【新作】日本海軍 昭和15年5月制定 冬飛行帽 | 軍装 製作 赤とんぼのブログ  インスタグラムはこちらです→ ki9.k5y

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日本軍の歴史に興味があり、その歴史を残していく方々の中のひとりになりたいという思いで製作に励んでおります。日々研究し、オーダー製作、修復もしております。ヤフオクに出品中の商品はこちらhttp://sellinglist.auctions.yahoo.co.jp/user/ryotacrash?

こんにちは。

本日は、神奈川県F.E様よりご注文いただきました、

日本海軍昭和15年5月制定飛行帽をご紹介いたします。

 

 

 

 

~完成品~

海軍の飛行帽の中でも特に防護帽としての機能を感じる作りです。全体的に丸みが出るように多くのタックが入っており、頭がすっぽりと包まれるような装着感です。

顎バンドを締めた際に、バンドの余りが邪魔にならないよう、幅広の通しが付いており、そこに収められるようになっています。

 

 

そしてこの飛行帽は、伝声管(受話口)を装着することに重きを置いた作りであるとも言えます。

複座機や多座機などの戦闘機や爆撃機の機内で通話する際は、伝声管が必須でした。飛行帽内側の耳穴から伝声管(受話口)を差し込み装着します。タックによってできた耳部の膨らみが、伝声管の耳当て部分を支えてくれます。

 

 

 

伝声管(受話口)

伝声管(送話口)

 


頭部から顎までを密着させ、その分、耳部にはゆとりを持たせているのがわかる。

 

 

 

 

九○機練習機の窓からカメラ撮影をする予学13期生

このように伝声管(受話口)が綺麗に嵌るよう作られています。

 

 

教官(隊長訓示)

 

 

爆撃機内で食事をする隊員

 

 

 

鷲の目型航空眼鏡(乙)を装着

 

 

 

 

教官(飛行訓練)

 

 

 

 

機銃手

 

 

 

 

鷲の目型航空眼鏡(甲)を装着

 

 

 

 

 

 

 

飯田房太中佐

空母「蒼龍」戦闘機搭乗員として真珠湾攻撃に参加

 

 

真珠湾攻撃総隊長 淵田美津雄大佐

 

 

 

 

 

 

 

 

皆様、いかがでしょうか。