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日本軍の歴史に興味があり、その歴史を残していく方々の中のひとりになりたいという思いで製作に励んでおります。日々研究し、オーダー製作、修復もしております。ヤフオクに出品中の商品はこちらhttp://sellinglist.auctions.yahoo.co.jp/user/ryotacrash?

こんにちは。

本日は、C様より鷲の目飛行眼鏡の製作依頼をいただきましたので、ご紹介したいと思います。

 

 

 

 

鷲の目飛行眼鏡 再現

ひとつひとつのパーツから手作りして完成させました。これまでも試作を重ねてまいりましたが、作れば作るほどに理解が深まり、想像力も湧いてくるものです。 当時、鷲の目型を開発した後藤氏が見事に完成させた、この飛行眼鏡の凄みが伝わってきます。

 

 

飛行眼鏡の歴史を見ますと、ナス型や角型など様々なものがありました。舶来品を使用し、その模造品が作られ、使用されていました。ですが、実際に使用された際に頭痛が引き起こされるなどの不具合があったため、日本人に合うように開発され、終戦まで使用されたのがこの鷲の目飛行眼鏡です。

下方まで視野が広がるように工夫された、鷲の目のように大きく見開いたようなフレーム。

開発者の後藤氏が何度も何度もスケッチされたという鷲の目です。

 

 

 

 

それでは、飛行帽とともに装着してみましょう。

 

練習生の再現

 

 

 

 

 

 

 

本土防衛から高高度の再現

 

 

 

 

 

 


 

収納箱

 

 

 

 

 

 

 

以前、後藤氏について書きました記事はこちらです。

ご興味のある方はぜひご覧ください。

鷲の目型航空眼鏡 ~日満工業の歴史~ | 軍装 製作 赤とんぼのブログ  インスタグラムはこちらです→ ki9.k5y (ameblo.jp)

 

 

 

 

 

 

 

 

皆様、いかがでしょうか。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

こんばんは。

本日は、日本海軍で使用されていた、初期の前期型飛行帽のパイピングについてご紹介したいと思います。

 

 

初期タイプの特徴をあげますと、ホックが頬部に縦2つずつ付いていて、鼻覆いが付けられるようになっていました。
そして、顔周りにパイピングが有るものと無いものがありました。

 

 

 

●パイピングが有るタイプ

パイピングによって兎毛が内巻きに押さえられてはみ出ず、見えないようになっています。

 

 

 

 

 

 

パイピングがあり、兎毛が綺麗に整えられていて、跳ね上げていなければ毛付きだとわからないくらいです。

 

 

 

●パイピングが無いタイプ

 


パイピングが無いと、このように兎毛が露わになります。

 

 

 

 

 

 

 

鼻覆いは次第に使用されなくなりました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

皆様いかがでしょうか。

 

 

 

 

 

 

 

こんにちは。

本日は、U.Sカルフォルニア州ベン・ミラー様より写真が届きましたので、ベンの説明と共にご紹介いたします。

 

先日カルフォルニア州チノの空港にあるプレーンズ・オブ・フェィム航空博物館で行われたイベントでの写真が送られてきました。

 

 

 

 

イベントのポスター

今月、チノ空港でまた一つ興味深い飛行機、ボーイングP-26ピーシューターが飛行展示されました。そこで、イベントのチラシと、飛行機の写真、そして1930年代にこの飛行機を操縦していたパイロットたちが着用していたものと似た制服の写真をお送りします。イベントを記念してのことです。

 

At the Chino airport this month they flew another particularly interesting plane, the Boeing P-26 Peashooter, so I thought that I would send you the event flyer and some pictures of the plane and the uniforms we wore similar to what the pilots who flew this plane back in the 1930s wore, to commemorate the event.  

 


このP-26は、カリフォルニア州リバーサイド近郊のマーチ飛行場に配備されていた機体の一つを再現したものです。マーチ飛行場の機体は、人々の好感度を高めるために、青い胴体と黄色い翼といったカラフルな塗装が施されていたことで知られています。この機体は、P-26が初飛行した1933年頃から1938年まで、この基地に駐屯していた戦闘機部隊の塗装と記章で彩られています。第18戦闘航空群第95戦闘飛行隊(通称「キッキング・ミュールズ」)です。

 

This P-26 commemorates one of the planes stationed at March Field in nearby Riverside, California, which were known for their colorful paint schemes designed to boost public goodwill, often featuring blue fuselages and yellow wings.  It is painted in the colors and insignia of a fighter squadron based there from about 1933, when the P-26 first flew, to 1938.  This was the 95th Pursuit Squadron ("the kicking mules") of the 18th Pursuit Group.

