文章にすると何ともない言葉だけれど
実際に耳にするとイラっとすることもある。
そんな素敵なことに気付かされたので
シェアしたいと思います。
同僚社員の杉本君が
「なんやねんあのおばはん、むかつくわ~」と怒っていたので
理由を聞くと
あるおばちゃんから「桃屋のキムチの素あるか?」と聞かれ
売り切れていることを伝えると
「それを買いに来たのに・・・」と言われたようです。
というわけで杉本君は怒っているのです。
このように文章にすると
えっ、何?そんなどうでもいいことで怒っているの?と思うでしょうが
悲しいことに僕は彼の気持ちが分かるのです。
お客さんはさもそれだけを買いに来たように口にするのですが
なんとなくそれが僕たちを軽く責め立てているように聞こえる時があるのです。
被害者妄想とおもわれるでしょう。
そんなことでいちいち怒っていたら身が持たないと思われるでしょう。
でも、それが人間なのです。
「それを買いに来たのに」は
「せっかくそれだけを買いに来たのにその私の気持ちを裏切りやがって、どないしてくれるの?」に聞こえてしまうというわけです。
あと、杉本君も品切れをさせたくてしているわけではないので腹が立つのでございましょう。
そんな気持ちが分かる僕も人のことがいえず、些細なことで腹を立ててしまいます。
まだまだ人間が出来ていない僕たちのお話しでございました。