ゴールドコースト生活+子育て日記 -24ページ目

ゴールドコースト生活+子育て日記

オーストラリアに在住9年目。
オージー旦那と5歳の息子との生活や文化の違いをはじめ、
その他もろもろについて語ります。

つい最近、夕食を作っている合間にチラッと

ニュースを見ていたらChild Care(保育園)の先生達による

「賃金あげてよ!」のデモ行進が目にとまった。




オーストラリアは世界的に見ても比較的

労働者の平均賃金が高い方だと思う。

確か法律で決められた最低賃金はクィーンズランド州で16ドル(1600円感覚)

くらいだったような・・・

ウエイターやウエイトレス系の仕事がおそらくこれくらいの時給かと思われる。

時給はおそらく州によって若干違うかもだし、

うる覚えなので多少の誤差があったらごめんなさい。




でも、基本的に物価が高い国だし、

日本のように交通費やガソリン代は全く支給されないし、

稼いだ分だけ税金がっぽり持っていかれるし、

どーなんだかなー?と思う時もある。



それでもやっぱり

日本に比べて断然労働者の権利は守られている。



日本のように正社員が有給休暇があるにも関わらず、

他の社員の目が気になって有給が取れないなんて

ありえない。



私がこの国で正社員として働いていた時は

有給が取れなかった分はお給料として計算され

お金で戻ってきた。



もちろんパートタイムは時給で仕事をするので

有給はないのが普通。




話は少しそれてしまったけど、

保育園の先生という子供達の安全を守るという

とっても責任のある仕事がなんと平均賃金18ドルくらいらしい。

チェーンスーパーのレジのおばちゃんでも

もう少し貰ってるかもしれない。

そりゃ、先生達が怒るのも無理ない。




そんな先生達がプレートを掲げて

「賃金あげなさいよ!」ってのをとても応援したくなった。

息子の保育園の先生がどれだけ一生懸命仕事を

しているか知ってるから余計に・・。




そうこう思っていると、

これまた数日前に息子の保育園から



「もしかして将来(あと1年後近く)、この保育園の土地が政府によって

売られるかもしれません。この保育園が無くなってしまうという危機です。

このような事は決して起こって欲しくない事です。

よかったら一緒に声を上げませんか?」



のお知らせプリントが配布された。




本当にショックで驚いた。




Kaiが2年半以上通っている保育園。

経験豊かな素晴らしい先生達がたくさんいる。

子供達が行き場を失う問題、そして先生達が

職を失う問題。さまざまな角度から問題が発生する。



Kaiはもう今年が最後だけれど、そんな事は関係なく、

この保育園の存続を願わずにはいられない。



メールアドレスが記入されていたので

そこに保育園を救う為のメールを送ろうかと思っている。




客観的に見て、

オーストラリアはヨーロッパほど頻繁にいきなりストライキを

行ったりする国ではないけれど、それでも何か間違っていたり、

おかしな事があったりしたら声をあげて立ち上がる国。




この国は個人社会だけど、

こういう時のまとまりは素晴らしいと思う。

大いに応援したいところ。




日本も労働者が権利を主張し、

もう少し強くなれる社会であれば

「過労死」や「うつ」などの社会問題が少しは

解決されるのではないか・・・




と何となく思わずにはいられなかった

今日このごろ。


数日前、ドイツ系庶民派スーパーマーケットALDIで

買い物し、レジで順番を待っていたところ、いくつかの花束が

付近に売られているのが目に付いた。



今までベルトコンベアーみたいなやつの上にいそいそと商品を

置く事に集中しすぎていた為か、

そこにあったのは知ってたけど、特に注意を払わなかった。




時々、旦那から花をもらうのは大好きだけど、

自分で買う事はなかった。

特に切花は最初美しいだけに、枯れていくその姿を

見るのがなんとなく悲しいし、

「捨てごろ」を見極めるのが非常に難しい。



いくつかのお花が枯れてしまっても、

あとの花は元気だったりするから・・・。

そういう時は枯れたお花だけ切って処分するのだけれど、

やっぱり最初のゴージャス感は薄れてしまう。

だからやっぱり悲しい。



とうとう「その時」が来てしまったら、

いよいよゴミ箱に行ってしまうんだけど、

その時は何とも「ごめんね」感が強く捨てる時に非常に心が痛む。

ごめんね、お花。そしてくれた人にもごめんね。と。




こんな理由から切り花とは何となく距離を置いていたけれど、

今回目の前にあった花束はなんとすべて5ドルだった。

特にセールとかじゃなくいつでもこの値段っぽい。




近くでその花たちを見てみた。

とってもかわいい。

「買って!」と言っているような気がした。




それに5ドルで花束なんて!

