緑商会社長 草野次郎さんについて、 | 「模型探偵団」明石小五郎の昭和のプラモデル

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昭和のプラモデルが好きなタダのジジイです、上から目線で書いてます、日本初のプラモデルメーカー、㈱日本プラスチックなど、真実のプラモデルの歴史を書いてます。

緑商会社長 草野次郎さんについて、

の続き、
 
昭和14年頃、
航空機は近代戦の主役としての地位を確立しつつあった、
軍部は次の世代を担う青少年の航空教育の必要性に迫られ、文部省、航空協会に学童工作の正課として航空機工作の採用を要請した、
それは、翌15年に正式に実施され模型業界大躍進の扉が開かれ、業界内6社が企業合同の形で「帝国模型航空機工業株式会社」が設立された、
プロペラ業者の次郎もその団体に加入することとなる、
 
その後、その団体「帝国模型航空機工業㈱」に対抗する会社などが設立され始め、業界も乱立状態となった、
模型材料で一番重要で高価な部品はプロペラであり、「プロペラを制する者が業界を制する」ほどの重要な部品であった、
 
ところが、次郎は加入していたその「帝国模型航空機工業㈱」に反乱を起こすこととなる、
                     <続く>緑商会社長 草野次郎さんについて、