「伊東航空博物館」 | 「模型探偵団」明石小五郎の昭和のプラモデル

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昭和のプラモデルが好きなタダのジジイです、上から目線で書いてます、日本初のプラモデルメーカー、㈱日本プラスチックなど、真実のプラモデルの歴史を書いてます。

かつて、伊豆の伊東市に「伊東航空博物館」があった。

 

個人の私設の博物館なのであまり知られていなかったかもしれない、

いや、ひよっとしたら訪れたことがある方がいらっしゃるかもしれない、

その膨大なコレクションをそのまま眠らせておくのはもったいない、

かつてそのような博物館が存在していたことを少しでも多くの方に知っていただきたく、今回から少しずつ紹介させていただきたい。

 

なお、その「伊東航空博物館」は千葉支部のご親戚の方が運営されていた。

以下、千葉支部からの紹介、

 

今回は、戦前の艦船模型を少し離れて、「模型飛行機」を取り上げてみたいと思います。

「模型飛行機」と言っても空を飛ばすアレではなくソリッドモデルです。

これから何回かに分けてご紹介いたします。

 

まず最初にお断りしておきますが、私は飛行機や模型飛行機に関しては全く素人ですので、

詳しい説明は出来ません。

画像をご覧になった皆様から、これはアレだよとご教示いただければ幸いです。

 

皆様は「伊東航空博物館」という名前をご存じでしょうか?

ほとんどの方はご存じないと思います。

伊豆の伊東に個人で開設されていた小さな博物館で、集められた飛行機を展示していました。

 

 

実はこの博物館を開いたのは、私の親戚の人でした。

昔は自動車が好きでしたが、その後飛行機に転向、

ソリッドの模型飛行機を集め始めました。

外資系の保険会社に勤めていたこともあって、

海外からもかなりの数の飛行機を集めていたようです。

今から40年ほど前でしょうか、伊東の別荘地に家を建て、

飛行機の博物館を開館したと知らせをもらいました。

 

 

 

早速訪ねて行きました。

別荘など縁のない私でしたから、建物も周りの景色も

素晴らしいものでした。こんなところに自分が集めた

飛行機を展示して博物館を開設し、皆さんに見ていただく

ことが出来たら、一生の夢がかなったと言っても良いでしょう。

二晩泊めていただき、ゆっくりと話を聞いてきました。

 

 

今はその人も亡くなり、そのコレクションの大部分を私が引き取りました。

私はその人から少なからず影響を受けていたと思います。

今、自分がやっていること、

そもそも私が「模型探偵団」に参加させていただいたきっかけもここにありました。

また、コレクションを将来どうしてゆくのか、それらを引き継ぐということは

どういうことなのかを考えさせられた出来事でもありました。

その一つの方策として、かつてこういうものがありました、ということを皆様にご覧いただき、

知っていただくことがこれからの何か道しるべになるのではと思っています。

これからも時々ではありますが、ご紹介させていただきたいと思います。

よろしくお願い申し上げます。