謎の男・グレン、イーザクードとモストラに伝言を伝えてくれるかい?。

グレン・はい…セロ様。

セロ・内容はサドを回収する事だ。

サドと前田は修練を続けていた。

サド・うおおぉ!。

前田・はああぁ!。

サドそしてしばらくの時間差で前田の仮面が割れる。

ネイキッド・最高タイム!、前田は5分7秒。

ムルカ・サドは3分24秒!。

前田・やっと5分…。
アスラン・ようやく第2ステップやな。

グルジア・やっとか飽き飽きしてたんだョ、説明すると能力の出し方は仮面に手をかざすだけだ。

前田・それだけ?。

アスラン・ムルカ!、見したり!。

ムルカ・はーい。

ムルカは顔左半分の緑色の仮面に手をかざすとムルカの姿が消えた。

サド・消えた!。

アスラン・どうや?。

ムルカ・これはプラーガ(見えざる者)


アスラン・やってみ。

前田・…。

前田は仮面に手をかざした、特に何も起きなかった。

アスラン・まっ、そうやろな。


サドと前田達が修練をしている倉庫の近くにイーザクードとモストラが来ていた。

イーザクード・ココカ…。

モストラ・どうすんだ?。

イーザクード・…ソウアセルナ。

モストラ・焦ってはないさ。

イーザクード・!、サドトマエダガデテキタゾ。

倉庫から前田とサドが出てくる。

モストラ・行こう!。

イーザクード・マテ、オマエハサドヲ、オレハマエダダ。

モストラ・わ、わかった。

前田・サドさん、大丈夫ですか?。

サド・ハードだな、仮面の状態維持は。

前田・何でサドさんが戦うんですか?。

サド・私は…。

モストラ・どうも。

モストラはゆっくりと近寄った。

サド・貴様…!、あの時の。

モストラ・あれ~覚えててくれたんですか…虫けらさん。

サド・ぐっ、オマエは潰す。

モストラ・じゃあ、こちらへどうぞ!。

モストラは銀色の仮面を付けてサドから逃げる。

サド・待て!。

前田・サドさん!。

イーザクード・キミノアイテハコッチダヨアツコ。

前田・な…。

振り返った先にいたのは白い仮面を付けた小柄の不気味な人間だった、仮面は作り物だとすぐにわかった。

イーザクード・バショ…ウツソウカ。

前田・わかった。

倉庫から少し離れた場所に移した。

イーザクード・久しぶりだな…敦子。

前田・!。

仮面を取ったイーザクードの顔は死んだ親友のミナミだった。
アスラン・さて…サドって言うたな、今から説明するで。

グルジア・この紫色の飴玉を舐めたら君は自分の本能と戦う事になり勝てたら合格。

アスラン・簡単やろ?。

珠理奈・ハァハァ、間に合った。

レレン・よぅ。

珠理奈・急過ぎですよ…。

前田・珠理奈…。

グルジア・最初は私でいいかネ?。

アスラン・そやね。

サド・もういいか?。

ネイキッド・うん、じゃスタート!。

倉庫のシャッターを閉める。

アスラン・7人×5分ローテーションでな、一人休憩35分な。

サドは飴を舐め、すぐに気を失った。

グルジア・私はあなたには興味がない、だからモルモット君と呼ばせてもらうよ。

サド・ぐっ、ぐっ、ぐおおぉぉ!。

サドは人とは思えぬ声をあげ、その顔には赤い仮面が覆っていた。

グルジア・ふっ、まぁ殺さないように頑張りたまえ。

グルジアの顔左半分を紫色の仮面が覆う。

オタ・ハァハァ。

ウナギ・ハァハァ。

バンジー・ウッハァハァ。

小歌舞伎・中々厳しいな。

大歌舞伎・くそっ仮面の状態維持、最高タイム、学ランとアキチャとムクチの1分ちょっとかよ。

オタ・なんで…あんなの1分以上もできんだよ。

ウナギ・最低タイムはオタの7秒…。

オタ・うるせぇなぁ!。

