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日本軍の歴史に興味があり、その歴史を残していく方々の中のひとりになりたいという思いで製作に励んでおります。日々研究し、オーダー製作、修復もしております。ヤフオクに出品中の商品はこちらhttp://sellinglist.auctions.yahoo.co.jp/user/ryotacrash?

こんにちは。

本日は、新作の記録盤と、これまで製作したタイプをまとめてご紹介したいと思います。

①~⑥までありますのでご覧ください。

 

 

 

記録盤とは

当時の航空隊員の個人装備品。廃棄された戦闘機の外板等を上手く利用し、器用な整備兵が作っていたそうです。そのため様々なタイプがあったようです。大腿部へのバンドの取り付け方や、鉛筆の取り付け方などアイデアいっぱいです。

 

 

 

それでは見ていきましょう。

 

 

 

 

それでは①~⑥まで順番にご紹介していきます。

 

①

眼鏡バンドと同じようなゴムバンド

この留め具は、紙を抑える役割と、上蓋を嵌めこむ役割とあります。ちょっと力を加えると力加減が調節出来ますので、緩めたり固めにしたりしていただけます。

上蓋が勝手に開かない程度に出来ます。

片方だけリングが外せますので、ここにかけます。

 

 

②

外板は戦闘機の色合いになっています。

長く使用すると、戦闘機の外板が剥げてくるように記録盤も同じように剥げてくると思います。またそれも味があって良いですね。

 

実物

記録盤はジュラルミン素材から流用して作った物です。記録紙や地図などを挟み単座機の搭乗員などは、大腿部などにゴムや紐で装着して使えるようにしていました。

 

良い角度にすると金具に嵌ります。

留め具の動き。裏から見たところ。

この角を上手く使っていて、留め具は指一本で滑らせる事ができます。

表から見た留め具。色は特に剥がれやすい所でしょう。

 

 

③

戦闘機の外板の色合いになっています。  

この記録盤はゴムバンドではなく紐締めです。紐を解かずに長さが調節できるように、とめ結びにしています。

紐を滑らせるだけで足に括れます。

結び方にも知恵がありますね。

 

実物

 

留め具の動き。表から見たところ。

こちらも角を上手く使っていて、指を滑らせるだけで開閉できます。

裏から見たところ。

このL字型の留め具はなかなか嵌りが良く、流石です。

 

 

④

こちらの記録盤には留め具がありません。ではどのようにして紙を押さえるのか... これは外枠自体が留め具の役割を担っています。

裏から見ると外枠が板を包んでいるのがわかると思います。

蓋を閉めるような感じです。

 

実物

 

そして鉛筆の収納の仕組みがユニークです。

金属板に切り込みを入れ、切り口から革を差し込んでいます。

革なので馴染みよく、鉛筆が差し込めます。

 

 

⑤

鉛筆刺しに布が使用されています。

太腿に着ける為、当て部分を折り曲げるようにして工夫されています。

 

⑥

上蓋は押さえ蓋のようになっています。

 

 

熱心に記録盤にメモを取っておられますね。

手前左の搭乗員の記録盤は、紐で括られています。

 

 

 

 

 

皆さま、いかがでしょうか。

 

 

 

 

 

 

こんにちは。

本日は、英国Z.W様より着装写真が届きましたので、ご紹介いたします。

先月、イギリス ケント州メイドストーンにあるMilitary Odysseyで行われたイベントでの写真です。

 

Hello. 
Today, we received reenactment photos from Mr. Z.W. in the UK, which we are pleased to share. 

These photos were taken at an event held recently at Military Odyssey in Maidstone, Kent, UK.  

 

 

このマフラーは芙蓉部隊をイメージしたもの

This scarf is inspired by the Fuyou Unit.

 

 

展示ブースでは、彼が収集した装備品や戦闘機の外板などが並ぶ。

The exhibition booth displays equipment he collected and fighter aircraft outer panels.

