日本海軍伝声管と日本陸軍伝声管 | 軍装 製作 赤とんぼのブログ  インスタグラムはこちらです→ ki9.k5y

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日本軍の歴史に興味があり、その歴史を残していく方々の中のひとりになりたいという思いで製作に励んでおります。日々研究し、オーダー製作、修復もしております。ヤフオクに出品中の商品はこちらhttp://sellinglist.auctions.yahoo.co.jp/user/ryotacrash?

こんにちは。

本日は、前回に引き続き伝声管の装着した状態を

陸海軍で見ていきたいと思います。

 

 

 

海軍伝声管(受話口と送話口)

 

 

 

 

海軍飛行帽前期型に装着した伝声管(受話口と送話口)

 

 

 

 

待機中はこのように、受話口のホースを頭(飛行帽)に巻きつけ

眼鏡バンドにはさめている搭乗員もおられました。

 

 

 

こちらは受話口を送話口の穴に差し込んで、一緒に首にかけておられます。

この場合、ホースは外しておられるようです。

 

 

再現したところ。

 

こちらは送話口の紐に、受話口ホースごとかけておられます。

 

 

再現したところ。

 

 

 

 

陸軍伝声管(受話口と送話口)

待機中は、陸軍の受話口にはホースは付いていません。

ホースは機内の中で接続されます。

 

 

送話口

 

受話口

(惰円形の耳カップ用と円形の耳カップ用)

 

 

陸軍航空頭巾一種(昭和11年製)に装着した伝声管(受話口と送話口)

機内で接続されている状態。

 

 

 

 

陸軍航空頭巾二種(昭和13年製)に装着した伝声管(受話口と送話口)

機内で接続されている状態。

 

 

 

 

 

 

こちらは、手を離して話せるように送話口を口元にあて、

紐を頭部に掛けて装着している。

 

送話口を口元にあてているのが見える。

 

このような感じでしょうか。

 

 

この場合、両手は操縦桿を握っていても、会話ができますね。

 

 

 

 

 

 

 

皆さま、いかがでしょうか。