アキチャ・ふぅ、コツ掴みゃ簡単だよ、こんなん。

学ラン・ネズミ、その仮面の能力の段階ってどれだけの状態維持の時間が必要なんだ?。

ネズミ・5分ですね。

学ラン・そっか…。

サド・グルルルルアァ。

サドの拳をグルジアはかわす。

グルジア・おっと、そろそろ時間だ。

レレンはシャッターを開けた。

グルジア・ふぅ。

既にレレンの顔左半分には水色の仮面が付けられていた。

レレン・どおらぁ!。

サドの心の中では戦いが既に始まっていた。

サドの本能・よぉ主、こんなものかい?。

サドの本能はほぼ姿はサドだったが顔全体を赤の仮面が覆っていた。

サド・くそっ。

サドの本能・さっさと死ね!、臆病者!。

サドの本能の右腕は赤い鎧を纏っていた。

サド・な…なんだそれ。

サドの本能・ブラソ・デレチャ・デル・ロホアルマデューラ。(赤鎧の右腕)

サド・…。

サドの本能・怖じ気づいたか主!。

サドは自らの本能の一撃を体で受け止めた。

サド・ぐっ。

サドの本能・なぜ気づいた?、俺の鎧の一撃を喰らわなきゃ認められないって。

サド・私は打たれ強い、それに…私は何かを守れる力が欲しかったからだ。

サドの本能・けっ。

現実では暴走するサドを珠理奈がブラゾス・デル・アイアネル(鋼鉄の両腕)で止めていた。

珠理奈・ちっ、アイアネル・ディレクト!。(鋼鉄の一撃)

サドはブラソ・デレチャ・デル・ロホアルマデューラ(赤鎧の右腕)で受け止めた。

珠理奈・くそっ…ん?。

サドは右半分の仮面を剥がした。

サド・ハァハァ…。

サドは膝をつく。

前田・すごい、まだ35分しか経ってないのに。

アスラン・合格やな。

サド・当たり前だ。


謎の声・君は僕を探す、僕は君を楡の館で待つ、日が暮れようと、朝が来ようと。


前田・うおおぉ!。

ムルカ・はああぁ!。

前田・はっ。

前田の仮面が割れる。

アスラン・最高タイム!。

レレン・お~。

アスラン・2分15秒。

ネイキッド・ものすごい成長。

アスラン・なんかあったんやろな。

グルジア・!。

グルジアは何かの気配に気づく。

レレン・どうかしました?。

グルジア・何かいるネ…。

前田・ハァハァ。

倉庫の入口の陰から出てきたのはサドだった。

アスラン・あんた…誰や?。

前田・サドさん…。

アスラン・何や、お友達かいな。

サド・…あんたが前田にさっきの仮面の力を?。

アスラン・ちょっとちゃうけど大方間違ってはないな。

サド・そうか。

サドはアスランに土下座をした。

前田・サ、サドさん…。

サド・頼む!、私にも力をくれ。

アスランはぷいっと背を向けた。

アスラン・嫌や、珠理奈や前田ん時と違ってこっちにメリットがない、タダは無理や。

サド・…何か無いか!、そっちにとってメリットのある事。

アスラン・たこ焼き。

サド・たこ焼き買うてこいや、それで許したる。

ネイキッド・ふっ。

レレン・アスランさんかっこ付けた~。

ムルカ・くくっ。

グルジア・…。

アスラン・お前ら覚悟しとき…。

サド・ありがとう。

アスラン・前田ぁ…コイツに今からお前にした事と同じ事するで。

前田・は…はい。


そしてネズミもだるま達に仮面の力を与える事に。

ネズミ・行きますよ…。

人工的に仮面の力を引き出す装置、それは椅子に座り頭に装置を付けてスイッチを押すだけ。

だるま・いつでも来いよ。

ネズミ・スイッチ…オン!。

装置から機械的な音がした後、だるまが叫ぶ。

だるま・ぐおおぉぉ!。

オタ・だ、大丈夫なのか?。

だるま・何だ楽勝やないか。

椅子から立ち上がるだるまだったがその足はおぼつかない。

ネズミ・次行きましょうか。