芙蓉部隊について説明しているところ

Explaining the Fuyou Unit and its equipment to visitors

 

 

「芙蓉部隊」とは、正式名称を「第131航空隊」と言い、連合艦隊所属 の夜間戦闘機隊である戦闘901飛行隊、戦闘812飛行隊及び戦闘804 飛行隊が、昭和20年1月に藤枝海軍航空基地(現航空自衛隊静浜基地)に 集結し、再編された部隊の通称である。

The “ Fuyou Unit ” was the common name for a unit formed in January 1945 when the 901st Fighter Squadron, 812th Fighter Squadron, and 804th Fighter Squadron—night fighter units belonging to the Combined Fleet—were reassembled at Fujieda Naval Air Base (present-day JASDF Shizuhama Air Base). Its official designation was the 131st Air Group
芙蓉部隊所属の搭乗員は、フヨウの花の色である薄紅色のマフラーを着用していた。
Crew members assigned to the Fuyou Unit wore light pink scarves, the color of the Cotton rose hibiscus flower.

芙蓉部隊 指揮官 美濃部 正 少佐

Fuyou Unit Commander  Major Tadashi Minobe

 

 

 


 

戦技模型を使っての再現

Reenacting Air Battles Using Wooden Models

 

 

 

 

英国で活動している日本陸海軍のリエナクタ―たち

Japanese Army and Navy reenactors operating in the UK 

 

 

彼はイギリスで唯一、日本海軍航空隊搭乗員の再現活動をされています。英語訳での資料も少ない中、当時の写真や資料を丁寧に勉強し、日本海軍搭乗員の服装や航空装備を再現し、イベントなどの再現活動を行っています。

今回も私が製作した日本海軍航空隊の飛行帽・救命胴衣・メモボード・戦技模型などを装備し参加してくださいました。

 

製作したものが遠く離れた英国に渡り、このように再現活動の一助となれることを、とても嬉しく思います。

日本海軍航空隊の装備について研究および製作をしている私にとって、世界中のリエナクター達の着装姿を見ることができるのは、大変励みになりますし、有難いことです。

日本海軍航空隊の歴史と装備を、国境も越えて未来へ伝え遺してていく。

英国で活動するZ.Wさんの、これからのリエナクトメントにもぜひ注目してください!

この度も、素晴らしい再現を見せていただき、本当にありがとうございました。

 

He is the only person in the UK engaged in reenactment activities as a pilot of the Imperial Japanese Navy Air Service. Despite the scarcity of English-language resources, he has carefully studied period photographs and documents to recreate the uniforms and aviation equipment of Imperial Japanese Navy pilots, and participates in reenactment events.

 

Once again, he participated in the event wearing the Imperial Japanese Navy Air Service flight helmet, life jacket, memo board, and wooden tactical models that I crafted.

 

I am truly delighted that the items I crafted have made their way all the way to the United Kingdom and are helping to support reenactment activities in this way.

 

For me, as someone who researches and crafts Imperial Japanese Navy Air Corps equipment, seeing reenactors from all over the world wearing these outfits is both incredibly encouraging and a source of deep gratitude.

 

Passing down the history and equipment of the Imperial Japanese Navy Air Corps to future generations, transcending national borders.

 

Please be sure to keep an eye on the future reenactments of Z.W., who is active in the UK!

 

Thank you so much once again for the wonderful reenactment you presented this time.

 

 

 

 

 

~去年のイベント風景はこちらです~

Reenactor ~002~ | akatonbo123 (ameblo.jp)

 

 

 

 

最後に、ぜひ動画もご覧ください

~動画の内容~

「ミリタリ―オデッセイと言うイギリスのミリタリー&歴史再現イベントで、1944年想定の日本軍の格好をしているグループにインタビューしました。

実は日本軍の再現者は日本だけでなく世界中におり、特にアメリカで人気です。英国の日本軍グループにも20年に歴史があり、フランスなどにもいます。

今回、グループリーダーのHさんが日本語でインタビュ―に答えてくれました。」

 

 

 

 

 

皆さま、いかがでしょうか。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

こんにちは。

本日は、米国のウィスコンシン州E.L様より、日本海軍大正時代航空冬帽の製作依頼がありましたので、ご紹介したいと思います。

Hello.