 

 

 

 

 

 

 

私たちの制服は、ジョッパーズズボン、カーキ色のドレスシャツ、黒のネクタイ(1942年までアメリカ陸軍航空隊将校が着用していたもの)、背の高い革製の騎兵ブーツ、A-2レザージャケットです。友人2人のジャケットには、機体の記章と同じワッペンが付いています。友人1人と私はA-8グリーンの布製ヘルメットを着用し、3人ともスカイウェイ社製、もしくは第二次世界大戦前に個人購入した他のメーカーのゴーグルを装着しています。

 

As for our uniforms, we are wearing jodhpur trousers, khaki dress shirts and black ties which US Army Air Corp officers wore up to 1942, tall leather cavalry-style boots, and A-2 leather jackets.  My 2 friends' jackets have patches matching the insignia on the plane.  One friend and I are both wearing A-8 green cloth helmets, and we're all 3 wearing Skyway or other brands of pre-WWII private-purchase goggles.

 

 

P-26 ピーシューター(P-26 Peashooter)はボーイング社が開発し、1930年代にアメリカ陸軍航空隊が運用した戦闘機である。アメリカ陸軍の制式戦闘機としては初めての全金属製、単用の機体であるとともに、最後の固定主脚、開放式 コックピット、張線式主翼の構造をとる機体でもある。

愛称の「ピーシューター (Peashooter)」は"豆鉄砲"の意であり、パイロットたちによって名付けられたとされている。

 

The P-26 Peashooter is a fighter developed by Boeing and operated by the U.S. Army Air Corps in the 1930s.

It is the first all-metal, single-leaf aircraft of the U.S. Army's state fighter, and it is also the last aircraft to adopt the structure of fixed main legs, open cockpits, and tension-wire main wings.

The nickname "Peashooter" means "bean gun" and is said to have been named by pilots.


 

 

 

 

 

 

 

 

Ben,
この度も貴重なイベント写真を送ってくれて、どうもありがとうございます!
ご縁をいただいて4年ほど経ちますが、共有できることに感謝し、これからもご活躍されることを祈念いたします。
いつもありがとうございます。

 

Ben,
Thank you so much for sending me these wonderful photos from the event!
It’s been about four years since we first met, and I’m grateful for the opportunity to share these moments with you. I wish you continued success in the future.
Thank you as always.

 

 

 

 

 

 

皆さま、いかがでしょうか。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

こんにちは。

本日は、日本軍航空隊の防眩・遮光眼鏡(鷲の目飛行眼鏡)をご紹介いたします。

 

 

 

日本軍航空隊における遮光眼鏡は南方戦域などの強烈な陽光の下、上空での直射日光や雲・海面からの反射光による眩しさを軽減し、搭乗員の視界を確保しました。

高高度飛行時における強い紫外線から目を守り、眼病の予防や、疲労軽減の役割を果たしました。

夜間戦闘時の搭乗員が、昼間の任務中にあらかじめ装着して夜目をならしておくなど、夜間戦闘能力を維持する目的でつかわれた話も残っています。

 

 

地図をにらんで出発前の綿密な作戦打合せに入った。この基地の攻撃隊に○○夜間爆撃の命令が下ったのだ。

 

(拡大)

 

 

 

 

赤色レンズのほかに黄色や緑色のレンズがありました。

 

 

 


実物

 

再現

今回は緑色でフレームもすべて再現しました。フレームは樹脂とアルミ金属製です。アクリルレンズに緑色のセルをはり合わせ。カタン糸でフレームまわりとビロード布のクッションを縫いつけました。実物の鷲の目眼鏡と同じように縫製いたしました。

 

 

赤レンズと並べて見ましょう。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

皆様、いかがでしょうか。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

こんにちは。

本日は、日本海軍の布地で作られた飛行帽をご紹介いたします。

 

 

 

 

 

実物

こちらは、頭部6枚つなぎになっていて、いわゆる前期型によく似たパターンです。金具類がなく、その代わりに紐状のもので締められるようになっています。

その他ちょっとずつ仕様が異なっているものも見られます。

これはすべてボタン(陶器のボタン)が使用されています。


記名布には、百三軍需部とあります。

1944年頃にフィリピン方面にて、海軍部隊が必要とする兵器・弾薬・被服・糧食などの物資の保管・配給・管理をおこなっていた。

こちらの略帽・飛行帽の記名布にすべて百三軍需部とあります。

 

こちらはちょっと仕様が異なり、耳覆いと庇にホックが使用されています。頭部に空気孔のハトメが付けられています。うしろのベルト通しはボタン使用です。

 

 

再現(ホックとボタン混合タイプ)

 すべて陶器のボタンを使用しました。

 

再現(すべてボタンタイプ)

 

 

当時の写真

再現

 

 

次は、このようなタイプもありましたので見てみましょう。

 

当時の写真

再現

こちらは、全体なパターンは後期型に似ていますが、耳蓋は前期型と同じで、庇はなく、顎ベルトはリングに通すようになっています。


 

後期型タイプもあります。

 

 

実物

顎紐はゴムで留めるタイプです。

こちらは第二衣料廠からの納品のようです。

第二衣料廠は「姫路・第二衣料廠」を指し、旧日本海軍の被服や食糧(衣糧)の生産・保管・供給を担った施設です。

 

再現

 

布製を被ってみますと、革製とはまた違った密着感がありました。様々な飛行帽を知り、再現してきましたが、まだまだ飛行帽は奥が深いです。

 

 

 

 

 

 

皆さま、いかがでしょうか。