モストラ・…任務完了だな…。

モストラはスタンガンを取り出した。

サド・くっ。

サドの仮面が割れる。

モストラ・抵抗なんて無駄ですよ。

その時、学ランが叫びながら現れる。

学ラン・ぁぁあ!。

モストラ・うぁ!、何だ!。

学ラン・いくぞ…すぐに終わらす!。

学ランの顔左半分を灰色の仮面が覆う。

モストラ・ちっ。

その背後から顔左半分に灰色の仮面を付けたアキチャも現れる。

アキチャ・スキ有りぃぃ!。

モストラ・ガハッ。

モストラの背中に蹴りを入れる。

学ラン・らっ!。

モストラを押さえつける。

モストラ・こんな…力で…私を押さえつけられると思ってるのか!!。

モストラは立ち上がろうとする。

学ラン・うおおぉ!、何ちゅう力!、アキチャ!。

アキチャもモストラを押さえつける。

モストラ・アタメー(縛る)!。

アキチャ・ちっ。

学ラン・ぐっ。

モストラ・貴様らカスごときが調子のるな!。

レレン・そっちもな。

モストラ・誰だ!。

レレン・全く…こんな近くでドンパチされたら、うるさくて居眠りできないじゃん。

モストラ・質問に…答えろ!。

レレン・答えるつもりは…ない!。

レレンの顔左半分を水色の仮面が覆う。

モストラ・…純正の仮面か!?。

レレン・さっさといくよ。

レレンは仮面に手をかざす。

モストラ・ちっ、なんだ。

レレン・ようこそ、逆さまの世界へ。

モストラ・なっ…。

レレン・どうかな…右も左も前も後ろも逆の世界。

モストラ・そんなのシステムさえわかりゃ。

レレン・ついでに…攻撃を受ける方向もね。

モストラは左に受けた拳が右に当たった感覚を覚える。

モストラ・なんだと…。

レレン・じゃあね。

モストラは後ろから膝蹴りを食らい倒れた。


イーザクード・なっ…。

イーザクードの変化が解ける。

イーザクード・イギャアアア!、フザケンナァァ!。

イーザクードの体が燃える。

前田・ハァ…。

イーザクード・セロサン!…セロサン…!、アンタッ…シンパイナイッテ…イッタジャ…。

イーザクードは青白い炎に巻かれながら力尽きた。

前田・ハァハァ…ッ!、血が…止まらない…!。

前田は気を失った。

イーザクードの死の知らせはすぐにグレンの元に届いた。

グレン・イーザクードが撃破されたようです。

そしてセロが初めてその顔を見せた、その顔は端正な色気漂う女性だった。

セロ・そうか…。

ライスから名を替えたシェイルは自室で寝ていた、そこに制服を着た少女が入ってきた。

エリカ・シェイル~、シェイル-!。

シェイル・…。

エリカは腹を殴った 。

シェイル・ゲフッ!。

エリカ・起きなかった罰だ!。

シェイル・ゲホッ、ゲホッ、何?。

エリカ・イーザクード…死んだって。

シェイル・私にどうしろってんだよ…。

昭和から名を替えたスカラジェーンはビルから空を眺めていた。

スカラジェーン・…ふんっ。

そしてサドは追い詰められていた。

サド・ちっ。

モストラ・仮面の力…温存してますね。

サド・生憎、オマエらと違ってポンポンできないもんでね。

モストラ・…面倒くさっ!。

サド・仮面の力を持ってるから、少しは動きについていける。

モストラは仮面に手をかざす。

サド・!!。

モストラ・アタメー(縛る)…。

サドの身に目立った異常はなかった。

サド・…今だ!。

サドの顔左半分を赤い仮面が覆う。

サド・ハァァ!。

その時、グイッとサドの体を糸のようなものが縛った。

サド・な!?。

モストラ・だから言ったろ…アタメー(縛る)って。

サド・…能力…出せる…か…。

サドは何とか仮面に手をかざす。

サド・…ブラソ・デレチャ・デル・ロホアルマデューラ(赤鎧の右腕)。

モストラ・…!。

サドの右腕を赤い鎧が覆う。

サド・うおおぉ!。

だがサドの右腕には力が入らない。

サド・やっぱりまだ…。

モストラ・やっぱりな。

モストラはサドの右腕を踏みつける。

モストラ・終わりだ…。


セロの声・この世界の嘘も偽りも、また真実。


イーザクード・久しぶり、敦子。

前田・ミ…ミナミ。

イーザクード・よっ、元気してたか?。

前田は混乱していた。

イーザクード・何だ、まーだ状況飲み込めてねぇのか?。

前田・ほ…本当にミナミなの?。

イーザクード・ふふっ、でさっ敦子…一つ頼みがあるんだけれど。

前田は目の前のミナミを見つめた。

イーザクード・サドをさ倒してくんない?、あんたなら弱点とか知って…。

前田は言い終わる前にイーザクードに殴りかかった。

前田・おい…ミナミに化けるなら…もっと似せろよ…ミナミは仲間を裏切れなんて言うはずないだろ…。

イーザクード・…敦子…あたしを殺したのは誰だ?。

イーザクードは前田の腕を掴む。

前田・…!。

イーザクード・サドを倒したら全部水に流してやるよ~。

前田・ミナミをバカにするな!!。

イーザクード・おっと。

前田・ああぁ!。

前田の顔左半分が青白い仮面で覆われる。

イーザクード・ふふっ、私はミナミじゃないウンデシーモ・リパー(11の死神)、ディエス・リパー(第10の死神)のイーザクードだ!。

前田・うああぁ!。

イーザクード・かかってこいよ。

前田はまるでミナミと戦っている感覚だった、ミナミの喧嘩の仕方、ミナミの息づかい、喧嘩していた時のミナミの目。

イーザクード・おかしいか?。

前田・お前は誰なんだ…。

イーザクード・こっちから説明してやるよ、俺は…。

イーザクードからミナミの顔が剥がれ本当の顔が出てくる。

イーザクード・コレガ…オレノカオダ。

その顔は真っ白で口以外人間らしい部分がなかった。

イーザクード・コノカオノ…コメントハイラナイヨ。

前田・…。

イーザクード・オレハ、クチイガイノスベテガ、カメンデシンショクサレテルンダヨ。

前田・つまり…。

イーザクード・オレノノウリョクハ…。

イーザクードはミナミに変わる。

イーザクード・完璧な変化だ。

前田はイーザクードを睨んだ。

イーザクード・お前はまだ自分の能力すらろくに操れないんだったなぁ。

前田・うおおぉ!。

前田はイーザクードに殴りかかる。

イーザクード・ふん。

イーザクードはナイフで前田を刺す。

前田・ぐっ…。

イーザクード・はははははは!、まだわかってないんだなぁ、これは喧嘩じゃない戦いだ!。

前田・…さない…許さな