Today, I’d like to introduce a request we received from Mr. E.L in Wisconsin, USA, for the production of a Taisho-era Imperial Japanese Navy winter flight helmet.

 

 

大正時代末頃の航空帽

A flight helmet from the late Taisho era

この航空帽は、昭和の初期頃まで使用されたようです。

今回、ご依頼者様が初期航空眼鏡をコレクションされており、その航空眼鏡の時代に合う飛行帽をお探しでした。

ちなみにその航空眼鏡はこちらです。

 

It seems that this flight helmet was used up until around the early Showa period.

This time, the client collects early aviation goggles and was looking for a flight helmet that matches the era of those goggles.

By the way, these are the aviation goggles.

 

航空眼鏡甲

Aviation Goggles A

ガラスは平面トリプレックス(三重の安全ガラス)

The glass is flat triplex (triple safety glass)

 

ちなみにこちらが航空夏帽です。

古い航空帽と最新の鷲の目眼鏡を装着されている搭乗員もおられたようです。

By the way, this is a summer flight helmet. 

It seems there were also some crew members wearing the old flight helmets along with the latest Eagle Eye goggles.

 

 

それでは今回ご注文いただいた冬帽をご紹介いたします。

So, let's take a look at the winter flight helmet ordered this time.

古い時代はほとんどが黒っぽい毛色です。頭部は4枚合わせ、革も柔らかく上質なものを使用。庇や顎あてにも毛が付いています。被ると毛に包まれてとても暖かいです。

 

In the old days, most of the fur was dark-colored. The headpiece is made of four pieces stitched together, and soft, high-quality leather is used. Fur is also attached to the visor and chin guard. When you wear it, you're wrapped in fur and it’s really warm.

鼻口覆いも同じ毛付きです。

The nose and mouth cover also has the same fur.

バックルは包み(くるみ)バックル。耳蓋は大きめ、留め革などは丸みを帯びた作りです。

 

The buckle is a wrap-around buckle. The ear flap is a bit large, and things like the fastening leather are made with rounded shapes.

耳蓋をくるくると巻いて、ホックに留めています。耳が聞こえやすいのもありますが、機内で揺れてぶつけてもその丸めた耳カバーがクッションの代わりにもなったようです。

 

I rolled up the ear covers and fastened them with hooks. Not only did it help my hearing, but the rolled-up ear covers also seemed to act as cushions when my ears bumped against things during turbulence on the plane.

 

せっかくなので、航空眼鏡甲を装着してみましょう。

Since I had the opportunity, I tried on a pair of A-type aviation goggles.

 

 


 

 

小園安名(中尉時代)

Yasuna Kozono (during her time as a lieutenant)

 

 

 

 

皆さま、いかがでしょうか

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

こんにちは。

本日は、神奈川県F.E様より、海岸で撮影された日本陸軍船舶兵の着装写真が届きましたので、当時の画像と共にご紹介いたします。

 

 

 

 

日本陸軍 船舶兵(装備一式)

●水上作業帽

●水上作業衣袴

●地下足袋

●救命胴衣W型

●手旗

 

救命胴衣W型 未着用の状態

 

整頓要領

文房具の置き場所まできちんと決まっていますね。すべては整理整頓、掃除からですね。

 

 

暁部隊 陸軍の船舶部隊 海軍に陸戦隊があったことはよく知られているが、陸軍に暁部隊との美称で呼ばれる船舶部隊があったことは意外に知られていない。

船舶司令部と暁部隊 船舶司令部は、戦時における軍隊・物資等の船舶輸送を指揮統率した陸軍の組織である。 船舶司令部が統括した陸軍船舶部隊は、各隊に与えられていた通称号の兵団文字符「暁」から「暁部隊」と通称された。

 

