トリゴヤ・サド…。

トリゴヤはバイトの帰り道にサドと出くわした。

サド・トリゴヤ、3人の話、聞いていない訳じゃないだろう?。

トリゴヤ・うん…。

サド・しばらく私がお前を守る。

トリゴヤ・だ…大丈夫だよ。

サド・本当か?。

トリゴヤ・うっ。

サド・お願いだ…お前までいなくなったら私は…優子さんに顔向けできない。

トリゴヤは珍しく人に何か頼み込んだサドを見た。

トリゴヤ・わかった、嫌な訳じゃないし、それにサドなら心配ないね。

サド・あぁ。

トリゴヤは自分のアパートの部屋の扉を開け、サドを招き入れた。

前田・眠い…いや…体が動かない…もう寝てるのか?、私。

朝、前田は練習に疲れ倉庫で眠りに落ちていた。

珠理奈・アスランさん、前田さんの最高タイムは?。

アスラン・53秒やな、まだまだ時間かかるで。

グルジアはニヤニヤしながらアスランに提案した。

グルジア・アスラン、そろそろどうかネ?、仮面の能力の説明をしてヮ?。

アスラン・しても、問題ないやろな、別に。

珠理奈・前田さんの事、気にかけてくれてるんですね、グルジアさん。

グルジアは珠理奈を睨んだ。

グルジア・…勘違いしないでくれョ、珠理奈、私はモルモット君の仮面の能力が気になるだけだョ。


珠理奈・ふーん、なんだつまらない。

レレン・ははは、グルジアさんにそういうのを求めたらダメだって。

ムルカ・あくまでもグルジアさんが興味を持ってるのは仮面、でしょ。

アスラン・まっ、んなことどうでもええやん。

前田・ん…。

ネイキッド・起きた。

アスラン・おはようさん…前田。

前田・アス…ラン。

前田の目は半開きでいかにも寝起きだった。

アスラン・さっそくやけど仮面には一人一個の仮面1つ1つ能力があるんやで。

寝転がったままの前田に真上から話す。

前田・能力?。

アスラン・タイプが3つあってな、自身強化タイプ、自然タイプ、特殊タイプやな。

前田・私は…?。

アスラン・んー…まだまだそれは先の話やな、今は5分間仮面の状態をキープ、それを目標にな、しばらく家帰ってへんやろ、一旦帰り。

前田・…わかった。

珠理奈・前田さん、一緒に帰りましょう!。

珠理奈は無邪気にほほえみながら前田の腕を掴んだ。