ぇな、あいつら。

チームホルモンはニヤニヤしながらだるま達の後を尾ける事にした。