陸軍船舶兵は大日本帝国陸軍の兵種の一つ。陸軍船舶部隊(暁部隊)において揚陸艦(陸軍特殊船)や上陸用舟艇(大発動艇等)等の船舶兵器を運用した。将兵は最大約18万人が在籍。

 

古くから上陸戦に対し関心が高かった日本陸軍は、1920年代には上陸用舟艇(小発動艇(小発)・大発動艇(大発))を実用化し、さらに1930年代には揚陸艦たる特殊船(「神州丸」・「あかつ丸」など)を開発、これらは第一次上海事変や支那事変(日中戦争)の各上陸戦において威力を発揮し活躍した。当時、これらの船舶兵器を実戦において運用していたのは工兵(「船舶工兵」・「上陸工兵」と呼称)の一部であったが、太平洋戦争(大東亜戦争)の激化により、1943年(昭和18年)に船舶兵として独立した兵種となった(兵科区分自体は1940年に廃止済)。なお、船舶を運用するすべての陸軍部隊が船舶兵となったわけではなく、工兵として存続したものもあった。

 

救命胴衣をつけ軍歌をうたいながら演習場へ向かう陸軍船舶特別幹部候補生

 

もやい投げ訓練 これが意外と重く はじめはふりまわされるほど 手のひらにタコが出来始めるころには腰が入ってくる

 

大発は船舶特幹の海上訓練では最も重要な部門だった 工程を終えて基地に帰るころ 夕焼けの瀬戸に もやい網を投げる少年兵の緊張は シルエットになって海面に映った

 

 


 

 

 

 

「オモカジいっぱーい」艇長の指揮で操縦手(舵手)は大発を操る

 

 

 

手旗信号の再現もしてくださいました。やはり手旗は欠かせませんね。

 

 

手旗信号は戦隊間の相互連絡には頼みの綱 機敏かつ正確に伝えるため 陸上でも徹底した訓練がなされた

 

 

 

瀬戸内海で手旗信号訓練(船舶幹部候補生隊)

 

 

 

 

 

船舶本部が小豆島におかれてから島の周辺は大発の機関音と特幹生のカン高いかけ声で満たされた 年端の行かぬ彼らはまさに死ぬための特訓に励んで倦むこともなかった

1小隊のなかに14~15歳の少年も多く混じる

 

 

舟艇訓練

 

 


 

略帽での再現

 

 

 

 

 

 

 

最後は手旗信号の動画をご覧ください

 

 

 

 

実際に海に入り、体感され、再現された写真を見ることができ胸がいっぱいです。

 

 

 

 

 

皆様、いかがでしょうか。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

こんにちは。

日本陸軍のレシーバー対応飛行帽につきまして、これまでも紹介しておりますが、改めてご紹介したいと思います。

 

 

 

 

当時の写真などでよく見られる飛行帽です。陸軍の飛行帽のなかで星章が無いタイプです。あえて星章が付けられたものもあります。このタイプの飛行帽は主に単座戦闘機の搭乗員が多く使用されていました(隼・鍾馗・飛燕・疾風)。

 

 

左から順に見ていきましょう。

 

 

 

①外ポケットタイプ

 

耳部のポケットはホックで開閉。

星章がつけられたものもありました。

 

 

 

②内ポケットタイプ

こちらの飛行帽は内側にポケットがあります。そしてレシーバーが入るため、耳革部に独特なたるみのようなものが出ます。

レシーバーの入口はこちら、襟足です。

とくにホックなどはなく、差し込むだけです。

イメージ 22

右から2番目の隊員の方の飛行帽を見ていただくと、耳革部のたるみがよくわかります。

 

 

 

③耳部が海軍前期型に似たタイプ

内側にレシーバーをはさめ、耳穴から外側にコードを出します。

 

 

 

④外側にレシーバーが見えている編み上げタイプ

イメージ 20

 

 

最後におまけ

イメージ 18

イメージ 21

おそらく隊長と思われる、背中を向けておられる隊員の飛行帽を再現(特注品の飛行帽ですね、豪華です)。

 

良い笑顔です。


 

 

 

 

 

皆さま、いかがでしょうか。