こんにちは。
本日は、前回に引き続き伝声管の装着した状態を
陸海軍で見ていきたいと思います。
海軍伝声管(受話口と送話口)
海軍飛行帽前期型に装着した伝声管(受話口と送話口)
待機中はこのように、受話口のホースを頭(飛行帽)に巻きつけ
眼鏡バンドにはさめている搭乗員もおられました。
こちらは受話口を送話口の穴に差し込んで、一緒に首にかけておられます。
この場合、ホースは外しておられるようです。
再現したところ。
こちらは送話口の紐に、受話口ホースごとかけておられます。
再現したところ。
陸軍伝声管(受話口と送話口)
待機中は、陸軍の受話口にはホースは付いていません。
ホースは機内の中で接続されます。
送話口
受話口
(惰円形の耳カップ用と円形の耳カップ用)
陸軍航空頭巾一種(昭和11年製)に装着した伝声管(受話口と送話口)
機内で接続されている状態。
陸軍航空頭巾二種(昭和13年製)に装着した伝声管(受話口と送話口)
機内で接続されている状態。
こちらは、手を離して話せるように送話口を口元にあて、
紐を頭部に掛けて装着している。
送話口を口元にあてているのが見える。
このような感じでしょうか。
この場合、両手は操縦桿を握っていても、会話ができますね。
皆さま、いかがでしょうか。