先日記事にした
アルバイトの岡村君の
財布が事務所から消えて
警察を呼んだ件の
犯人が逮捕されました。
もう1か月近く経つので
どうせ警察はもう動いていないだろうと思っていました。
警察は事件があった当日だけ指紋をとって聞き込みをして
それから1週間たっても2週間たっても音沙汰無し。
警察ってそんなもの。
警察に連絡しても
「なにか進展がありましたらこちらから連絡します」
と言われたけれど正直言って信用できない。
もっと大きな事件でないと
警察は本気を出してくれない。
今までの経験上そう思っていました。
そんな警察署に岡村君は乗り込んで
「あいつが絶対に怪しいです」と
先月末に辞めた佐藤君について怪しい理由を説明したようです。
事件があってから自分と同じ日のシフトは
急に体調不良で休む。
やましい気持ちがあるから自分に会いたくないのではないか？
今まで週５のペースではいっていたくせに
急に都合よく親に言われたからとバイトを辞める。
親に言われたと言うのは嘘で財布を盗んだことがばれるのが嫌で
職場から消えたのではないか？
ということで、警察は重い腰を上げ
佐藤君の家まで出向き親を含めて
事情聴取をすると
「僕がやりました」と自供をしたようです。
そして昨日、事務所に警察と一緒にやってきた佐藤君。
何をしに来たかと言うと
事務所で実際に財布を盗んだところを指さしている写真を
警察が取りに来たのです。
そして店長不在のため
僕に警察に促され謝ってきました。
「二度とそういうことはするなよ」と言いました。
警察の話によると
財布はお金を抜き取った後
店のゴミ捨て場の中のゴミ袋の底に入れたと言うことです。
どうりで、店内も事務所もどこを探しても見つからないわけです。
今後、財布が消えたときはゴミ捨て場のところも見た方がよさそうですね。
財布にはお金以外に免許証や様々なカード類がはいっていたようで
それらは、佐藤君の親がそれなりの金額で解決金として支払うことになりました。
そして佐藤君が警察官に連れられて事務所に入って僕と話したのは
その時にいるアルバイト・パートさんが知るところとなりました。
「熊さん、佐藤君が犯人だったんですね」と次々に言われたので
今店にいるメンバーは仕方ないとして
これ以上他の人たちにこの件のことは話さないように言っておきました。
佐藤君は未成年でもあるし、やったことについては許されないことだけれど
二度とそのようなことをすることなく
この町で真面目にやってもらいたいという思いもある。
なので罪は罪として償ったうえで、これ以上は話を大きく広めたくないという思いがある。
ましてやこの件をブログやツイッターなどのSNSで広めるなんてもってのほか。
彼にはまっとうな人生を歩んでもらいたい。
それにしても、この手の事件で警察がきちんと犯人を逮捕できたことに
驚きを感じました。
僕は常日頃から
「うちの〇〇府警は仕事をしない」と愚痴っていましたが
今回ばかりは
警察・・・なかなかやるじゃないか。
と思った訳でございます。