今時カフェでお茶したってそれくらいする。(主婦目線)



そんな安値で売られて花束たちには少し同情するけど、

彼らの目的は無造作に他の花束たちと水のバケツに

突っ込まれている事じゃなくって、

キレイに飾られて日の目を見る事。

そうじゃないとここまで咲いてきた意味が無い。




そんな事をぶつぶつ思いながら買ってみた。




白い菊系の花。




菊は日本では仏様にお供え用の花っぽいけど、

ここオーストラリアでは仏壇も特に存在しないので

「フツーに飾る花」として扱われている。






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5ドルでハッピー。




こりゃ、いい。




やっぱり捨てる時は一瞬「かわいそう感」に浸る事は

まちがいないが、取りあえずは自分で買った物だから

くれた人にごめんねと思わなくて済む。気が楽。




小さなバラの花束もあったので

今度はそれを買ってみようかなと思うけど、

今度旦那が花束をくれるときに私の感動が薄れない程度の

頻度の花購入が最適かもしれない。




5ドルあれば「ミルク4リットル買えるのに!」

と思うんじゃなくて、

「お花でも買おうかな?」と思える主婦でいたいと思う。



「見て!見て!マミー!僕すごいでしょー!」





と息子のKaiが言うので大急ぎでかけつけた。







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「大道芸人」らしい。





相当楽しんでいたようなので、





私は





「将来コレで生計立てるとか言い出さないでしょうね・・・。」

と少し心配になった。

私は女きょうだいの中で育ったからか、

「男同士」に憧れる。



何と言うかネチネチしてない、

さっぱりと純粋な感じが好き。




「うぃっす!」な関係。





(↑よって、眉毛を整えるような男子の事ではない。)





女子同士がヒソヒソ話をしてるのより、

男子同士が何か話している方が

「なに?なに?なに話してるのー?」

と気になる。




そんな私だから「旦那&息子のKai」を

客観的に見学するのは相当楽しい!




ところで、





毎朝Kaiは必ず旦那と朝食を食べる。




ちなみに旦那はWeetbixという決しておいしくはないシリアル。

その後トースト。炭水化物だらけ。




Kaiは日によってWeetbixの時もあればヨーグルトや

ポリッジ(オーツとミルクのお粥)の時もある。

それに必ずフルーツ数種入れたりする。その後トースト。




自分達のトーストに

一生懸命バターやジャムを塗っている

ウチの男子二人。




        ↓



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                          親分&子分



Kaiは今のところ台が必要だけど、

それがいつか必要でなくなり、

身長もぐんぐん伸びて旦那級になるんだろーな。

寂しいわ。




いや、でも・・

それはそれでますます「男同士」っぽくなり

観察が楽しかったりするのだろうか??




それにしても・・・





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小さい子供は表情が豊かである。





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それに比べて旦那ときたら・・・

間違い探しができるくらい同じ。(上二枚の写真参照)

違いといえば、旦那のトーストが二枚目の写真では消えている事くらい。



歳を取ると表情筋がにぶってくるのだろーか?




とにかく、

どーしたって、この二人を眺めているのは楽しい!





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「あ~ら、Kaiくん朝からチョコレートこんなに塗っちゃって~!」




と思った方、ブッブー。




実は、こーいう野菜の発酵食品。↓




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「プロマイト」。



良く知られている「べジマイト」より匂い(臭い?)や癖が

あまりないらしい。(旦那談)




とにかく、

毎朝我が家はこんな感じで過ごします。





追記:  


 私のお友達Yukaさんが

 私達家族の事を記事にしてくれてます。(ありがとー、Yukaさん!)

 よろしかったらコチラ からどうぞ!


昨日の記事で「設定できますよー」

のコメントを下さった方々ありがとうございましたー。




一応プライバシー設定では友達しか見れないように

してるのですが、そこまで設定できるなんて知りませんでした。

ああ、私って相当時代についていってないし、こーいう事に

相当疎いと思います。





こーいうのをガンガンやりこなせる人には

超便利なコミュニケーション手段なのでしょうけど、

しょせん使いこなせていない私には「ブタに真珠」

でしかないのかもしれません。





フェイスブックは今後おそらくサヨナラすると思いますが、

ブログは地味に続けていきたいと思いますので

宜しくおねがいします。